AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

帰り道~天理から

2006年12月17日 | どーでもいいこと
天理大学での研究会も終わり、今、帰りのバスに乗っています。

バスまで4時間近くあったので、広島女子大学で働いていた時、同じアジア文化コースで教鞭を執っていらっしゃった大谷森繁先生をおたずねしました。

朝鮮文学の研究をなさっていて、74歳になられるそうです。

お元気そうなご様子で、ほっとしました。
女子大のころから、よく気にかけてくださって、毎年天理で開催される朝鮮学会に行かなかったら、必ず、どうしてる、と他の先生方にたずねてくださいます。ありがたいことです。

研究という仕事、それも、特別な機器を使わない文科系の研究は、まさに一生続けられる仕事です。先生も、大病を患われましたが、まだ知りたいことがある、調べたいことがある、と学究生活を続けていらっしゃいます。

自分には到底まねできないと思う生きかたの実践者です。謦咳に接するだけで、身が引き締まります。

今日は、今している仕事のこと、研究のことなどの話を聞いていただきました。

今日は、気になる一言をいただきました。

それは、

「その仕事は、一生をかけられるものなの?」

というお言葉でした。

どうなんだろう。
今の仕事は楽しいですし、研究も、ほとんど時間がさけないとは言え、関心をもってやっています。

でもどうなんだろう。

もしかしたら、おまえもそろそろ仕事を選べと言われたのかも知れません。何にでも顔を突っ込まずに、優先順位を就けて、しっかりやれと言うことかなあ。

そんなことを考えながら、バスにゆられています。
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