生活者のための日本語テキストという事で購入した一冊。
個人的には、学習者の不安を取り除く、という事を前面に押し出した教材がいいなあと思っていることもあって、病気やけがについての扱いがほとんどないのが残念かな。
自分の国から持ち込んだ薬で我慢していたり、病院に行っても立ち往生するという事も、何度か聞いたことがあるだけに。
通訳などをしてくれる知り合いがいるのはいいかもしれないけど、たとえ親友でも知られたくないこともあるだろうしなあ。
教師用指導書がついていて、初めて教える人であっても扱いやすい教科書かと思いますが、多少は教壇経験がある方と一緒にするのがいいと思います。
「板書して確認」とかあっても、何をするのかよくわかんない、という事もありそうなもので。
でもね、丁寧に段階を追って指導方法が書かれているのは、助かる人が多いのではないかと思います。