秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ(命の電話とリダイヤル)

2012年03月28日 | Weblog
大阪で頑張っている、同級生の男子から、突然 電話がかかった。
思えば、ワタシには
男子からかかる、電話の割合が、女子より多いかも?知れない。

夫が形として 存在していた時も、普通に男子から
頻繁に長々と電話がかかっていたから、
早い話し?
ワタシは男子と、同等扱いされているんだ。
大阪の同級生。
両親は他界し、家は廃墟となり、
最近 めでたいことに、長年の結婚生活に失敗し※成功かも?
一人暮らしになったらしく、
寂しくなって、何故か…ワタシを想いだしたらしい。
※過去に付き合った事実は、全くぬあいっ!第一、男前ではない。下心でもない。
なぜなら、ワタシが独身になっている事を、知らなかった。
奴は、故郷に帰りたくなったらしく、
祖谷に 賃金の高い仕事はないか?
と 今のご時世に、甘いことを言ってきた。

『そんなええ仕事あったら、誰ちゃあ、あずって町まで通わんわっ!』
と祖谷弁で言ってあげる、ワタシはええ奴。
しばらく、話しをしたら、落ち着いたらしく…気分が晴れたと言っていた。

これって…
これって…

『命の電話のオペレーター』
みたいな ワタシ?

ワタシが祖谷に シブトク 住んでいるから、成り立つ 話し。
ワタシが、華の東京で暮らしていたら、
多分 今までの女子男子からの電話は、かからないだろう~
間違いないっ!

故郷に住む、同級生の声を聞く
故郷の 匂いを 嗅ぐ
祖谷弁を 聞く
故郷の、両親を思い出す。
故郷の山々を 思い出す。
病んだ ココロが
少しだけ 癒される。
また 明日から
頑張れる…


命の電話
年中無休
リダイヤルの通話料が、財布に 響く
命の電話は、ショートメールでは
体温が 伝わらないもの。

帰る場所を
ずっと 守っていけたらいいけど?
出て行った、君達にも少々の責任は あるよ~
ワタシは 中学生の時から、
未来の夢に蓋をして、現実を 背負ったんだ。
行きたかったよ…
都会暮らし
(二十代の頃)
憧れたよ…
アパート 一人暮らし
電車 定期券
ヒラヒラの カーテン…

などと…思っても
今 想えば ワタシは
都会で 何がやりたかったのか?
思い出さない。
ただ、逃げ出したかったんだ。山から…

それでは
昨日の醜い、汚い、独り言エッセイを反省致しますと共に、もといっ
男子を 勇気つけた?
ワタシの 言葉を
再生致しまして、本日の締めと させていただきますっ。

『ガンバレよ、大阪も祖谷も、どこに住んどっても、今はどっこも不景気なきん
毎日…食うていけたら上等よ!元気でぼちぼち、やれよ!みんな一緒じゃ!
しわしわ…やりなよっ!』


ワタシ… オッサン?
どこで?壊れたの?
…近いうちに…命の電話に 相談してみます

草 々




































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