◆いざという時の備え、できていますか?◆
市民レポーターの村上由実です。
9月1日は防災の日。
1923年9月1日に発生し10万人以上の死者・行方不明者を出した「関東大震災」に由来し、台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、
それらに対処する心構えを準備する日として、1960年に制定されました。
最近の災害というと、西日本を中心に全国的に広い範囲で記録的な大雨となった「平成30年7月豪雨」が記憶に新しいところでしょう。
甲府市では毎年8月の最終日曜日に総合防災訓練を実施しており、今年は8月26日に行われました。
今年私は地区会場訓練に参加し、炊き出し訓練を担当しました。
「炊き出し」というと、大鍋を使う力仕事というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、最近はこんな段ボールに入った便利なセットがあるんです。
説明書もついているので、初めてでも安心
まずは説明書に従ってアルファ米をセット。
続いて具材を入れます
こんな状態ですが、お湯なら15分、水でも50分程度で戻るとのこと。
具もカラカラですが、ほのかに甘い混ぜご飯の香りがします
早速お湯を入れ、封をします。
15分後開けてみると…
約50食分のホカホカ「田舎ごはん」ができました。
また、別の場所では救助訓練や初期消火訓練なども行われていました。
そして、訓練の最後は参加した皆様にご飯や飲み物などを配布します。
ほとんどの皆様がリラックスした表情を浮かべていましたが、もし本当に災害が起きた後だったらと考えると、怖くならざるを得ません。
訓練だけで済むのが1番ですが、いつか来るかもしれないその日に備え、きちんと準備をしておかなくてはいけないな、と改めて感じました。
帰宅後私は自宅に備えてある非常時持ち出し品の確認をすることに
何年か前に用意したリュックでしたが、実は開けるのは初めて(^-^;
軍手や救急セット、レジャーシート、レインコート。
ホイッスルや万能ナイフ、簡易トイレやウォータータンク、防災ラジオも用意しています。
そして、非常食。残念ながら、全て賞味期限が切れておりました…
こちらの3つも使用期限切れ。家庭用消化具、カイロ、加熱袋です。
それから、もう使い物にならないものを発見
これでは私のスマホ、充電できません…(‘_’)
「災害」というとどこか他人事のように思ってしまいがち。
でも決してそんなことはないのです
365日災害のことを考えるのはなかなか難しいかもしれないですが、少なくとも年に1度は防災についてゆっくり考える時間を設けてみてはいかがでしょう。
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- 我が家の防災マニュアル
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/bosaitaisaku/bosai/bosai/wagayanobousai.html - 甲府市総合防災訓練
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/bosaitaisaku/bosai/201808.html - 甲府市防災ポータル
https://kofu-city.secure.force.com/ - 内閣府 防災情報のページ
http://www.bousai.go.jp/index.html
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