AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

次はフィリピンから

2009年01月12日 | どーでもいいこと
経済連携協定(EPA)に基づくフィリピン人看護師や介護福祉士の派遣、受け入れが決定し、調印されたようですね。
4月から来日予定とか。
インドネシアよりもフィリピンの方が先だといわれていたのに、後になりましたね。どうしたんでしょう?

何よりも、イスラム教圏のインドネシアからスタートしたことは、日本人の持つイスラム教への先入観、無知ということを現場でどう克服していくかという大きな問題に最初からぶつかるということです。
単に異文化、と、片付けられない問題を抱えて、もうすぐインドネシアの看護し、介護福祉士が現場に出てきます。

彼らが日本語を学んでいる間、現場の日本人、変な言い方ですが、介護や看護される日本人は、どれだけイスラム教について、インドネシアについて学んだでしょうか。

いよいよです。

次はフィリピンですが、これからの日本がどういう社会になるのか、また世界からどう見られていくのかが決まる正念場のような気がしています。

安価な労働力など始めからないのです。日本に労働人口が足りないだけ。そう考えないと、大変な結果を招きます。

日系人の方々が派遣切りにあって大変な思いをされていますが、制度は違うといっても、必要なくなったら出て行ってもらいたい、なんて都合のいい考え方をしていないでしょうか。

安易な制度設計は100年の禍根を残します。

本当に大丈夫でしょうか。
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1 コメント

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Unknown (きょ)
2009-01-12 22:19:52
インドネシアのみなさんは
とても陽気で、お年寄りにも優しいです。
でも不安を抱えているのも確かです。
国家試験、日本語の壁は大きいです。

これからどうなってゆくんでしょう・・

あ!そがべさんが名古屋に異動になったそうです!大阪組が減って・・淋しいです。
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