★ Zoom Up ☆ KOFU 市民レポート ★

甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

『育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ~“お”の巻』その壱

2012-06-29 09:45:00 | 育母百科
 新米ママたちに捧げるエッセイ  

市民ブロガーのジョンけけです。
甲府の新米ママたちに捧げるエッセイ書きました。
※エッセイについて詳しくはこちらをご覧ください。

旬のお花から

~アジサイの香りってわかりにくいのね~
“お”の巻ですから、やはりこちらも、“お”の花でまいります。
「“ア”じゃん」
またか、とお思いでしょうが、そうなんです

ここは甲府市民なら涙がでるほど懐かしい、通称“太田町公園にある動物園”なんです。
正式名称は、甲府市遊亀公園附属動物園といいます。

大正8年からやってます。
なんと日本で4番目に古い動物園

遊ぶ亀の公園と書いて“ゆうきこうえん”。
確かに入園してすぐの所で亀が遊んでました。アジサイと。

太田町公園にある動物園のアジサイ。
アジという種類のサイではありません。念のため。

漢字にすると紫陽花です。
花を愛でているのはケヅメリクガメという種類のカメなのでした。

 


~ちょっと眠いからおうちに入りたいんだけど、まだ入れないのよ~
手前にぱらぱらっとあるのがもう名残りのパンジーです。
チンパンジーではありません。

“アフリカゾウのさかさまつげ”の中ですので、
せっかくだから、ゾウさんに登場していただきました
名前はテルさん。種類は…アジアゾウでした。



~笹だけじゃなくて、ときどきはこの新芽も食べちゃうんだ~
清々しく揺れる葉は樫です。木です。
花ではありませんが、人気者のレッサーパンダに免じてお許しください
出演は茶太郎くんでした。



~こっそり咲いたパンジーだって守るのであります!~
あごのラインも頼もしい、おまわりさんとおぼしきこの雄姿。
見過ごせなくてご登場いただきました。

でも、彼が本当に守っているものは・・・

~“ゆうえんち”の平和を寝ずに守っているのであります!~
動物園の奥にある遊園地です。
おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさと、
忙しい現代社会に取り残された寂しさとが同居する、
摩訶不思議なスペースです

さて、おまわりさんはどこにいるでしょう・・・
平和な時間が流れていました。ごくろうさまです

ということで、今回の動物、いえ、花の名は・・・

命名
『おおたまちの動物たちより出しゃばらないアジサイと仲間たち』
 
動物っておもしろい
それを見る子どもたちの動きもまた興味深いものです。
動物も、子どもたちも、何を考えているのでしょう。

たまには、太田町の動物園にお出かけください
近いし、すいてます。
これって、子連れのお出かけには一番重要な要素ですもの。

それでは、新米ママと赤ちゃんのエッセイ、“お”の巻、始めます!

********************************
   『“随筆”育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ』 
  
                     ~“お”の巻~
********************************

おいてけぼり=置いてけ(き)ぼり。

主に若い女性が母親になったことを後悔している心理状態の一種。
まだぐにゃぐにゃで一日中泣く飲む寝るしか行動パターンのない我が子を前に
「こんなことならOLやめるんじゃなかった」と
美容院どころか化粧さえできない現状を嘆く気持ち

自分以外の全ての人々が
百花繚乱のお気楽な社会生活を営んでいるに違いないと思い込んでいる。

フタを開けてみりゃ、いずこも目くそ鼻くそ状態なのだが、
フタを開ける気力さえ萎えている状態

だが、後悔した時点の年齢が若ければ若いほど、
数年後には我が子というターボエンジンを搭載し、
想像を絶するほどのママちゃんパワーで
ひたすらOL街道まっしぐらの女子をあっさりと抜き去り、
置いてけぼりにしてしまう無限の可能性を秘めていたりもするので、
母親になった自分と子どもとのコンビネーションを信じて
その瞬間を楽しみにしていよう

歩いてきた女の道は一本道でも、
これから行く道は何通りもあるので心配は無用

ただし、道の入口は見落としやすいから
うつむいてばかりでは絶対にダメなのだ

子守をしながらジュウタンの埃取りをコロコロする間に顔を上げ、
テレビや新聞をチラ見していよう。

そんなある日、唐突にひとつの入口がぽっかりと戸口を開けて
待っていてくれたりすることもあれば、
幸運の女神が物凄い勢いでその戸口を通過することもあるのだ。

ちなみに幸運の女神には前髪しかないらしいのでつかむのは至難の業。
しかし、日頃から心に磨きをかけていれば必ずつかめる。
努力とはこの力のことである

母親は一日にして成らず。
でも、心配いりません。
ちゃんと育っていけますから。
子どもがちゃんと“お母さん”を育ててくれますから

(つづく)

◆◇◆甲府市内の子育て関連情報◆◇◆
≪イベント≫
2012年7月5日(木)~7月7日(土)
七夕まつり
2012年7月18日(水)
子ども☆わくわく映画会
2012年7月24日(火)
育児のツボ教えます(育児相談)
2012年7月27日(金)
夏休み小学生電気安全教室

≪ 教 室 ≫
まちなか健やかサロン健康教室日程
パパママクラス
子育て支援施設

 


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梅雨にぴったり蛍公園

2012-06-27 10:20:00 | 公園
 滝戸川佐久蛍公園  

おでかけ大好き“公園ソムリエ”のなでしこママです。

毎日、雨・あめ・アメ
子供と家にこもりっぱなしで、もう、親も子も、滅入っちゃう。 
そこで、今回は、梅雨の合間に楽しめる公園を紹介します

今日のおすすめは・・・
旧中道町、下向山町の「滝戸川佐久蛍公園」です

ここは、滝戸川沿いの里山の公園。
とても落ち着いていて、静寂、小鳥の鳴き声だけが聞こえます。

園内に、小川が流れ、木道があります。
今の時期は、特にあじさいが満開で、とてもよい雰囲気。
鎌倉を思わせるイイかんじなんです。

 

滝戸川におりていけるので、石を投げたりと川遊びもできます。

 

ただし、残念なのは、蛍は生息していないとのこと。
(地元のおじさんが教えてくれました。)

また、遊具もありません。


▲ 東屋 


▲ 駐車場6台あり トイレは簡易式

 【場所】甲府市下向町3913(中道支所近く、てんじん橋を渡って川沿いに入る)

 

◆◇◆ おまけ ◆◇◆

もし、雨が降ってきたら、近くの「ふれあい健康の杜アネシス」に行ってみて

ここは、甲府市第3の幼児教育センターで、室内に幼児コーナーがあります。
(イベントや親子教室も開催されています)

畳の部屋も別にあって、お弁当食べたり、お昼寝させたりもできます

同じ建物に老人のデイサービスセンターがあったり、外には、ゲートボール場があって、
おばあちゃんたちも、のんびり過ごしています

 

【場所】下向山町910(精進湖線358号から曽根丘陵公園方面に入って、スグ左側)

※中道つどいの広場に関するご案内 (画像をクリックすると大きな画像で確認できます)

 


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みっちゃんの道草 ~何度でも行きたい場所 2 ~

2012-06-11 10:10:00 | 地域スポット
 そうだ!昇仙峡に行こう!! 

★本日の一枚☆


-昇仙峡にて凛と咲く、ヒトリシズカ-

昇仙峡を取り巻く観光施設


:: 見る人を惹きつける昇仙峡の施設:::

パート1では昇仙峡の渓谷美をガイドさんが紹介してくれましたが、
仙娥滝の上にある観光施設も魅力的です。

私のオススメは、ファンタジーあふれる「影絵の森美術館」
日本のゴッホとも呼ばれる山下清の貼り絵や、
竹久夢二の絵画もステキなんですが、
中でも世界的影絵の巨匠、藤城清治の影絵は圧巻です。
様々な色が織成す光と影の芸術は必見ですよ。


▲「昇仙峡 影絵の森美術館」

※レストラン内 影絵サロンにて
自由に撮影可

▲天地創造



ワインも飲みたいっ!という欲張りな人には、
試飲が無料でできる「山梨ワイン王国」がオススメ。
仙娥滝側もロープウエィ側も、両方すごいんですよ

ガイドさんのイチオシは、仙娥滝側のワイン王国。
なんとショップの中から滝口を見ることができるんです
これは貴重。しかも無料でワインやジュースのサービスもあるんですよ~



 
▲仙娥滝の滝口


ロープウエィ側のワイン王国へ行く時、私はいつも電話予約してます
なぜなら……
イケメンスタッフさんが、とっても素敵なお部屋へ案内して
くれるんですもの。


▲山梨ワイン王国の予約席



ちなみに、予約席は無料です
この日も、背の高いスタッフさんがニコニコ出迎えて下さいました。

「いらっしゃいませ。今日は、たっぷり飲めるよね?」

……えぇと、大変申し訳ないのですが。
取材中ですので、軽めでお願いしますーー

ということでっ。
いただいちゃいました!
SMAPの香取慎吾さんがここへ来て飲んだ時に絶賛したという
伝説の『貴腐ワイン』


▲貴腐ワイン



発酵させて糖度を高めているので、とってもまろやかで
飲みやすいのです。
記念日の時のために一本買おうか、ワインを前に真剣に悩む私。
他にも色々試飲させていただきました

時々、スタッフさんが行うワインコルクのパフォーマンスも
楽しいですし、ドライバーやワインが飲めない方には
濃厚なぶどうジュースやレーズンをサービスして下さいます。

まさに、至れり尽くせりなワイン王国。
昇仙峡を訪れたらもう一度、足を運びたい場所のひとつです。

さて、昇仙峡といえばやっぱり水晶
私のオススメは、水晶の博物館「クリスタルサウンド」です!
この「ミュージアムショップ」で水晶を買うだけのために、わざわざ
4時間以上かけて県外から何度も訪れる人がいるんですが……

それはさておき、伝統工芸エリアの中心にある大迫力
川中島合戦の像は、昇仙峡で押さえておきたいポイントのひとつ。
驚くことなかれ。
この立体像。全部宝石で出来ているんです



▲ミュージアムショップで展示されている
600万キャラットの宝石立体像


その他、「ほうとう会館」では、道場でほうとうの手打ち体験を
することもできますし、「昇仙峡ロープウェイ」では、仙娥姉妹が
出迎えてくれます。
ロープウェイは公式サイトから簡単予約をするだけで
乗車料金が10%割引になるんですよ



▲ロープウェイ頂上から見た景色


そんな見どころいっぱいな昇仙峡へ、ガイドさんは
子どもたちを案内したこともあるんですって。

「私ね。夏に昇仙峡に来てくれた子たちに、『ここは学校じゃないから
アイスを食べながらお話を聞いてもいいのよ』って言ったの。
子どもたち、夢中になってアイス食べてた。
きっと、アイスのことしか覚えていないんだろうなぁ。
でもね。あの子たちが今よりもっと大人になった時、
きっとアイスをきっかけに昇仙峡のことをこんな風に
思い出すんじゃないかしらって、そう思うの。
『そういえば、大自然の中で食べたアイス、とっても美味しかったなぁ……
あの場所はなんて言ったっけ。
そうだ!昇仙峡だ!もう一度、行ってみよう』って」

ふふっ、とそう言って笑うガイドさんは、それこそ少女のようで。
私はそのお話を聞いて、なぜだか、じぃぃんときちゃいました。

そうですよね。
本当に良い場所は、何度でも行って良いんです。
きっとその度に、新しい発見があるから。


本日のオマケ動画


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みっちゃんの道草 ~何度でも行きたい場所 1 ~

2012-06-08 11:15:00 | 地域スポット
 そうだ!昇仙峡に行こう!! 

★本日の一枚☆

-昇仙峡にて凛と咲く、ヒトリシズカ-

レストラン グルメプラザ


:: ワンコインランチ 第一弾:::

おはようございます。
バカしかひかない(?)で有名な夏風邪に今年も罹ってしまい、
後遺症に苦しんでいる主婦レポーターのみっちゃんです。

夏生まれなのに、昔ッから夏が苦手なんですよね。クスン。。

とりあえず、風邪そのものは良くなりつつあるので
まずは滋養をつけましょうということでっ。

今回はまだオープンして間もない甲府合同庁舎の
「レストラン グルメプラザ」に行ってきました


▲「レストラン グルメプラザ」
画像変換サイト 『デコじろう』より
(※転載条件 :ブログ内は自由に転載可)

▲「レストラン グルメプラザ」

山梨県甲府市丸の内1-1-18 甲府合同庁舎1F  
営業時間:11:30~14:00(変動する可能性あり)
定休日:土、日、祝日                                  



甲府合同庁舎の中にある社員食堂というと
ついついお堅いイメージをしがちなのですが、中はとっても綺麗
もちろん、一般の方も食事できます。

看板には、サラリーマンやOLさんが喜びそうなメニューがずらり。
主婦にも嬉しいワンコインで、お得に定食を食べることができます。
この日は、本日のバラエティランチ@八宝菜を注文しちゃいました。


▲「本日のバラエティランチ」”八宝菜”

▲ランチメニュー



お昼時の12時くらいに行っても、席はちゃんと空いていました。
ランチは薄味の上品な味で、健康にも良さそう。

スタッフさんのイチオシは、ランチの小鉢で選択できる生野菜!
新鮮野菜に自家製の「塩麹ドレッシング」をかけるのが、
オススメなんですって。

メニューは日替わりで、まだ開発中のものもあるとのこと。
これからが益々楽しみですね。

 

昇仙峡

:: 渓谷探検スタート!:::

甲府といえば、やっぱり昇仙峡
ということで、今回は観光ボランティアガイドさんに
昇仙峡の見どころを案内していただきました

ガイドさんいわく、マイカーで行く場合、行きはバス通り沿いで行き、
帰りは和田峠沿いで帰るのがオススメなんだそうです
このルートだと、とても綺麗な景色を楽しむことができますよ。

昇仙峡入口には、菅原道真を祀った天神様の社が
ひっそり佇んでいます。


▲菅原道真を祀った天神様の社



まずは、旅の無事を祈って、天神様におねがい

名物のトテ馬車にも出会えました。
現在、トテ馬車は後継者不足に直面しているとのこと。
シャッター通りといい、せっかくの歴史的価値が埋もれてしまうのは
もったいないですよね。


今、昇仙峡は若い力を欲しています
昇仙峡がもっともっと発展して、新たな雇用の場になればいいのになぁ、と。
そんなことを願ってやみません。


 
 
▲「トテ馬車」


さて、昇仙峡渓谷には、奇岩や奇石がいっぱい
全ての名前を把握されているガイドさんは、さすがです。
私も昇仙峡マスターになれるかしら。


 
▲昇仙峡の岩と石


遊歩道のちょうど中間ぐらいに「天鼓林」という景勝地があります。
林の中のあるスポットで足を踏み鳴らすと、ポンポンと
鼓の音のような共鳴音が聞こえてきますよ。



▲「天鼓林」


 
▲足を踏み鳴らすスポット


そんな遊歩道をさらにテクテク進んで行くと……
二人で手を繋ぎながら渡ると両想いになると言われる
「愛のかけ橋」や、人々の尊厳を集める「羅漢寺」など
パワースポットでいっぱい



 
▲「愛のかけ橋」


 
▲「羅漢寺」等


中でも、ガイドさんのイチオシは、羅漢寺の橋を渡って
すぐ右の細い道を真っ直ぐ進んだ雑木林。
秋になると紅葉が真っ赤に色付く、穴場スポットとのことで
お弁当を持ってピクニックするには最適の場所かもしれません。



 
▲羅漢寺の林


石門をくぐり抜け、仙娥滝に至るまでの道は、みどころでいっぱい
岩の中には、時々意外なものが隠れていますので
見逃さないで。
マイナスイオンを身体いっぱいに取り入れて、深呼吸。



 
▲「石門」


 
▲仙娥滝に至る道


そして、昇仙峡において忘れちゃいけないのが
長田円右衛門の存在です。

               

その昔、昇仙峡周辺は非常に険しい山道のみ。
付近に住んでいる人々は、年貢をおさめるために薪を背負い、
一日がかりで甲府城下との道を往復していました。

それを何とかしようと立ち上がったのが、農民の長田円右衛門です。
円右衛門は工事のため、村の名主を説得したり、30もの村々に呼びかけて
寄付金を募るなど、力を尽くしました。
途中、天保の飢饉にみまわれ、中断に追い込まれたこの工事は
やがて9年もの歳月をかけて実を結びます。

新道開削に明け暮れた円右衛門の晩年は、貧しいものでした。
それでも円右衛門は、道の完成後も腰越に「接待亭」を設け、
そこで湯茶の接待をしたり、わらじを売って便宜を図るなど
通行人の世話をしました。
村人たちはそこを「お助け小屋」と呼んだそうです。

               

それこそ、映画や小説にでもなりそうな円右衛門の生涯を、
ガイドさんは目を輝かせながら解りやすく、説明して下さいました。

遊歩道沿いには、そんな長田円右衛門の碑と、
円右衛門を称える漢詩碑を、間近に見ることができます。



 
▲長田円右衛門の碑

まさに……

長田円右衛門なくして、昇仙峡なし。


今もなお、円右衛門が切り拓いた「御嶽新道」を、
私たちは観光で訪れています。

歩きながら見上げる渓谷や巨岩は自然がつくったもの。

けれども、その自然を肌で感じることができる道は、円右衛門をはじめ
先人たちが生活道路としてつくったものであるということを。

そして私たちには、その貴重な景観を保存していく責務があるということを、
忘れないようにしたいですね。

以上、昇仙峡で有名な渓谷美をダイジェストでお伝えしました

パート2では、みんなで楽しめる昇仙峡の観光施設を
紹介していきます~


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