すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

ひなまつり女子会をしました

2013年03月02日 | ごちそう
ともだちを呼んだんですが、 約束の時間を30分たっても現れる気配なし

仕事帰りだし きゅうなお誘いだったのもありますが、 独身女子っぽい行動ですよね。

わたしも独身だったときは、 時間どおりに動くことが苦痛だったし 人を待たせることはなんともおもってなかったな~

じぶんがそれほど時間をたいせつにしていないので ほかの人の時間もたいせつにできないんだよね、 悪気なく。

それが 子育てをしていると 残業中ムダ口を叩くヒマがあったら 一刻も早く仕上げて家に帰りたいとかおもうようになって、 結果としてじぶんの時間をたいせつにするあまり ほかの人の時間をムダに使うことに罪悪感をもつようになるからフシギです。


桃の花をピアノの先生からいただきました。 いただいたときは ただの枝ってカンジでしたが、 ここ数日の陽気で つぼみがふくらんで数輪咲いてます。


ムスメが窓にへばりついて ともだちがやってくるのを待ってました。

親の目から見ると 待たされてるのでフビンに感じますが、 わくわくして待ってるあいだがホントはいちばんたのしいのかもしれませんね。


東直己 『死ねばいなくなる』 で、 賢治という青年が もっとも幸福だった瞬間は、 お祭りに向かうバスを待っている瞬間だったと回想するシーン。

「彼が覚えているのは、町への期待とお祭りへの期待、そしてバス搭乗という三重の幸福の中で、(傘から滴る)滴がダイヤモンドに変わる瞬間を待ち受けるという、ちょっと考えられないほどの幸福な時間を過ごせたことに対する満足感だけだ。

 なにか厭なこと、辛いことに出会う度、賢治は無意識の裡にあの時のことを思い出す。そして、人生には、あんな素敵な瞬間もあるのだから、まだまだ捨てたものじゃない、と思うのだった。」

お祭りのことは忘れているのに お祭りに向かうバスを待っていたその時間を鮮明に覚えてるっていうのがリアリティありますよね。


お料理。 まんなかにあるおひなさまは ムスメが紙粘土でつくりました。

コメント
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