暮 楽 花 人 の 風

  ★暮らし・花とハーブと手作りを楽しむ★手作り工房「暮楽花人の風」のスタッフがお届けします。

原毛の草木染・ハーブ染め

2007-01-26 16:51:05 | ドライフラワー
       2月のドライ教室で使う、原毛を染めました 

原毛を染める時は、温度の変化や、フェルト化しないように等、注意が必要となります。

今回はピンク・黄色・緑色に染色しました。

                        

どれも春らしい、やさしい色合いに染まりました。

やはり、化学染料では出せない自然の色が魅力です。

ピンク  アカネの根を使って染めました。

       淡いピンクの色を出すために、4回染めに使ったアカネの根を使用しました。

        
 茜のバリエーション
       アカネは一煎めは濃い茜色に染まりますが、二煎・三煎となるにつれ、

       かわいらしいピンクに染まるようになります。

       私はこのくらいの色合いが好きです。

緑色   これは以前紹介した、みかんの葉の緑染めです。

       始めに煮出して黄色の色素を抜き、きれいな緑色に染めます。

黄色   ハーブ園だから、やはりレモングラスですよね 

       はじめての染めだったのですが、うまくいきました。

       作業中、工房はレモングラスの香りでいっぱいになりました。

この他に2月のドライフラワー教室では、藍・コチニール・くず等で染めた原毛も、

少しずつアレンジして使います。
 
         

暖かくふわふわとした手触りと、可愛らしい色合いの原毛に触れているだけで、

なんだか心がほんわか和みます。




花粉症対策にハーブティー

2007-01-25 07:02:38 | アロマテラピー
今年もそろそろ、あの花粉症の季節がやってきましたね。

こんな仕事にたずさわっていながら、アレルギー体質で困っているメンバーが何人もいます。

私もその中の一人。花粉の時期はもうホントに大変です。

しかしここ数年、ハーブティー のおかげで以前よりはだいぶ楽になってきたような気がします。

完治する事はたぶん無理だと思うのですが、少しでも症状がやわらげばいいと思って、飲み続けています。

           

 いろいろなブレンドの仕方があると思いますが、私の飲んでいるブレンドをご紹介します。

          

エキナセア・ネトル・エルダーフラワー・ローズヒップ・ミント・カモミール、を同量。

それにステビアを少々入れ、甘みをプラスして飲みやすくしています。

どのハーブも手に入りやすく、大量に取らなければ体に合わないという事も無いと思われます。

ここ数年、症状がでる前の今頃の時期から飲み始めています。

即効性があるものではないので、早めに飲み始めるのがお勧め。

効き目は個人差もあるので、「必ず効きます」とは言えませんが、

私には良く効いているような気がします。

市販の花粉症ブレンドもありますが、お好みでオリジナルブレンドを作るのも楽しいのではないでしょうか。

どんなブレンドにしたらいいか迷ったら、遠慮なくご相談ください。

ティー用のハーブは、松田山ハーブガーデンの売店でも、いろいろ販売しています。

またご希望の物が売店に無い場合、取り寄せることも可能なので、工房スタッフにお問い合わせ下さい。

蒲鉾でアボカドサラダ

2007-01-24 10:17:41 | 料理
                 蒲鉾のお話 

小田原名物かまぼこ 小田原には老舗といわれる蒲鉾やさんがたくさんあります。

駅前のおみやげ物店でも、かまぼこ・ひもの・梅干は三種の神器

地元で生まれ育った方達は、それぞれごひいきのお店があるようで、

「やっぱり蒲鉾は○○が一番だろう」

「いや、××の方が歯ごたえがあって美味しい」

なんていう会話を聞く事も良くあります。

みなさんも、おせち料理で召し上がったのではないでしょうか?

おせちで残った時に作った、蒲鉾入りのアボカドサラダが好評だったので、ご紹介します。

目先が変わって、とても美味しく蒲鉾を頂くことが出来ました。

          

         材   料 

                アボカド      1個
                かまぼこ      1/2本
                水 菜       少々
                マヨネーズ     大2
                生クリーム     小2
                塩、胡椒      少々
                レタス 

         作 り 方 

   ① アボカドの皮と種を取り除き、マヨネーズ・生クリーム・塩・胡椒をまぜアボカドクリームを作る。

   ② かまぼこを1㎝角に切り、水菜は食べやすい長さに切っておく。

   ③ ①に②を入れ、かるく混ぜる。この時、味をみて塩・胡椒をたす。

   ④ 器にレタスを敷きアボカドサラダを盛りつける。

    中に入れる野菜は、お好みできゅうり・玉ねぎのスライスなどでもOKです。

      バケットの薄切りの上にのせ、カナッペとしで食べても美味しい。
    
「蒲鉾消費向上委員会会員」になっている・・・という訳ではないのですが、

マグロの代わりに入れてみた蒲鉾がとても良かったもので。


            おまけ 

先日のバーニャカウダの残ったソースを使った、ひらめきアレンジを二つ。

 バケットにマーガリンと残ったソースを塗り、オーブンで焼くとガーリックラスクに変身。

   焼くと水分が飛んでしょっぱくなるので、塗りすぎにはご注意を

 玉ねぎスライスを炒め、ホールトマトと残ったソースを加えて軽く煮込み、

   茹で野菜(にんじん・かぼちゃ・ブロッコリーなど)をあえたら、簡単ラタトゥウユ。



花びら餅

2007-01-22 08:45:30 | Weblog
茶道の初釜に行った方から、花びら餅(菱葩餅:ひしはなびらもち)をいただきました。

        

茶道をやっている方にとってはお馴染みの和菓子かもしれませんが、

そうでないと、なかなか口にする機会は無いかもしれませんね。

1月限定のお菓子として、販売している和菓子屋さんもあるようです。

また花びら餅は、6百年も前の文献に載っている、歴史ある食べ物だそうです。

白餅を丸く伸ばした中に、小豆汁で赤く染めた餅を重ね、味噌餡を敷き、

その上に甘く炊いたごぼうを置き、2つに折ってはさんであります。

        

             中はこんな感じ ほんのりピンクが可愛らしい

はじめはエッごぼうなのと思ったのですが、一口食べてその上品なおいしさに

思わず顔がほころんでしまいました。

味噌と求肥と牛蒡と餅が、もうホント絶妙です。

写真では分かり難いかもしれませんが、味だけでなく見た目にも、

ほんのり透けた桃色が可憐な花びらを思わせ、そこはもうといった趣です。

お菓子1つで春を感じさせる和菓子って深いですね。

ちなみに私の頂いた花びら餅は、小田原南町の松坂屋本店のものでした。

         おまけ 

            ハーブ園も春の気配





雛のミニリース

2007-01-22 06:58:23 | ドライフラワー
             1月21日 

2月の桜まつり、雛コンテストを控え、工房の中を片付けようとスタッフ集合。

レイアウトを変えたりした後、桜まつりの体験教室用に雛のミニリース雛ポプリを試作しました。

と、そこへお越しになったお客様が「ぜひ今作りたい」ということになり、

特別サービス。皆さんで雛リースを作ることとなりました。


   完成作品  
                                       楽しく製作中

とても楽しかったと喜んでいただけ、何よりです。

昨日はいこいの村あしがらにお泊りになったそうで、

昨夜は楽しいイベントがあったとか。

それはなんと、80歳を迎えた方のために、草木染の絞り染めをやるお友達が振り袖を作り、

それを着て写真を撮るという会だったそうです。


  昨夜の主役  
             おめでとうございます     左写真のリース作者  右着物作者


主役の方の若々しさはもちろん、振袖を作った方の技術、そしてそれを喜び合うお友達の暖かさ。

どれも人生の先輩として、見習いたい素晴らしさですよね。


 オマケの桜情報 
               また少し蕾が膨らんできました。