アイスランドポピー。 ケシ科ケシ属の多年草で、学名は Papaver nudicaule。シベリアが原産、「けし」のなかでは
最も広く栽培されており、ふつうに「ポピー」といえば、この花をさす。高さは30~40センチになり、3月から5
月ごろ、鮮やかな色の花を咲かせる。花色は、赤色・オレンジ色・黄色・ピンク色・白色と豊富。和名では「シベリア
ひなげし」と呼ばれており 春から初夏まで花壇を彩る。もともとは多年草だが、暑さに極端に弱く夏越しはまず不可能。
他のケシ属同様、有毒アルカロイドを含んでおり、植物体すべてが有毒化する傾向がある 。本種に含まれる有毒アルカ
ロイドにはベンゾフェナンスリジン系やケリドリンがあるが、モルヒネのような麻薬成分は含まれていない。
2016.04.26、柳井市の「やまぐちフラワーランド」で撮影した。
PENTAX K-3 ”雅” + Pentax smc-DA 18-270mm F3.5-6.3 ED SDM で撮影した。