新生日本情報局

日本の新生のための情報局です。日本の素晴らしさや世界の政治・経済・軍事・外交・技術等を独自のソースや分析でお伝えします。

東京で開催された日米印豪4ヶ国外相会談の成功は外交や安全保障の転換点、日本はこの機会を生かせ!!

2020-10-08 00:00:00 | 報道/ニュース
人生は山あり谷あり、とは言われますが、少なくとも真面な人生において、努力や精進を怠り無く続けていれば、成功の機会は必ず訪れます。

それでもよく言われますが、成功の女神は前髪が長く、後ろ髪が無いのです。
機会はすぐに過ぎ去ります。
その時の判断は激動の現代社会ではますます、重要性を増すばかりです。

例えば、10月6日に東京で開催された日米印豪4ヶ国外相会談の成功もその一つです!!
菅義偉首相、GJ!!
茂木敏充外務大臣、GJ!!

10月6日20時04分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「豪印、日米との関係深化に期待 中国警戒「同じ志のパートナー」」の題で次のように伝えました。

『6日開催の日本と米国、オーストラリア、インドの外相会合に出席した4カ国のうち、豪州とインドは今年に入って中国への警戒感を急速に高めている。菅義偉(すが・よしひで)政権下でも日米との連携をより進化させ、会談の定例化などを通じ、戦略的に機能させたい考えだ。

 豪州のペイン外相は会合前の声明で、「国益を促進し、志を同じくするパートナーとの関係を深める機会だ」と、4カ国会合の重要性を強調した。

 ペイン氏が念頭に置くのは中国だ。豪州は新型コロナウイルスの発生源をめぐって国際調査を要求したことをきっかけに中国との関係が悪化。中国は豪州産牛肉の一部輸入禁止といった報復措置を打ち出し、2国間関係は冷え込んでいる。

 インドでは北部カシミール地方で5月からインド軍と中国軍の対峙(たいじ)が続いており、6月には両軍の衝突でインド軍20人が死亡した。ジャイシャンカル外相は6日、中国の拡張主義的な行動を念頭に「(会合は)ルールに基づく国際秩序の維持に尽くすものだ」とツイートした。

 豪印は経済的影響を考慮して中国との決定的対立を避けたい考えだったが、中国の圧力に対抗するため2国間の連携強化にもかじを切った。6月の豪印首脳会談では両軍が燃料補給などで協力する相互後方支援協定を締結し、日米との連携強化でも一致。豪紙オーストラリアンは4カ国の結びつきが「より包括的で戦略的な連携に変わる」ことに期待を寄せている。(森浩)』

茂木敏充外務大臣は同日、自身のツイッターで次のように述べました。

『訪日中のポンペオ米国務長官と日米外相会談を行いました。菅政権の下でも日米同盟を一層強化することで一致するとともに、東シナ海、南シナ海及び北朝鮮情勢を始めとする地域情勢、「自由で開かれたインド太平洋」、新型コロナへの対応等について、突っ込んだ議論を行いました』

また、同日、自身のフェイスブックにて、次のように述べました。
『約3時間にわたり、第2回日米豪印外相会合を行いました。
新型コロナの世界的な拡大によって対面での外交活動に制約が生じている中、今日、東京において、4か国の外交の責任者である我々が顔を合わせてしっかりと議論をできたことは非常に意義深かったと考えています。今後、この外相会合を定例化するとともに、来年の適切なタイミングで次回の会合を開催することになりました。また、夕食会では、明日の私の誕生日をケーキでお祝いしてもらいました。

会合では、新型コロナの世界的な拡大に伴って顕在化した諸課題への対応について意見交換を行い、保健・衛生分野やデジタル経済など新たな国際ルール作り等の課題について引き続き連携していくことを確認しました。

また、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、より多くの国々との連携を広げるとともに、質の高いインフラ、海洋安全保障、テロ対策、サイバーセキュリティ、人道支援・災害救援、教育・人材育成を始め、様々な分野で実践的な協力を更に進めていくことで一致しました。日本が提唱した外交コンセプトがこれほどまでに国際社会に浸透したことは今までなかったことであり、今日の議論も踏まえ、協力の更なる具体化を進めていきたいと考えています。

さらに、北朝鮮、東シナ海・南シナ海を始めとする地域情勢についても突っ込んだ議論を行いました。』

これら一連の動きは、日米印豪の4ヶ国同盟への布石であるのは明白です。

その一方で、包囲される側の中国は警戒感を強めています。

同日20時22分に同メディアが「中国、日米豪印連携に警戒強める 圧力回避へ日本重視」の題で次のように伝えました。

『【北京=三塚聖平】中国は、日米豪印の4カ国が今回の外相会合を通じて連携を強めることに警戒感を強めている。新型コロナウイルスの感染拡大後に日本を除く3カ国との関係がそれぞれ悪化する中、トランプ米政権が呼び掛ける「中国包囲網」の強化につながる恐れがあるからだ。中国は、米国などへの反発を強める半面、日本には接近姿勢を見せるなど圧力回避へ態度を使い分けている。

 香港経済日報(電子版)は6日、今回の外相会合について「中国が米印豪の全てと衝突している中で、4カ国の安全保障対話で結束を示すと見込まれる」と報じた。国慶節(建国記念日)の連休中ということもあり公式な反応は出ていないが、あらかじめ第三国の不利益にならない形での枠組みであるべきだとくぎを刺していることからも、中国が今回の外相会合を注視しているのは明らかだ。

 中国は現在、米国だけでなく印・豪とも対立を抱える。インドとは、中印の実効支配線が通るインド北部カシミール地方ラダックで両国軍が衝突。豪州とは、新型コロナの流行をめぐり豪側が独立した調査を要求したことに中国側が猛反発し、緊張緩和への糸口すら見えない状況が続く。

 中国側は、日米豪印の枠組みが拡大することを懸念。ベトナムやニュージーランドなども参加するものになれば、米国による中国封じ込めが進みかねない。それを回避するため、日本との関係は安定させたいのが本音とみられる。

 9月の菅義偉首相の就任時、中国は慣例だった首相名ではなく習近平国家主席の名前で祝電を送るなど日本を重視する姿勢をとっている。日中外交筋は「中国としては日本にまで対立関係を広げるのは得策ではなく、日中の距離を縮めようとしている」と指摘する。』

更に、同日17時18分に同メディアが「ポンペオ氏訪問延期に韓国焦り 米中どっちつかずで「孤立」懸念」の題で「米国大統領選」の特集にて伝えたところでは、米国のポンペオ国務長官が訪日後に韓国を訪問する予定をトランプ大統領の新型コロナ感染を理由に「キャンセル」したことで、韓国国内では「コリア・パッシング(韓国素通り)」だとの見方も拡がってる、としています。

韓国は、ノージャパン、ノーアメリカ、ノーチャイナ、そしてヘルコリアへの道を驀進中です!!
「自称・外交の天才」の文在寅大統領ですからねえ~(批判と皮肉の棒読み)。
きっと、素晴らしい「愚策サヨウナラ政策」や、「ケンチャナヨ政策」花火でも打ち上げるのでしょう!!


東京で開催された日米印豪4ヶ国外相会談の成功は外交や安全保障の転換点、日本はこの機会を生かせ!!



東京で開催された日米印豪4ヶ国外相会談にて、菅義偉首相(中央)を表敬した、訪日した3ヶ国の外相
左から、ジャイシャンカル印外相、茂木敏充外務相、菅義偉首相、ペイン豪外相、ポンペオ米国務長官
出典:首相官邸HP


下のブログランキングに参加しています。
ご支援のクリックをお願い申し上げます。



東京で開催された日米印豪4ヶ国外相会談の成功は外交や安全保障の転換点、日本はこの機会を生かせ!!



と思う方は以下をクリック!!


防衛・軍事 ブログランキングへ

ご意見、ご要望等はコメント欄やツイッター等でお願いします。
1日1回クリックして頂けると励みになります!!↓
人気ブログランキングへ

有料記事では、あなたが知らないと損をする、報道されない国内外情勢や政治、軍事、外交、経済、技術などの深層や戦略などを、丁寧にお伝えします。

有料記事掲載サイト:以下リンク先→
新生日本情報局 ※(有料記事サイト)1ヶ月1000円で期間中は有料記事が読み放題、見放題で定期購読ができます。

定期購読の方法については、以下リンク先→
※(ヘルプ欄)課金記事を読む 有料の記事を読むには?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする