広島の部分日食

広島では皆既日食は見ることが出来ません。最大８５．７％の食分のようです。それでもけっこううす暗く
なるようでした。日食の始まりは９：４１，徐々に食分され、最も進んだときは、１０：５９。
４６年ぶりの皆既日食は、鹿児島県トカラ列島付近、悪石島。島民の３倍が日食観賞ツアー客だそうで、
水の確保に大騒ぎの様子が、ＴＶ放送されていましたので、ごらんになったことでしょう。

曇りがちであったことが、陽光を弱める働きをしてくれ、まるで日食用フイルターの役割を果たしています。
４００ｍｍ望遠レンズにＮＤフィルターを装着していますが、雲がなければ、白飛びだったでしょう。

７月２２日午前１０時９分、日食後２８分経過しています。高度の低い雲が太陽面を横切っていますから、
月の表面のように見えます。


１０時４０分、日食はかなり進んでいます。


広島での日食最大時間は１０時５９分です。この写真は１１時２分、３分経過した太陽です。うすい雲の動きが
非常に早く、つぎつぎに陽を横切っていきます。


食後半１１時３３分の太陽です。１２時２０分の日食終了まで４７分です。


ＰＥＮＴＡＸ　Ｋ２０Ｄ　＋　Sigma Apo 135-400mm.F4.5-5.6 DG で撮影しています。