島根県邑南(おおなん)町の川角(かいずみ)集落。ハナモモが見事。耕作放棄地の棚田に2千本以上が
植えられていて、川べりの黄色い菜の花と相まって、おおくの人たちの目を楽しませている。
「このままでは集落がなくなる」。過疎化と高齢化が進む集落に危機感を募らせた、日高さん(88)らが
中心とになり、2007年から植樹を始めた。咲く期間も長く、比較的手ごろな管理で済むハナモモを選んだこ
とが成功したといえよう。今では約3ヘクタールに約2600本が咲き誇り、「天国に一番近い里 桃源郷」と
名乗るようになったという。島根県邑南町川角、天国に一番近い里 2023.04.09撮影した。
Pentax K3Ⅱ ” 雅 ”+Sigma10-20mmF3.5で撮影した。