南禅院の庭園は法皇遺愛の林泉で、史跡及び名勝に指定されています。築庭に当たって竜田の楓を移植し、
井手の蛙を放ったと伝えられています。池中に心字島を浮かべたもので、夢窓国師によって完成された池泉
廻遊式庭園となっています。
PENTAX K-5 ”雅”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮った。
南禅院の庭園は法皇遺愛の林泉で、史跡及び名勝に指定されています。築庭に当たって竜田の楓を移植し、
井手の蛙を放ったと伝えられています。池中に心字島を浮かべたもので、夢窓国師によって完成された池泉
廻遊式庭園となっています。
PENTAX K-5 ”雅”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮った。
水路閣は琵琶湖疎水という、琵琶湖と京都の間に立ちはだかる山々を抜き、流れる長大な運河に
しつらえられた水道橋です。明治14年当時、京都の水脈はもっぱら地下水か、北方の山々に流れ
を発する川しかなかった。しかし山をいくつか越えれば、日本最大の湖・琵琶湖がある。水路閣が
南禅寺の境内を通るにあたって、純和風で古式ゆかしい南禅寺の境内に、近代的な建造物では
違和感があろということで、反対運動ものもあったようだ。しかし、今と違って政府の力が絶対的な
明治の世の中なのであり、ウムを言わせず断行したとも考えられます。いまでは水路閣は、南禅
寺の境内にすっかり溶け込んでいて、なくてはならない存在なのは間違ありません。
PENTAX K-5 ”雅”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮った。
南禅寺(なんぜんじ)は京都観光では人気が高く、とくに桜・紅葉の名所としても有名です。
桜・紅葉のシーズン中はさらにたくさんの観光客が訪れます。広大な寺域内には三門、方
丈庭園、南禅院などがあります。
※ 亀山法皇が造営した離宮の禅林寺殿を、正応4年(1291年)に寺に改め禅林禅寺
と名づけた。開山(初代住職)は無関普門禅師(大明国師)、開基(創立者)は亀山法
皇。室町時代には「五山の上」として、日本の禅宗のなかで最も高い位につき、五山
文学の中心地として栄えた。創建当時の伽藍は応仁の乱で焼失した。 広大な敷地
に立つ現在の伽藍は、桃山時代の再建がほとんどである。
5間3戸の荘厳な構えの三門は高さ22m。別名「天下龍門」と呼ばれ、日本三大門の
一つに数えられる。現在の門は寛永5年(1628年)、大坂夏の陣に倒れた戦没者を弔
うため、藤堂高虎が再建したもの。廻り縁からは京都の北西部が見渡せ、すばらしい
眺めである。観光で訪れたときは忘れずに一万両の絶景をぜひ見ておこう。なお、石
川五右衛門が歌舞伎で「絶景かな」と称した眺めだが、実際には石川五右衛門がい
た時代には三門はまだ再建されていなかった。
PENTAX K-5 ”雅”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮った。
東寺(とうじ)は正しくは教王護国寺(きょうおうごこくじ)といいます。平安建都の際、都の南玄関、
羅城門(らじょうもん)の東に作られたのです。後に空海が賜り、密教の根本道場(こんぽんどうじ
ょう)とし、現在にいたっております。
五重塔(国宝)は、京都駅前のビルが林立する中でも、木造建築の美を際立たせ、厳然とたって
います。 高さ57メートルの日本最高の塔は、寛永20年(1643年)に、徳川家光が再建奉納した
ものです。講堂(重要文化財)にある、現存する最古の密教彫刻の一群や金堂(国宝)、大師堂(国
宝)、蓮花門(国宝)など見所も多く、境内は史跡に指定されております。
PENTAX K-5 ”雅”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮った。
承和年間(834~48年)の平安初期に道昌僧正が現在の渡月橋より二百㍍程上流の辺に橋を架けた
ようです。当時この橋を葛野橋とか法輪寺橋とも云われて、橋は朱丹に塗られ東北河畔より嵐山一角の
風光を眺望する、すぐれた景勝を展開していたようです。
それから四百数十年后、亀山上皇が月が渡るのをみて渡月橋と名付けられた。この時の亀山御殿は嵐
山大堰川もその庭と眺め、橋もお庭先と考えられていたのでしょう。
夢窓国師が天竜寺造営後、更に大きな橋に架け替えたが応仁の乱で焼失しました。その後景徐という僧
が勧進帳を作って橋を架けたが洪水で流失してしまった。それ以後、橋を架け替えたかどうか記録がなく、
慶長年間(1596~1615年)嵯峨の富豪である角倉了以が保津川を開いた時に現在の処に架け替えら
れたのでした。
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通称「嵐電(らんでん)」という名で親しまれている京福電鉄は、かつては京都府と福井県に路線を
持った鉄道会社でした。現在は福井側の路線をえちぜん鉄道に譲り、京都市内を走る鉄道となり
ました。嵐電の路線は、大きなYのような形をしています。京都市の中心に近い四条大宮駅を基点
に、分岐駅の帷子ノ辻(かたびらのつじ)を経由して、嵐山駅に至る嵐山本線。もう一つは、帷子ノ
辻から北山に向かって分岐し、北野天満宮近くの北野白梅町駅に至る北野線です。
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金閣寺を代表する建物です。漆塗りに金箔を張ったこの建物は舎利殿で、足利義満が造営した北山山荘で
唯一解体を逃れた建造物です。残念ながら1950年の失火で全焼しましたが、1955年にほぼ焼失前の状
態に再建されました。上層の天井板は「楠天井の一枚板」であったと言われていますが焼失したため確認は
されていません。3層構造の豪華な造りの金閣(舎利殿)は2層目、3層目には漆に金箔が押されています。
金閣は各層に別々の建築様式を採用した異色の造りになっています。屋根はこけら葺きで頂上には鳳凰が
輝いています。
また青空の晴れた日の鏡湖池(きょうこち)に映る金閣は、湖面によく映えて美しいものです。鏡湖池には葦原
島や入亀島など島々が並んでいます。面積は約6600㎡。この池を中心に池泉回遊式と船遊式庭園が広が
っています。
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龍安寺は禅の心を表す石庭として大変有名なお寺です。石庭は、白砂を敷きつめた長方形の平庭を
柿葺き油土塀が三方を囲むように形成し、白砂の上には15個の石があります。この石は東から西へ
7・5・3個と配置され、その石組みのまわりには苔の緑が見事に縁どられています。枯山水は、人によ
っては、海の景色を写しだそうとしたとも、虎の親子が大河を渡っている様子を表現しているとも解釈
され、俗名を「虎の子渡しの庭」とも言われています。
PENTAX K-5 ”雅”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮った。
光考天皇の遺志を受け継いだ宇多天皇が仁和4年(888年)に創建した真言宗御室派の総本山です。
応仁の乱で伽藍の多くを焼失するも、江戸時代に入り徳川幕府により再建されました。皇室とゆかりの
深い寺で、出家後の宇多法皇が住居として使っていたことから、別名「御室御所(おむろごしょ)」とも呼
ばれていました。その後も明治維新を迎えるまで、皇族が歴代の住職を務めた格式高い寺院です。
仁和寺の仁王門は、左右に金剛力士を安置した朱塗りの堂々たる三門、知恩院の三門、南禅寺の三門
とともに、京の三大門に数えられるています。
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山桜、青葉、紅葉、雪景色と、四季折々の美しさを魅せる、京都の奥座敷、嵐山・嵯峨野、汗をかきながらの
散策も古風なみせや人力車などがはしり、ちょっとした時代を感じさせてくれます。青々とした竹林の道や清ら
かな渓谷の眺めもすばらしい、風趣あふれるエリアです。 よい温泉も湧き、高級な和風旅館も多く有名料亭も
点在、ショップも集まってにぎわっています。山水美と歴史を満喫できるすばらしいところです。
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臨済宗天龍寺派の大本山。足利尊氏が後醍醐天皇の霊を慰めるため、1339年(暦応2)夢窓国師を
開山として創建されました。創建以来八度にわたる大火で、創建当時の壮大な面影はとどめてなく、現
在の諸堂は明治になって再建されたものです。方丈には藤原時代の釈迦如来坐像を安置、多宝殿は
吉野朝の紫宸殿を模して建てたものです。当時の原型を残す曹源池庭園は、亀山や嵐山を借景にし
た池泉廻遊式で、夢窓国師の作庭といわれております。
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金閣寺の北山文化に対して東山文化の代表的な寺院としての慈照寺(じしょうじ)は 銀閣寺として親しまれています 。
1482年に足利8代将軍義政が築いた東山山荘を寺にしたものです 。 白砂で敷き詰められた庭園は東山文化を
代表するもので、侘び寂びの世界を肌で感じることが出来ます。
木立に囲まれた境内は 金閣寺のような派手さはないものの まわりの自然をとりいれた庭園ともよく調和し、落着いた
気品を感じさせてくれます。
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知恩院は、全国に7000余の寺院を擁する浄土宗の総本山ですね。法然上人が晩年住まわれ、
念仏の教えを説かれたお寺としてよく知られています。江戸時代元和7年(1621)二代将軍徳川
秀忠が三門を建立、また寛永16年(1639)に徳川家光が御影堂を建立するなどし、現在の寺が
形づくられています。知恩院へ来て、まず対面するのが高さ24メートル、幅50メートル、木造の門
としては日本最大級の三門(国宝)であります。この、三門を潜り御影堂(本堂)へ行くには、目の
前の「 男坂」と呼ばれる石段を登るか、右手に造られた緩やかな坂の「女坂」を登るかのどちらか
です。大晦日の除夜の鐘、知恩院の鐘が殷々とひびき印象的です。
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高台寺(こうだいじ)は京都観光では人気が高く、建物・庭園・茶室などや枝垂桜などの見所がたくさんあります。
桜・紅葉のシーズン中はさらにたくさんの観光客が訪れます。周辺には清水寺・八坂神社・知恩院などがあり、
桜や紅葉でも名所が多いエリアです。
この寺は慶弔1年(1606年)、戦国大名・豊臣秀吉の妻である北政所(きたのまんどころ)ねねが、夫の菩提を弔
うために開創したものです。寛永元年(1624年)の建仁寺の三江和尚を開山に迎え高台寺と号しました。正式名
は高台寿聖禅寺ですが、通称「ねねの寺」と呼ばれ、したしまれています。造営の際には徳川家康からも援助を受
け、伽藍は壮麗を極めたと伝えられていました。
残念ながら度重なる火災で伽藍の大半を焼失、現在は難を逃れた霊屋(おたまや)、開山堂、茶室の傘亭・時雨亭、
観月台(かんげつだい)などが残っているのみです。
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もののたとえに残る”清水の舞台” | ||||
意外と古く、僧延鎮(778年)が開山。坂上田村麻呂(781年)創建される、現在の建 | ||||
物は徳川家光の寄進よるものです。 | ||||
高さ13メートルの懸崖に縦横に柱を組んで張り出した構造は”地獄止め”と言われ、 | ||||
1本の釘も使わず、見事な構築は美しい造形美に感動を与えてくれます。
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PENTAX K-5 ”雅”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮った。