AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

出雲と大和  冒頭から引き込まれました

2022年01月09日 | 
出雲と大和――古代国家の原像をたずねて (岩波新書)村井 康彦岩波書店 今日からのお風呂読書本。 冒頭に、周防国府が明治はじめまで存在した稀有な存在であることが書かれていた。東大寺の知行地であったことが原因とか。 そして惣社/総社という語彙の説明があって、防府にある惣社町の名前の由来も知った。 おもしれえ。 歴史は視野を広げてくれる。 . . . 本文を読む
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太公望 上 (文春文庫)

2021年10月05日 | 
太公望 上 (文春文庫)昌光, 宮城谷文藝春秋 ここに出てくる太公望は、イメージしていた老年の人物ではなく、若い。そう描くことで、人との繋がりが鮮やかに脳裏に浮かんでくる。若いからこその悩みなども描かれているので親しみ深い。 . . . 本文を読む
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王家の風日 (文春文庫)

2021年10月05日 | 
王家の風日 (文春文庫)宮城谷 昌光文藝春秋 箕子と太公望。 王朝側から見たことの顛末。 . . . 本文を読む
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子産(上) (講談社文庫)

2021年10月05日 | 
子産(上) (講談社文庫)宮城谷昌光講談社 子産という人、ほとんど知らなかったんだけど、興味深い生き方だと思った。 小国の悲しさの中で育ったことが、国を守るとはどういうことなのかを考え実行していく姿が印象深い。 宮城谷さんの一連の作品に通じるのは、徳を積んでいくこと、自らを律すること、他者の気持ちを慮ること。 なかなかできないことだよなあ、と。胆知という言葉も頭を巡るね。 . . . 本文を読む
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沈黙の王 (文春文庫)

2021年10月04日 | 
沈黙の王 (文春文庫)宮城谷昌光文藝春秋  商王朝の王子・丁はことばに不自由で文字を生んだという話。  古事記にも、垂仁天皇の第一皇子ホムツワケノミコトが言葉が不自由で、という話があるよね。古事記のほうは文字を作ったという話にはならないし、まあ、たまたまの偶然か。  物の形を文字に変える、そんな話、宮城谷さんの視点で書かれているのを読むのが面白かったですよ。 . . . 本文を読む
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沙中の回廊 上 (文春文庫)

2021年10月04日 | 
沙中の回廊 上 (文春文庫)宮城谷 昌光文藝春秋  これ、韓国で働いていたころ、毎日新聞に連載されていて、オンラインで読んで面白くて、空港の本屋で買いなおして読んだ。士会が主人公ね。思えば、宮城谷さんの作品はこれが出会いか。 . . . 本文を読む
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中国古代の予言書 (講談社現代新書)

2021年10月04日 | 
中国古代の予言書 (講談社現代新書)平〓 隆郎講談社  「春秋」やら「左伝」やら、孔子の扱いが微妙という話は高校のときに聞いた気がしてるんだけど、この本を読んで、そういうことか、と納得したことがある。  雑学の部類でしかないかもしれないけど、一年の始まりをどこに置くかという事も、王朝で違っていたというのが面白く、冬至のある月が1月なのか、冬至のあった翌月が1月なのか、とか、そういうのも、冬至の . . . 本文を読む
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科挙 中国の試験地獄 (中公新書)

2021年10月04日 | 
科挙 中国の試験地獄 (中公新書)宮崎市定中央公論新社  つくづく、あの国の、いや、あの民族の、システムを作るエネルギー、知恵、配慮というものはすごい。感嘆する。そして、それをすり抜けようとする知恵、それもすごい。  いや、先ごろ、習近平政権が私塾を事実上禁止するという政策をとったのを見て、今度は「栄養士」とか「保育士」とかいう肩書で家庭に入って家庭教師をするという抜け道を考えたという記事なん . . . 本文を読む
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鄭和の南海大遠征―永楽帝の世界秩序再編 (中公新書)

2021年10月04日 | 
鄭和の南海大遠征―永楽帝の世界秩序再編 (中公新書)宮崎 正勝中央公論社 お風呂読書シリーズ 記録に残っている船が大きすぎるという指摘がずーっとされてきてたけど、その大きさが嘘じゃなかった、という遺物が発掘されたというニュースはずいぶん前だったっけ。船の舵の部分かなんかだったよね。 アフリカまで達していたというのがすごいと思いつつ、その記録が、その後の政治情勢によって抹殺されてしまっているの . . . 本文を読む
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中国の歴史 文庫 全7巻 完結セット (講談社文庫―中国歴史シリーズ)

2021年10月04日 | 
中国の歴史 文庫 全7巻 完結セット (講談社文庫―中国歴史シリーズ)陳 舜臣講談社 お風呂読書シリーズ 陳舜臣さんの書いたもので、読みやすいです。 これも、ボロボロになったので処分しちゃった。でも、また読みたい。また買おうかしら。 単に通史が書かれているだけでなく、陳舜臣さんの感情、考えも添えられていて時代を見る目が、自分の目ともう一つあるような感じで読めました。 . . . 本文を読む
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