市民レポーターの村上由実です。
実は私、「認知症サポーター」の証、「オレンジリング」を持っています。
といっても、「認知症サポーター」って何?とおっしゃる皆様も多いでしょう。
私が「認知症サポーター」を知ったのは、平成23年。
祖母が認知症と診断され、日々祖母の様子が変化していくのを感じ、どうやれば理解してあげられるのか、悩んでいた私。
認知症に関する本を読み、頭では理解したつもりでも、心が追い付かない・・・
なぜもっと早く気が付いてあげられなかったのか、自分を責めたりもしました。
そんな時に見つけたのが「認知症サポーター」
祖母のことを少しでも理解したいと思った私は、その後開催された
「認知症サポーター養成講座」
を受講しました。
120分ほどの講座でしたが、講義を聴いたり、映像を観たり。
祖母の様子を思い出しながら、
「そういうことか」
と納得しながら聴くことができました
「認知症サポーター」。
それは、特別なことをする訳ではなく、認知症を理解し、本人やその家族を温かく見守る応援者です。
私が講座を受けた当時、甲府市には5,000人弱しかいなかった認知症サポーターですが、現在は13,066人いて、私もその1人です。
そして、平成30年3月現在、全国には10,151,589人の認知症サポーターがいるそうです。
(全国キャラバン・メイト連絡協議会ホームページより)
甲府市では今年度も何度か養成講座が予定されています。
医師でもなく、介護士でもない。
そんな私にできることはほんの一部かもしれませんが、認知症になっても、周囲の理解やちょっとした支援があれば、住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるのではないでしょうか。
皆さんも是非受けてみませんか。
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認知症サポーター養成講座
http://www.city.kofu.yamanashi.jp/korefukushi/kenko/fukushi/kaigo/kaigoyobo/documents/ninchi.html
平成30年度認知症サポーター制度の日程
http://www.city.kofu.yamanashi.jp/korefukushi/kenko/fukushi/kaigo/kaigoyobo/documents/documents/h30hp.pdf
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