今回は、キンポウゲ(金鳳花)だ。キツネノボタン(狐の牡丹)も同じキンポウゲ属で、開花時期はほぼ同じだが、花の大きさや草丈で違いが分かる。学名のラナンキュラスは「小さなカエル」の意味があり本属に属する植物に多く見られる菊葉の葉の形状をカエルの足に見立てたことに由来する。和名の金鳳花は、花弁が光沢を持ち黄金色に輝くことから。因みに“鳳”は、中国の霊鳥「鳳凰(ほうおう)」で、黄金の花がそれ程美しいとの意味がある。
<2024年4月4日>美咲が丘3丁目
全景から眺めてみよう。
◇ ここは空き区画。春になって雑草が伸びてきている。キンポウゲはどこにある? 斜面の中腹だよ。
◇楕円の所にあるよ。ズームインしてみよう
◇こんな花なんだ。狐の牡丹にも似ているけど、花の大きさが違う。ちょっと勉強しておこう
【キンポウゲ(金鳳花)】※ Wikipedia、他
◇キンポウゲ科キンポウゲ属の植物の総称。あるいは、ハナキンポウゲやハイキンポウゲなどの特定の種を指すことも多い。多くは多年生の草本植物だが、一年草や二年草となる種もある。別名に「ウマノアシガタ」がある
◇草丈は30~60㎝で、葉にはギザギザした切れ込みが入っている。
◇原産地は、日本、朝鮮半島、中国、台湾
◇開花時期は、4月~6月。3㎝程の5枚花弁の花を咲かせる
◇花色は、 殆どが黄色または白(中心部は黄色が多い)で、オレンジ色や赤色の花の種もわずかに存在する。
◇有毒植物で、食べると口や消化器に炎症を起こす。
【由来】
◇「金鳳花」は、花弁が光沢を持ち黄金色に輝くことから。因みに“鳳”は、中国の霊鳥「鳳凰(ほうおう)」で、黄金のはながそれ程美しいとの意味がある。
◇「ラナンキュラス」は、「小さなカエル」の意。本属の多くが(カエルがいる)湿地に自生していること、菊葉の葉をカエルの足に見立てたことに由来すると言われている。
◇「ウマノアシガタ(馬の脚形)」は、根もとから出る根生葉の形が「馬の足形」に見えることによるとされるが、実際は似ていないとも言われる。
改めて見てみよう
◇小次郎がクンクンしているところには、狐の牡丹もチラホラ咲いているけど、小さいのよく分かんない。
狐の牡丹はこちら Link先 → 小次郎と春の草花-キツネノボタン(狐の牡丹)-
お終い
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