





原毛を染める時は、温度の変化や、フェルト化しないように等、注意が必要となります。
今回はピンク・黄色・緑色に染色しました。


どれも春らしい、やさしい色合いに染まりました。
やはり、化学染料では出せない自然の色が魅力です。
ピンク

淡いピンクの色を出すために、4回染めに使ったアカネの根を使用しました。

茜のバリエーション
アカネは一煎めは濃い茜色に染まりますが、二煎・三煎となるにつれ、
かわいらしいピンクに染まるようになります。
私はこのくらいの色合いが好きです。
緑色

始めに煮出して黄色の色素を抜き、きれいな緑色に染めます。
黄色


はじめての染めだったのですが、うまくいきました。

作業中、工房はレモングラスの香りでいっぱいになりました。

この他に2月のドライフラワー教室では、藍・コチニール・くず等で染めた原毛も、
少しずつアレンジして使います。

暖かくふわふわとした手触りと、可愛らしい色合いの原毛に触れているだけで、
なんだか心がほんわか和みます。
