交詢社通りからラーメン篝などある怪し気な路地への入口となる角地に建つビルの2階
そこに蕎麦屋さんがあることは知っていたのですが、まさかそこが1885年の創業から136年続く老舗そば店『よし田』であるとは思いもせず、これまでスルーしていたのであります
5年ほど前までは資生堂の裏手、鈴らん通り沿いに雰囲気があるお店が建っていたのですが、残念なことに『GINZA777』へと建て替わってしまうことで現在の場所へ移転されたようで…
客席数は60席ほど
テーブル席のほか、小上がり席の用意もありますが、かつてのお店のような昭和建築の温かい雰囲気がなくなっていることが残念ですね
ここの名物は明治時代から変わらぬ味を提供しているという「コロッケそば」であるのですが…
ある意味、それはいつでもいただくことができることから、今月までの季節メニューである「牡蠣南ばん」をいただきます
お蕎麦には大粒の牡蠣が6個乗せられていて、そのプリプリっとした食感とミルキーな味わいを楽しくことができます
そして、このお蕎麦
しっかりとした醤油味の関東風と塩味でいただく関西風があるとのことでしたので…
関西風をいただいたのですが、あまり出汁の旨みや香りを感じることができず、やはりここは関東風をいただくべきであったかと後悔でありました
【そば所 よし田】
東京都中央区銀座6-4-12 KNビル 2F
03-6264-5215