三ヶ月ぶりの岡山へ出張なのですが、コロナ禍による減便でいつも利用しているJAL便が全て欠航となっていまして…
新幹線で移動しようかとも思いましたが、ANA便が一本だけ飛んでいることがわかり久しぶりに第二ターミナルからのフライトであります
セキュリティチェックへと進みますと、感染症対策の一環であるとのことで、トレーに乗せた荷物が自動的にX線を潜って出てくるように設備が一新されていまして…
売上がない中で一体いくらの費用が掛かったのだろうかと心配になります
さて、岡山での夜ごはんは先日オープンしたばかりだという『餃子酒場 GAYA』ってお店をを訪ねることにいたします
昭和のころには岡山市の中心として栄えていた表町商店街や天満屋、交通の要となるバスセンターなどの近くであって…
今ではそれらも老朽化と陳腐化が進んだことで面影しか感じることはできませんが、徐々に新しい施設や店舗ができ始めていることから、かつての輝きを取り戻す日も近いのではないかと期待が持てる場所でもあります
“半身揚げと餃子と大衆レモンサワー”と謳われるお店でありますので先ずは餃子からいただくことにいたします
ベースとなるのは「肉汁がや餃子」と「焼餃子」であるようで…
焼餃子にトッピングされることで様々な風味や味わいをいただくことができる赤餃子や黒餃子、ねぎ味噌餃子などが揃えられます
いただいた黒餃子や赤餃子にはそれぞれにたっぷりなシーズニングが乗せられていますので、そのサクッとした歯ざわりも楽しむことができます
チーズ餃子はスライスチーズ一枚が乗せられた焼餃子に、企業秘密の配合で合わせられたチーズをこれでもかってほどにたっぷりと掛けてくださいますのでチーズフォンデュのようにチーズを絡めた濃厚な味わいを楽しくことができます
そしてもう一つの柱である半身揚げ
親鳥と若鶏を選ぶことができ、それぞれに塩味と秘伝醤油とが用意されているのですが…
身の柔らかさが楽しめるであろう若鶏をお願いしたものの、味付けに関しては何も聞かれることなく塩味が提供されたようであります
客席でスタッフの方が食べやすいようにと切り分けてくれるサービスも感じよく…
カリッと二度揚げされた若鶏はしっとりと柔らかく、ほんのりと感じる塩の旨みでいただけますし、添えられたタレを付けてもまたおいしくいただけます
“ほっぺがもげる12品”と推されているメニューから「よだれ鶏」と「エビマヨ」
山椒の香りとほど良い痺れのが心地よい麻味と刺さる辣味が楽しめるよだれ鶏はしっとりとしとしていてお値段なりの満足感を得ることができましたが、エビマヨに関してはサクッと揚がった食感が楽しめるもののマヨネーズソースが少ないことやその味わいも残念でありました
〆にといただいた「汁なし担担麺」はハーフサイズほどであることから、取り分けするのではなく個々に注文されたほうが良さそうですね
芝麻醤の旨みにも物足りなさを感じたのですが、最も残念であったのは麺が茹で過ぎであったことでして…
オープン直後とのこともあり、まだしっかりと定まっていなかったのかもしれませんね
注文からお料理の提供、ドリンクのサービスなどなど、3~4人ほどのスタッフにサービスをしていただきましたが、どの方もフレンドリーに接してくださいまして…
とても心地よい時間を過ごすことができました
【餃子酒場 GAYA】
岡山県岡山市北区中山下2-2-83
086-230-3419