今回は、ミヤマナズナ(深山薺)と思う。ん? 思うって? ニワナズナ(庭薺)とかいろいろあるみたいだし、どちらか分かんない! アブラナ科の植物で、日本では一般にアリッサムと呼ばれているという。うーん、難しいねえ。
<2021年4月3日> 美咲が丘
◇ 白っぽい花がミヤマナズナだよ。ん? この構図、見たことがあるぞ! そう、ラベンダーで取り上げている。
ラベンダーはこちら Link先 → 小次郎と春の草花-ラベンダー
ズームインしていこう
◇ びっしりと咲いている。見事だね。
◇ アブラナ科なので、菜の花と同じ仲間だが…、菜の花とは雰囲気が違うねえ。
こんな花なんだ。ちょっと勉強しておこう
【ミヤマナズナ(深山薺)】
◇ アブラナ科ミヤマナズナ属の一年生、多年生の植物。
※ ニワナズナとイワナズナは近縁で、以前はヤマナズナ属に含まれていた。
※ ミヤマナズナ(Wikipediaより)
◇ 原産地は、地中海地方。ヨーロッパ、アジア、北アフリカに分布している。渡来時期は不明。
◇ 開花時期は10~翌春4月頃。
◇ 花色は白又は黄色で、ピンクや紫のものもある。
【名前の由来】
花がナズナ(薺)に似ているから。ナズナって、どんな花だっけ? えーと、ナズナは別名ぺんぺん草とも言われるよね。
※ 画像はネットより
ナズナは、撫でたいほど可愛い花で「なでな(撫菜)」、夏に枯れて無くなることから「なつな(夏無)」の転訛などがある。漢名から「薺」を当てて書く。
改めてミヤマナズナをみてみよう。
◇ よく見たら花の形状は「総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)」だ。「総状花序」はアブラナの特徴なので、菜の花の仲間というのも納得。
お終い
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