暮 楽 花 人 の 風

  ★暮らし・花とハーブと手作りを楽しむ★手作り工房「暮楽花人の風」のスタッフがお届けします。

実りの予感

2008-05-16 08:16:56 | Weblog
         5月15日 久しぶりの 

肌寒いような日が続いて、もう一度コタツを出したとか、ストーブつけたとか、

季節に逆行するような話を、あちこちで聞きました。

でも今日はあったかくて気持ちいい。と思っていたら、久しぶりに汗ばむ気温。

凍えてしまうのではないかと心配していた畑の苗たちも、これで元気になってくることでしょう。


畑だけでなく、散歩の道すがらにも、こんな実りの予感を発見することができます。



  柔らかくて美味しそうなこの葉っぱは、何でしょう?

正解は、桑。  蚕の食べる桑の葉です。



そしてこちらが桑の実。 もっと赤く熟したら食べられるそうです。

食べたらどんな味がするの?りんごみたい?さくらんぼみたい?ナッツみたい?

と聞いたら、全然違う。桑の実は桑の実の味がする。と、言われました。・・・???

 これは、枇杷(びわ)。

摘果していない枇杷の木は、実が付き過ぎて、大きな実にはならないでしょうが、

鳥にとっては初夏のご馳走なのかな?


 

そのすぐ近くには、懐かしいヘビイチゴが大きな実をつけていました。

幼い頃を思い出して、久しぶりに口に入れてみましたが、確かにヘビイチゴの味。



そしてこれは、以前にもご紹介した野いばら。

こんなにたくさん花が咲いているということは、秋にはたくさんの実が付くということ。

今からとても楽しみです。


山や、野原や河原には、食べることのできる自然の恵みがたくさんありますが、

一つだけ注意しなくてはならないのが、毒草。



これは、ちょっと見たところセリかな?と思いましたが、どうも毒セリのようです。

見分けるポイントは、根が筍のように節があること。

せりよりも大きく成長すること。などだそうですが、今回はそこまで確認しませんでした。

ただ、「5月のセリは採るな。」という言葉があるらしく、近づかない方が無難みたい。

このての知識をたくさん持っている暮らしの達人が、少なくなってきていますね。

もし、そんな暮らしの達人に出会う機会があったら、いろんなお話を聞きながら、

一緒に散歩したいものです。

パソコンで何でも検索できる時代だけれど、一緒に歩きながら教えてもらったお話は、

経験とともに、きっと心に深く残るのではないでしょうか?