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甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

かずさんの街散歩vol.56

2024-12-27 09:09:17 | 紹介

こうふ亀屋座編


 

こんにちは。今年度の市民レポーター、「かずさん」こと武田和巳(71才)です。私は2022年10月で市のホームページに掲載されている『甲府市ウォーキングマップ』31地区のコースを歩きブログにまとめました。引き続き健康のために甲府の街を散歩しながら、新しい発見をする”目標に甲府市の魅力をご紹介していきます。

 

甲府市31地区コースのブログはこちらにまとめて掲載されています。是非ご覧ください。

 

 

****コースの紹介****

今回は広報こうふ1月号の「とびだせ!市民レポーター!」で取材した「甲府城南側エリア」について、載せきれなかったところを中心にご紹介します。

 

●「甲府城南側エリア」の概要

現在、山梨県社会福祉会館と甲府税務署跡地に整備が進められている「甲府城南側エリア」は、「歴史文化交流施設(愛称:こうふ亀屋座)」「飲食物販等施設(名称:小江戸甲府花小路)」「交流広場」からなり、令和7年4月オープンの予定です。甲府城周辺から武田神社や甲府駅周辺、遊亀公園などをめぐり、甲府の歴史や文化を感じられるようなまちづくりを目指しているそうです。

2024年12月末まで、市役所1階の展示スペースにジオラマが展示されているので、ぜひ見てみてください。

●歴史文化交流施設“こうふ亀屋座”

木造2階建ての約120人収容可能な演芸場で、舞台や升席が設置され、落語や音楽等の発表の場としても楽しめそうです。

「こうふ亀屋座」は江戸時代に甲府(現在の若松町付近)に実在していた芝居小屋の名前「亀屋座」が由来となっているそうです。当時は「甲府で流行った芝居は江戸でも流行る」と言われたほど、賑わいがあったそうです。

※「亀屋座」については下記を参照してください。

https://rekishinomichi-yamanashi.jp/ja/spot/1-144.html

建材の一部には県内産の木材が使われており、太い梁、白木の綺麗な柱も見所です。白木の柱は長い年月であめ色に変色し重厚感が出ると思います。また、1階には6畳ほどの多目的室も作られるそうで、様々な用途に対応できるのではないかと思います。

●飲食物販等施設“小江戸甲府花小路”

黒を基調としたシックな木造2階建ての建物が9棟でき、18のテナントが出店を計画しているそうです。甲府城を中心として城下に栄えた小江戸甲府の雰囲気や賑わいを感じながら、郷土料理、ジュエリー、着物、ジェラート、フルーツなど食事や買い物が楽しめるエリアになる予定です。

北側には、行燈(あんどん)ができていました。台座は石積みでできており、甲府城の石垣と調和していました。

●交流広場

こうふ亀屋座を囲むように交流広場ができます。オープンスペースとして、ブースやキッチンカーによる出店、各種イベントが開催できるそうです。

  • 取材の感想

甲府城南側エリアの整備については「小江戸甲府城下町整備プラン(令和4年6月)」の中で詳しく示されており、甲府市の街づくりの考えがよくわかります。

小江戸甲府城下町整備プラン(令和4年6月):https://www.city.kofu.yamanashi.jp/shoko/documents/plan3.pdf

 

 

甲府の歴史は、

  • 1519年12月20日(こうふ開府の日)に武田信虎公が躑躅ヶ崎(現在の武田神社周辺)に館を移し、館の南側に武士や町人が住む城下町ができたのが始まり。(甲府駅北口エリア)
  • その後、武田氏が滅び1590年初頭に豊臣秀吉が甲府城を築城し、これまでの城下町の南側に新たな城下町が形成され、徳川家康の支配下となった。。
  • 柳沢吉保が甲府城主となった宝永元年(1704年)以降に大規模な都市整備が行われ、現在の甲府市街地の基礎が形成された。(甲府駅南口エリア)
  • 明治時代に甲府城外郭を埋め立てて新市街地を作る。(春日地区、相生地区など)
  • 昭和20年7月の甲府空襲で甲府市街地は一面焼け野原となったが、終戦後にほぼ現在の市街地となり、正の木祭りで賑わう遊亀公園付近まで復興された。(湯田地区近辺まで)

 

このように甲府市は時代とリンクして栄えてきた街で、甲府駅南口エリアが開発されることにより、甲府駅北口から甲府駅南口そして中心市街地と人が連続して回遊でき、「歩きたくなるまちなかの創出」が期待されるそうです。

レンタサイクルも準備されるそうなので、甲府の歴史を感じながら武田神社、甲府城、商業地区の春日地区から遊亀公園と楽しめることと思います。

甲府市最大級のイベント「信玄公祭り」や「小江戸甲府の夏祭り」の来場者も楽しめる場所になると思います。「こうふ亀屋座」でこけら落としが行われる祭には是非行きたいと思います。

建築の様子は舞鶴城公園天守台からよく見えます。甲府市役所10階からは残念ながら建物の陰になり見えませんでした。

 


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水素のまち甲府!水素実験教室 atこうふグリーンラボ

2024-12-24 10:43:49 | 紹介

〜甲府の魅力はっけん!子どもとおでかけ〜


こんにちは!市民レポーター武居みおです。

8歳と6歳の2児のママ目線で、子供と一緒に、家族と一緒に出かけたいと思う甲府市のスポットを紹介していきたいと思います。

今回は、12月15日に甲府市上町のリサイクルプラザ内にある、こうふグリーンラボで行われた「親子で楽しむ!冬の水素実験教室!」に参加した様子をリポートします。

このイベントはゼロカーボンを推進する甲府市で、小学生に水素に親しみ、興味を持ってもらおうと、水素のお兄さん「とびchan.」とコラボしたものです。普段学校でも水素を学ぶ機会が少ない中、科学が大好きな小学生がたくさん集まり、賑やかに開催されました。

山梨大学出身で、水素についてわかりやすく教えてくれる水素のお兄さん「とびchan.」です。

まずは、水素クイズから!大人も子どもも真剣に考え、盛り上がります。

皆さん、正解がわかりますか?

 

答えは、Bです。

水素はHe(ヘリウム)より軽いため、より声が高くなるそう。でも吸うのは危険なので真似しないでくださいと言っていました!

水素は、地球上で一番軽い気体。水素で膨らませた風船は軽すぎて、天井にずっとくっついていました。その様子を見た子どもたちは水素の軽さがよく実感できたと思います。

 

クイズの後はお待ちかね実験タイム!水から水素を作ってみます。

実験で使った器具

水に塩を入れてかき混ぜ、準備完了です。

手動発電機を使って、電気を作り、水素を発生させていきます。どうなるか、自分で予想してやってみましょうと声掛けがあり、「ぼこぼこ泡が出るかな?」「鉛筆燃えないかな?」と考える子どもたち。

鉛筆の芯の部分に気泡が付き、液面からも泡が発生しました。この時発生したエネルギーを使って電子オルゴールを鳴らすところまで実験を行いました。今回のイベントでは、目では見えない水素をいろいろな方法で体感できるように工夫されていて、大人も子どもも楽しみながら学ぶ事ができました。

甲府市では様々な「水素」の取り組みが行われており、次世代エネルギーとして今後も注目されていくので、このようなイベント等を通して水素の良さや知識が広まるといいなと思いました。

来年2月にもイベントが開催される予定とのことなので、興味のある方はこうふグリーンラボのホームページをチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

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こうふのeco 甲府市温暖化対策情報サイト はこちら▼

 https://www.city.kofu.yamanashi.jp/kankyosesaku/kofugreenlabo.html

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富士を望む秋の絶景!昇仙峡ハイキングで自然満喫

2024-12-05 13:19:22 | 紹介

〜外国人視点の甲府の魅力!


★自己紹介★

こんにちは!市民レポーター”CHIKA”です。

5年前に台湾から山梨に移住し、3歳と7歳の子供たちと一緒に、家族全員でお出かけを楽しんでいます。常に大自然や山に囲まれた生活を送ることは、新鮮な体験です。今回は、外国人の視点から甲府の魅力を見つけて紹介したいと思います。

昇仙峡は甲府市、さらには山梨県を代表する自然景観の一つで、国の特別名勝に指定されています。「平成百景」で第2位に選ばれたほか、「観光地100選  渓谷の部」では第1位に輝き、「環境省認定 名水百選」や「日本遺産」にも選ばれています。毎年秋には多くの観光客が紅葉を求めて訪れ、その美しさに魅了されています。

2024年の秋は気温が高かったため、紅葉が例年より1週間ほど遅れました。ようやく11月中旬に秋らしい涼しさが訪れ、紅葉を存分に楽しむことができました。

今回の旅では、あえてあまり知られていないハイキングコースを選び、ロープウェイの喧騒を避け、秋の山林の静けさを味わうことにしました。

地図にあるように、私たちはロープウェイを使わず、登山をする道を選びました。このコースはあまり知られていないハイキングルートの一つです。

私たちの旅は、昇仙峡ロープウェイ駅の近くにある登山口から始まりました。このルートは意外と人が少なく穴場で、道中の観える景色は本当に素晴らしいものでした。山道に足を踏み入れ、まず見えてきたのは、地元の集落でした。集落の家は景色の中へ溶け込み、都会とは違った安らぎのある雰囲気を醸し出していました。集落の近くを通る際は静かに行動し、地元住民の生活環境を尊重しましょう。

山道を進むと、木々が織り成す緑のアーチが広がります。道の両側には重なり合った岩と清流があり、水のせせらぎが静かに旅を彩ってくれました。約1時間歩き、私たちはロープウェイの終点である「富士山遥拝所」に到着しました。

ここは少し開けたスペースで、富士山を眺めることができます。特に晴れた日には、遠くの山々と青空が一体となり、自然の絵画のような景色が広がります。少し休憩をして水分を補給した後、この旅の最終目的地である白砂山へ向かいました。

富士山遥拝所から白砂山までは約1時間の道のりです。この区間は先ほどの山道よりも急勾配ですが、その分、景色はさらに壮大です。歩みを進めるたびに、秋を感じることができます。山全体を覆う紅葉は、まるで山林に豪華な錦をまとわせたようで、時折見える山肌の岩は時間が刻んだ芸術作品のようです。

途中で、形が特異な古木に出会いました。その枝は交差して大きな「X」のような形をしており、旅の思い出の一つとなりました。自然の神秘にはいつも驚かされます。時折立ち止まって美しい森をじっくりと観察しました。

標高986メートルの白砂山に到着したとき、空は澄み渡り青一色でした。山頂に立ち、遠くまで見渡すと、昇仙峡エリアを一望できます。谷間を流れる曲がりくねった清流は、銀白色のリボンのように静かに流れ、雄大な景色に柔らかさを添えていました。両岸の紅葉は深紅や橙色に染まり、層をなして、山林を鮮やかに彩っていました。

富士山の雄大な姿がはっきりと見え、わずかな白雲と陽光の輝きで神々しく見えました。この瞬間、これまでの苦労がすべて取るに足らないものに感じられ、自然への感謝と畏敬の念で満ち溢れました。晴れた日に富士山の全景を見ることができるのは、まさに幸運であり、贈り物のようです。

昇仙峡の白砂山ハイキングルートを通じて、改めて山梨県の美しさと独自性を深く実感しました。忙しい現代社会において、自然と共に過ごせることは贅沢であり、そして幸福そのものです。地元の方々も観光で来られた方々も、ぜひ私と同じように、足を止め、この土地の優しさと深い情感を感じていただけたらと思います。

自然が好きな方には、秋の昇仙峡は絶対に行ってほしい場所です。次回行くときには、別の発見があることを期待しています!

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点击这里查看中文博客(中国語のブログはこちら)

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「県民の日記念行事!体験盛りだくさんイベントat小瀬」

2024-12-02 11:32:12 | 紹介

〜甲府の魅力はっけん!子どもとおでかけ〜


こんにちは!市民レポーター武居みおです。

8歳と6歳の2児のママ目線で、子供と一緒に、家族と一緒に出かけたいなと思う甲府市のスポットを紹介していきたいと思います。

 

今回は、11/17に甲府市の小瀬スポーツ公園で行われた、県民の日(11/20)記念行事に訪れた様子をリポートします。紅葉も進み、毎週のようにイベントが行われている小瀬スポーツ公園ですが、県民の日記念行事の日には山梨ヌーボーフェアなども開催され、多くの人で賑わいました。広い公園で行われるので、賑わっていても休憩する場所は十分にあり、県内の名物・農産物の販売もあり山梨を丸ごと楽しめるイベントとなっていました。

ブースがたくさん!悩みましたが、「吉田のうどん」や大月の「お祝いうどん」などをいただきました。本場の味で美味しかったです。

山梨県立リニア見学センターのブースもありました。抽選会の整理券は完売していましたが、ジオラマなどを楽しめました。

今回のイベントでとても貴重だなと思ったのは、消防車の乗車体験などができるブースです。スタンプラリーもしていたので子どもも夢中でしたが、救命士の方に説明を受けながら実際にAEDを操作したり、心臓マッサージを人形に行えたりするブースがあり、普段できない特別な体験ができました。地震体験車もあり、防災の意識が高まる良いイベントだと感じました。

こどもでも操作ができるのがAEDの良いところです。

ちょうど銀杏も色づいていて綺麗でした。秋の気配を感じながら、山梨県の魅力に触れることができる楽しいイベントでした。秋冬のお出かけに小瀬スポーツ公園のイベントをチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

 


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