土用の丑の日
稚魚が獲れないってことで年々値上がりを続ける鰻ではありますが、あちらこちらのどんぶり屋さんやコンビニでも鰻の販促に力を入れてるようですね
そんな販促に釣られてしまったのでしょうか どうしても鰻が食べたいって気分になりまして・・・
お手軽に鰻をいただく手段もたくさんあるのですが、折角だったら美味しい鰻を食べたいってことで「山田屋」さんへ
個室中心のお店造りで、宴会をメインに商いをされているお店のようで、なかなかお邪魔する機会が無かったのであります
が、今日は“うな丼”や“うな重”などの張り紙がされてまして、これならば一人でも入り易いと、思い切って暖簾を潜ります
2Fと3Fは個室らしいのですが、1Fには厨房を囲むカウンターとテーブル席が2つほど
キチンと手入れされている白木のカウンターや、ピカピカに磨かれた厨房のステンレスなどから、かなり期待感を持つことが出来ます
更に厨房には、糊が効いた白衣をビシッと着こなす若い衆が4人、テキパキと動いています
これらから、仕事に厳しいであろう大将の人柄が窺えますね
10分弱で提供されたうな重
関東風の背開きと蒸し ふっくらとした柔らかい鰻が楽しめますね
目の前の板さんはモクモクと真剣な眼差しで鰻を捌いています
その鰻、パッと見では1mくらいありそうなモノでした
今日は書き入れ時なのでありましょうから、一体何尾の鰻を捌くのでしょうかね
若い衆も大変であります
ちょっと残念だったのは・・・
目の前に置かれたサラマンダーで鰻が焼かれていたこと
もちろん一から調理していたのでは提供の時間が掛かってしまうってことで、事前に焼いておいたものを、注文が入ってから再度焼き上げるなんてことは当たり前のことなのですが、それがサラマンダーだとは・・・ しかも目の前の・・・
ちょっとこれには冷めちゃいましたね
これだけのお店なのですから、仕上げも炭火で焼いて欲しいものであります
【割烹 山田屋】
神奈川県横浜市中区末広町3-99
045-261-8457