左 日蓮上人 旧蹟
日蓮もここ比叡山で修行をした
よかわ 元三大師道
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2018年4月12日の記事
終南山 悟眞寺
幽霊画といえばすぐ連想するのが円山応挙だが、本命は想像画より自然を克明に写生する写実画で、梅花、鳥獣の中には現代でも傑作といわれるものが多い。
香川県金毘羅宮の障壁画などが有名。
応挙は享保18年(1733)5月、丹波国桑田郡穴太村(今の亀岡市曽我部)の農家に生まれた。幼名は岩次郎。幼少より画を好み、17歳のとき、絵の武者修行をこころざし放浪の旅に出た。その途中、兵庫県城崎郡香住町の名刹・大乗寺(俗称・応挙寺)の密英上人に頼まれ絵を描いた「君は画才はあるが、我流はダメだ。立派な師を見つけよ」とさとされ、京都に出て石田幽汀の門に入り、画法を学んだが、特に写実主義に傾倒し、三井寺円満院門主の知遇を得て、江戸時代後期の画壇に独自の写生画風を大成した。四条通に面した南側が応挙の宅址にあたる。若い頃近くの四条道場金蓮寺の境内に借家住まいをしていた。応挙は門人千名といわれ、呉春の四条派と京都画壇を二分する流派・円山派を成した。
画界ではトップクラスの彼も名誉と金銭には無欲で、性格もあけっぴろげ。家の戸も四六時中あけ放し、夏の夜など近所の人たちが応挙の家をたずね、酒杯をかわしている。
安永6年(1777)、祇園の八坂神社に奉納するついたての絵を頼まれ、ニワトリの雄と雌を描いた。奉納されると評判となり、大勢の人が見に来ていたが、その中でいなかの老百姓が「この画家はニワトリの季節を知らんようじゃ」とつぶやいたのを聞いた応挙はその老人にニワトリの羽毛が季節によって変化するもようを学んだ。ついたては今も八坂神社に保存されている。
曲亭馬琴の『著作堂一夕話』によれば、あるとき鞍馬の老翁が訪ね来て、応挙の描いた猪の寝姿の図をみて、病気の猪であることを指摘した。そこで先日写生した八瀬村を訪れて調べると、その猪は写生した翌日に病死していることがわかったので、改めて健康な猪に書き替えたという。
また応挙が若いとき、馬が草を食べている図を描いたが、一老翁がこれをみて「この馬は盲馬である」という。応挙が訳をきくと、馬は草を喰うときは、草で眼を傷つけるのを恐れて眼を閉じるものだ。この馬は鼻づらを草むらの中に入れ、しかも眼をあけている。これは明盲の馬だろう。」といったので、絵を描きなおしたという。
応挙は四条堺町に住んでいたが、寛政5年(1793)病にかかり、間もなく回復したが、その後は歩行の自由を欠き、視力も衰えた。それにも拘わらず、毎年伏見の梅溪(うめだに)(現伏見区桃山)に梅見に行くのを楽しみにしていた。亀山候依頼の名作「保津川図」を描いて間もなく、寛政7年(1795)7月17日、63歳で没した。遺骸を悟真寺に葬ったのは、応挙が以前に下宿していた先斗町の一文字徳右衛門の縁故によるものと思われる。法名「円誉無三一妙居士」 墓銘には「源応挙墓」と刻されている。子の応瑞、孫の応震らの墓もともに並んでいる。悟真寺はもともと四条大宮西入りにあったが、昭和26年太秦の地に移転し、応挙の墓も移された。また、横綱・谷風梶之助と競った画界と角界の腕くらべなどの話題がある。
出身の亀岡市曽我部町穴太の金剛寺は少年期を同寺で過ごした。
毎年文化の日に作品公開が行われている。
応挙の墓
明治の建立
左から
応誠、応震、応誉、応瑞、応立 の墓
円山応挙 誕生地 と書かれています
円山利一
明治44年7月
源応挙 相続人
2015年2月26日の記事
円山応挙 一族の墓のある寺だが ここは、幼稚園だ 入り口がわからない
悟眞寺はもともと四条大宮あたりにあったのだが、
昭和26年にこの地に移転した来ている
墓も一緒に移転したのだろう
兵庫県 香住町 大乗寺が 応挙の寺として作品などがあり 有名だ
関連記事 ➡ まとめ023 円山応挙
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