夜間中学でのお手伝いは、表題に書いた通り、
学校現場に日本語教育が関われることは何か、を実地に知ることが目的の一つです。
翻って、教員養成で学んでいる学生さんに還元できるものを見つけなければならないと思い、毎回、とても楽しく参加しています、。
話し方、板書の仕方、配布物の工夫、いろんなところを観察して、すこしでも現場にお返ししていきたいと思います。
それにしても、夜間中学校担当の先生方の . . . 本文を読む
南山大学での日本語教育史の授業は今日で終わり。
今日は、マインドマップの手法で私の扱った内容がどうつながっているのかを示しながら、ふりかえりを行いました。
折しも、西日本新聞の報道で、「日本語教育推進基本法」の話が出ていたので、それも取り上げました。
日本語教員の国家資格化、確かに、いま学生を育てている側から見ると、重要だという意識はあります。
一方で、国家の関わりが深くなるとろくなことが . . . 本文を読む
南山大学での授業は今日まで。
今年度も楽しく過ごせました。
今日は最後のまとめの作業と、課題の説明などになるかと思います。
ちょうどのタイミングで、「日本語教育推進基本法」の要綱が出て来ました。
話題にしたいと思います。 . . . 本文を読む
5月27日、28日は東京外国語大学で日本語教育学会が開催されました。
綺麗なキャンパスです。
大学受験生だった時に、東京外国語大学を見にいったことがありましたが、あの時はまだ移転まで、小さなキャンパスだったように覚えています。見違えますね。
28日に開催される代議員会を27日だと間違えて移動し、27日は上の写真のシンポジウムが始まるまで、ぼーっとしていました。
さて、シンポジウムは、みなさ . . . 本文を読む
「日本語教育推進基本法」の要綱が明らかになった、というニュース。
国内で生かうする外国人への日本語教育を「喫緊の課題」であるとして、国と地方自治体に、施策を策定し実施する責務があると初めて明記した、とのこと。
日本語教育に関わる人間として、諸手を挙げて歓迎したいところだけど、
若干、距離を置いて眺めています。
それは、戦前、日本が「国策」として日本語教育を推し進めてきたことを知っているから . . . 本文を読む
今日は、大学日本語教員養成課程研究協議会で、シンポジウムの発表者を仰せつかり、
「日本語教員養成を初等教育教員養成課程へ改組して
-地域のニーズと教員の狙いと学生の意識」
というテーマで報告しました。
ほかに、文化庁日本語教育専門職の増田さんから
「日本語教育人材の養成・研修の在り方について(報告)の概要」
広島大学の永田さんから
「学部における日本語教員養成カリキュラムの現状と課題」 . . . 本文を読む
南山大学で、第一クォーターの期間、「日本語教育史」の授業を担当させていただいています。
2時間連続の授業なので、長めの映像を見ることもできます。
これまで、戦前の映画を見たり、ドキュメンタリーを見て戦前と今とを繋げて考えられるようにしたり、現在撮影された映画を見ながら、当時がどう描かれているのかを考えたり、という授業をしてきました。
前にもここに書いたかと思いますが、
本を読んで得られる知 . . . 本文を読む
明日の南山大学での非常勤授業「日本語教育史」の資料準備をしています。
先週、セデックバレという映画を見ました。
当時の日本語教育の資料、教科書やら、師範学校の実習録、学校の指導案など。
江戸時代の教科書やら、
戦時中のラジオによる日本語教育のテキストやら。
かなりの量だ。
南山大学のあの坂をこれをもって上るのかと思うと、気がめいってくるなー。
天気は大丈夫だよね、それだけ。 . . . 本文を読む