こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と赤い実の草木 - マユミ(真弓)-

2023-01-07 20:02:07 | 赤い実の草木

今回は、マユミ(真弓)だ。“赤い実”だが、遠目には“ピンク”に見えた。お家の方に「このピンクはなんですか?」と聞くと「マユミですよ!」とのこと。「えっ! マユミ?」と思わず言ってしまった。マユミは全国の山地に自生し “紅葉” や “実” の観賞用として古くから庭木あるいは盆栽として親しまれてきたという。 枝に柔軟性があり、よく、しなるので弓(丸木弓)の材料として「真弓」と呼ばれた。※「真」は「最高の」意味。

<2022年12月19日> 美咲が丘

まずは、ボクとのコラボだ。お家の方の許可は頂いているよ。

◇ 立派なマユミだね。ボクがかすんでしまうね。

マユミに着目していこう

◇遠目にはピンクに見えたけど、近くだと“赤”の感じが強い。

◇ 正面から

◇ 横から

再度ズームアウトしてから見てみよう。

 

◇ 赤い実が見える

◇ これ、赤い実が落ちた跡のようだ。

◇樹皮はこんな感じ。古木になると味わい深くなるそうだ。

マユミについて勉強しておこう

【マユミ(真弓)】※ 出典:植木図鑑、植木ペディア、他

◇ ニシキギ科ニシキギ属の落葉樹。別名ヤマニシキギ(山錦木)、ユミノキ(弓の木)

  ※ ニシキギ(錦木)は、紅葉の美しさを「錦」に例えて「錦木」名づけられている。同属のマユミ(真弓)も紅葉がキレイという。

◇ 原産地:日本。なお、朝鮮半島、台湾や中国にも見られる。

◇ 樹高は通常3m程度だが、稀に15mにもなる。老木は、幹に裂け目が出来て樹形が味わい深いものとなる

◇ 葉は個体差や変異が多くバラエティに富む。秋には黄色→紅色に変化するが、環境により橙色、黄色にとどまることもある。

◇ 花は、5月頃に目立たない淡い緑色の小花を咲かせる。雌雄異株で花弁、萼片、雄しべは4つ。

◇ 秋(10~11月)にサイコロステーキのような四角い薄紅色の実が鈴なりになり鳥がよく集まる。なお、種には毒性があり長く枝に残る。

◇ ふーん、こんな赤い実なんだ!

【由来】

◇ 弓(丸木弓)の材料だったことから「真弓」と名づけられた。

 ※ 丸木弓:一本の木や竹で作った弓。複合弓:木と竹または動物の腱などを張り合わせた弓

◇ 熟すと四つに裂け、中からオレンジ色の種(仮皮種)が顔を出す。この様子を繭(まゆ)に喩え、繭実(まゆみ)が命名の由来であるとする説もある。

 以下は、以前紹介したもの

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<ラポールの真弓(2020年2月15日)>

 ラポールの受付に、花瓶に活けられた “かわいい花” があった。「なんの花?」と思っていると「これ、マユミですね! 花ではなく実ですよ!」と教えてくれた。一般には赤色とのこと。これ、黄色なので「ヒゼンマユミ(肥前真弓)」という種類のようだ。“真弓”て女性の名前みたいだね。パパの姪にも“真弓ちゃん”がいるそうだ。うむ、こっちは植物だ。

※ ラポール(糸島市・男女共同参画センター)の受付には季節の花が活けられている。

◇ 花瓶とともに、借用して、玄関で、小次郎とツーショット。この時、ミモザも撮ったよ!

◇ミモザはこちら → 小次郎と春の草花ーミモザー

ズームして、見てみよう。

◇黄色の殻の内側は赤色だから、やっぱり「赤い実」でいい?

◇ 赤い実は、萎れているね! ※ 筆者注。これ、もう、一ヶ月くらい枝に付いたまま。落ちないのが特徴らしい。

お終い

小次郎と赤い実の草木 - マユミ(真弓)-


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