すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

6歳 高所恐怖症 発症

2013年03月25日 | はぼ6歳~7歳(小学校入学)
そういうこともあるのかな~ とお聞きいただきたいんですが、

うちのムスメ6歳、 さいきん高所恐怖症になりましてね。


発覚したのは 小学校の一日体験入学のとき。

先生が報告してくれたんですが、 校舎の3階にあがった瞬間 足がすくんでうごけなくなってしまったらしいです。

先生が言うには 柵状で 下がシースルーで見える手すりだったんで 怖くなったのかな? ということでした。

?? でも 保育園も2階まではそういう手すりよね? 3階だから?


そのときは 一日体験入学という緊張感から そうなったのかな? とおもってましたが、 そのあと 6階建てのショッピングセンターのエスカレーターでやっぱりかたまってしまいましてね。 (それまでは むしろ下を見下ろして たのしんでいた)


オットが言うには 「これは高所恐怖症です、 ざんねんながら」チーン


果ては こーゆー大型遊具にも乗りたがらなくなってきました。



ねぇちー まってよう~


こーゆーのも遺伝なんですかね? オットが高所恐怖症なんで、 わざと観覧車に乗せて 反応をたのしんでた報いなんですかね? (血で血を洗う父娘)


わたしなどは あまりそういう不安障害のようなものがないので、 つい原因さがしをしてしまうんですが

「恐怖・不安はしばしば、他人に了解してもらいやすい説明をつけるのが困難です。高所恐怖症の人に、『どうしてそうなのか』と尋ねても、納得できる答えはなかなか得られません。せいぜい『小さい頃からなんとなく』とか、『何につけ臆病な性格なもので』といったところでしょうか。でも、『性格のせい』では十分な説明になりません。『臆病な性格だけれども、高いところは好き』ということだってあります。ですから原因さがしはやめて、具体的な困難そのものの改善・解消をすすめてゆく方法がむしろ実際的なのです。」

これを 認知行動療法というそうです。


まあぎゃくに結果からかんがえれば、 高いところにじぶんは今いるけど ここから落ちたらどうなる? という想像力が発達してきたってことなのかもしれませんね。


「不安の強い子に、『つまらないことにくよくよしてないで大きな気持ちになりなさいよ』などと言うと、『私はつまらないことにこだわって不安になってしまうダメな人間なんだ』とますます不安な気持ちになっていってしまいます。」

たしかに わたし こーゆーこと言いそう。。。。 自戒します。


「心理とは、トンネルの中に頭をつっこんで周囲が見えなくなっている人をトンネルから引き出して『あなたが頭を入れていた穴はこんなに小さな穴なのですよ。もっと広い世界があり、解決方法もいっぱいありますよ』と知らせることだとも言われています。」

「 」内は 「子どもの不安症~小児の不安障害と心身症の医学~」 久保木富房 不安・抑うつ臨床研究会編


ぼくのは 「慎重」


わたし自身はおおらかな気持ちで でもそれをムスメに強要することなく 見守りたいとおもっています。

まあ、 じっさい そのくらいしかすることないし。
コメント
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