◆『広報こうふ』10月号 取材こぼれ話◆
こんにちは。市民レポーターの 三井玲子 です。よろしくお願いします。
こちらのブログでは、広報こうふ10月号「とびだせ! 市民レポーター!」記事
「甲府駅の“駅長さん”って、どんな人?」取材時のこぼれ話をお伝えします。
取材は、8月5日(月)の午後、駅長室にて行われました。
駅長さんは、現場では「マスター」と呼ばれています。
取材の間も駅員さんたちから、「マスター!」と、たびたび相談や報告を受けていました。
左:駅長の大久保雅史さん 右:三井
実はこの頃、新しい駅長室に移動したばかりの駅長さん。撮影に使用した制帽も、荷物の段ボールの中に入っている状態でした(笑)。
インタビューの後は、駅構内を案内していただきました。
こちらは1番線ホームの裏手にある、「かふふ驛構内図」という銅板製の平面図です。
この銅板は、昭和47年の構内図をもとに製作。当時使用されていた、汽車の方向転換をさせる「回転台」なども描かれています(写真、白線枠の中にある小さい円形)。
銅板の反対側(線路側)には、「かふふ来(幸福)の鐘」が設置されています。
この鐘の前で、駅長さんにポーズをとってもらいました(冒頭の写真参照)。
バッチリきまってますね☆
鐘の台座にある説明書きによると、戦後、駅構内の火災時にこの鐘を連打したところ、大事に至らなかったそうです。
また、鐘の下に飾られているレール(部分)は、甲府駅開業時に使用されていた、ドイツのウニオン社製(1903年)のものだとか。
甲府駅にしかない、貴重な展示物なので、みなさんも1番線ご利用の際はぜひご覧くださいね。
取材の後、甲府駅北口ペデストリアンデッキでは、「ストリートピアノ」の演奏がされていました。
※撮影はご本人(青柳大空さん)の許可を得ています
高校3年生の青柳大空(そら)さんが発起人となって実現した、期間限定の「ストリートピアノ」です。
だれでも自由に弾くことができます。
今回は8月末までの1カ月でしたが、今後も続くといいですね。
私も1曲、「暁の鎮魂歌(進撃の巨人)」を弾いて玉砕…。
青柳さんみたいに上手に弾けるよう、もっと練習しまーす!
ところで、みなさん。甲府駅の駅名標が新しくなったのをご存知でしたか?
(甲府開府500年の節目に新設された、筆文字の「甲府駅」)
こちらの新駅名標は、甲府市在住の書家・大橋洋之さんが手がけました。
「県都の顔として、県民や山梨を訪れた人に親しんでもらおうと書いた。近くには信玄公像もあり、堂々とした印象にして躍動感を込めた」と、大橋さんは制作されたそうです。
躍動感のある新駅名標とともに、私たちも新しい時代を築いていきましょう。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
(三井玲子)