暮 楽 花 人 の 風

  ★暮らし・花とハーブと手作りを楽しむ★手作り工房「暮楽花人の風」のスタッフがお届けします。

夏みかんのピール

2009-06-11 08:46:06 | 料理
   6月10日 関東地方は梅雨入りしました。

これからしばらく、太陽が恋しい日が多くなりますね。

毎年この時期になると、夏みかんの皮を使った夏みかんピールをいただきます。

そんなことを考えていたら、お菓子作り名人のスタッフから、こんな記事が届きました。


 美味しいもの紹介です。

先日知り合いから、夏みかんのピールをいただきました。


        

ほろ苦くで適度な甘さもあり、とても美味しかったです。

たくさんいただいたので、夏みかんのピールを入れたパウンドケーキでも焼いてみようかな?



 同じころ、私は無農薬の夏みかんをいただきました。

せっかくの無農薬なので、初めてピールに挑戦してみることにしました。


 まず皮をむき、下茹でします。(もちろん、実は少しずつ食べます)

        

2~3度茹でこぼして、苦みを調整します。

今回私は2度茹でこぼしました。お子さんも食べられるようにするには、

もう少し苦みをとったほうがいいかもしれませんが、夏みかんの香りも薄くなるようです。



下茹での終わった皮の白い部分をスプーンで取り除き、1時間ほど水にさらしてから、

細切りにします。


皮と同量か8割くらいの重さの砂糖と、水を鍋に入れて煮溶かし、細切りの皮を弱火で煮ます。

   

このまま煮詰める方法と、少し煮たらそのまま一晩冷まし、翌日蜜だけを煮詰めて

濃くなった蜜に、さらに漬け込む・・・という方法があるようです。

私は後者の方法で。



まだ水分が残るくらいの状態で、密からあげて、1本1本並べていきます。
  

     

お菓子が入っているような紙箱に、クッキングペーパーを敷いておくと良いと聞いたのですが、

ちょうどいいものが無かったので、バットに並べました。

夕方仕事から帰ってきて、1本1本並べていたら、なんだか眠たくなっちゃって・・・

これを乾燥させてグラニュ-糖をまぶしたら完成。


ちょうど良い硬さになるまで、まる2日かかりました。

冬にオレンジのポマンダーを作った時のシナモンパウダーが残っていたので、

半分はシナモンシュガーをまぶしてみましたが、我が家ではこちらの方が好評でした。


最初に紹介したスタッフからは、

 作り方を聞いてびっくり。とても手間暇がかかる物で、味わっていただかなくては

と・・・何でもすぐに買って食べられる時代ですが、時間をかけて一つ一つ手作り

した物の味は格別の美味しさ。

忘れてはいけない大切な物を、思いおこさせてくれる味です。

との感想。


そうですねぇ。捨ててしまう皮を利用して、美味しい物を作るには、それなりの愛情が必要ですね。

思ったほど手間はかかりませんが、丁寧な気持ちと、じっくり待つ時間が大切みたい。

私もいい経験になりました。





           お ま け 

下茹でした一回目のお湯は、掃除に使えるそうです。

  

床やレンジ周り、水周りの汚れに良いと聞き、まずは床を拭いてみました。

オレンジだとワックスのようにピカピカになるらしいのですが、今回は・・・

つやは出ません。   けれど、拭きあがりはさっぱりとして、綺麗になりました。

レンジ回りのタイルも綺麗になり、梅雨前にさっぱりと掃除できました。



次回は、乾燥のための天候と、掃除の時間をとることを頭に入れて、スケジュールを組みたいと思います。