暮 楽 花 人 の 風

  ★暮らし・花とハーブと手作りを楽しむ★手作り工房「暮楽花人の風」のスタッフがお届けします。

恵みの雨

2008-05-25 08:50:58 | Weblog
         5月25日 

昨夜からの雨が降っています。

外は次第に明るくなってきたので、天気予報どおり午後には上がるかもしれません。

 昨夜、雨の音とかえるの鳴き声を聞きながら

 花を育てると、雨の日も好きになる 

そんな言葉を思い出しました。

イベントなどの予定のある時は、特に週末は、天気になって欲しいものですが、

植物にとっては、嬉しい恵みの雨なのかもしれません。

小さな花をつけ始めている紫陽花も、この雨でまた一段と元気になることでしょう。

 

松田町のお隣、開成町には  あじさい農道  があります。

昨日ご紹介した、松田山ハーブガーデンの  ハーブフェスティバル  と連動して、

あじさい祭りが開催されます。

田園風景の中のあじさいは、寺院や庭園のあじさいとは違った魅力があり、

伸びやかでおおらか、素朴なあじさいの姿が楽しめる場所だと感じています。

6月に入ったら、こちらの開花状況も写真でご紹介できれば・・と、思っています。



 雨が空から降れば

  想い出は地面に染み込む

  雨がシトシト降れば

  想い出はシトシトにじむ



こんな日に、ふと口をついて出るこのフレーズは、小室等さんの昔の歌。(作詞:別役実)

口ずさめる方は、どの位いらっしゃるかなぁ?



 しょうがない 雨の日にはしょうがない


私はこの後、好きな音楽でもかけながら、針仕事の練習。

匂い袋でも作ることにしましょう。

みなさんは、どんな雨の休日を過ごされるのでしょうか?

ハーブフェスティバル

2008-05-24 09:05:40 | ドライフラワー
          松田山ハーブガーデン・ハーブフェスティバル


今年も ハーブフェスティバル が近付いてきました。

開催期間 : 6月7日(土) ~ 6月15日(日)

このお祭りの見所は、なんといっても一年で一番元気になるハーブの美しさです。

葉を伸ばし、花を咲かせ、あふれる生命力を感じさせてくれるだけでなく、

その香りで、ガーデン内は清々しい空気に包まれます。



私達  工房・暮楽花人  でも、ハーブの香りを楽しめる

体験メニューを用意することになりました。


         

 ドライフラワークラフト: レモングラスのリース

                レモングラスを丸めてミニリースのベースを作るところから、

                爽やかなレモンの香りに包まれます。

 練 り 香 水    : お好みの香りで、クリーム状の練り香水を作ります。

                ラベンダー系・シトラス系・グリーンノート系の他に

                高価なオイルとして知られているローズも用意致します。

                この機会にぜひお試し下さい。

 ミニ桃キット     : つるし雛のミニミニ体験キットです。

                ストラップやブローチ、匂い袋として使えるように、

                ラベンダーのポプリやブローチピンなども入っています。


選ばれる材料などによって多少値段が変わりますが、どれも800円位から体験できます。


私個人的には、練り香水がお勧め。

大好きな香りだけれど、その値段を見て、いつもは手の出ないローズオイルも魅力的。

そして、ローズマリーやシダーウッドを使ったタイプを、夫用に作ってみようかと思っています。

パソコンなどで疲れた頭をスッキリさせるアロマ効果に加え、加齢臭対策にも・・・

と、密かにたくらんでいるわけです。


また、ガーデンの様子などもご紹介していきますので、どうぞお楽しみに。

ほたる

2008-05-23 08:59:01 | Weblog
           ほたる発見 

5月21日の夜。久しぶりに  ほたる  を見ました。

我が家の横には小さな水路が走っていますが、4年ほど前に綺麗に整備され、

コンクリートとブロックで固められています。

        

転居してきた頃は、まだ未整備だったこの水路に、たくさんの蛍が飛び交い、

家の庭の方まで入ってきたりしたものです。

年々減りつつあった蛍に、追い討ちをかけるような水路の整備。

水路が整備されるのは良い事に違いないのですが、これで蛍はいなくなってしまうなぁ・・・

と、寂しく思っていました。

実際、蛍が産卵できそうな窪みや、隠れたり休んだりできそうな茂みは無くなり

その姿はぱったりと見えなくなってしまいました。

それが今年、本当に久しぶりにその姿を見ることができたのです。



 昨夜も気になって、8時頃見てみたら、いました!いました!

でも風が強かったので、ちょっと飛んでは草陰で休んでいるようでした。

今のところ単独飛行で、ちょっと寂しげ・・・

ほたるの好きな風が無くちょっと高めの気温の日には、

仲間と一緒に飛べるといいのだけれど・・・





 蛍獲て 少年の指 みどりなり

              山口 誓子


 恋を得て 蛍は草に 沈みけり
 
              鈴木 真砂女


 つつめども かくれぬ物は夏虫の 身よりあまれる思ひなりけり

                   読人不知


 音もせで 思ひにもゆる蛍こそ なく虫よりもあはれなりけれ

                   源重之

  
 声はせで 身をのみこがす蛍こそ いふよりまさる思ひなるらめ

                   『源氏物語』


最後の源氏物語の中の歌は、去年の6月にもご紹介しましたが、

蛍を題材にした歌は、そのはかなさと幻想的な姿に加え、身を焦がす想いのイメージから

恋の歌が多いようですね。


蛍の季節は、まだまだこれから。

どこかでまた、蛍に出会えますように。

つるし雛教室の準備

2008-05-22 08:45:30 | クラフト
        次回のつるし雛教室のお話 

つるし雛教室が終わると、すぐに次回の準備が始まります。

型紙を取り、布を切り分け、必要な小物を分けていきます。


      

これは、次回  さるぼぼ  の体を作る布。骨董市で買ってきた長じゅばんです。

「こんな赤い色の長じゅばんて、いつ誰が着るものなの?」

アイロンで接着芯を貼り付けながら尋ねたら、

「これはね、七五三の時の長じゅばんなのよ。」との答。

なるほど。地模様のある赤い布に、金色の模様まで入っています。

このおめでたい布が、来週は25個のさるぼぼに生まれ変わるというわけです。


最近は和服を着る方を見る機会もすっかり減って、自分や母の着物も

たんすの中でぐっすり眠ったままです。

着古した着物を、布として再生し、思い出と愛情を込めて新たな手作り作品へと

生まれ変わらせていく。

限られた資源を大切にしながらも、その中に楽しみを見つけて・・・。

ずぅ~っと昔から、日本の女性はそんなふうに暮らしていたのかもしれませんね。


地球に優しい日本の母達を、少し見習わなくちゃいけないなぁ。

つるし雛の準備をしながら、そんなことを考えています。


週末の体験教室

2008-05-21 08:07:07 | ドライフラワー
週末の体験教室の楽しみの一つは、かわいいお客様達に出会えること。

先週末も、一緒に楽しい時間を過ごすことができました。


 

 横浜から来てくれた二人。

作品ができるまでお母さんたちはお散歩に・・・

弟君はピカチューを、お姉ちゃんは夏に向けて色とりどりの花火を作りました。

また遊びに来てね。


 

 可愛らしい果物をいっぱい作りました。

どれも、細かいところまで色が重ねてあって、とても感心しました。

私のお気に入りは、輪切りにしたオレンジ



  少し大きめのリースを選び、頑張って作りました。

白樺のプレートには、兄弟みんなの名前を書いた、優しいお姉ちゃん



  ビーカーで測ったり、くるくるかき混ぜたり

お母さんと一緒にハンドクリーム作り。

選手交代して頑張っていたけれど、「選手辞めたいなぁ。選手って大変だね。」と監督志願。

それでも最後まで頑張ってくれました。


このほか、陶芸教室に参加された皆さんもいらっしゃいますが、

作品紹介は完成してからにしましょう。どうぞお楽しみに。



         お ま け 

昨年のブログでご紹介した、日本撮影監督協会の主催する「撮影助手養成塾」。

松田山ハーブガーデンでも撮影を行っていらっしゃいましたが、その時の作品が

送られてきました。


      

タイトルには、ハーブ館の白い建物が写っていました。

再生してみると、14分弱の作品の中に、南足柄市・松田町・中井町・大井町

開成町・山北町の風景や名所、文化などが上手く構成されていました。

それよりなにより、後ろの方にちょっと写っているくらいだろうと思っていたら、

しっかり写されていて、出演者のテロップの中に名前を見つけたりして、

もう、びっくりしました。 はずかし~い。