奥祖谷山麓夜話 2009年01月27日 | Weblog 風に散る風景 風に散り、太陽に融けるように生きて、「山で最後を迎えたい」と想う hideさんの興奮した声が電話から流れた 俺らあーあんな風に生きれたら どんなにか幸せだろう、少しでも近づきたいなあ。 SA-NEさんは録画したビデオをもう一度見たいから貸してと 介護施設の職員の人達は食い入るように見ていたと この山麓に暮らしている人達は身近なものと感じているのだろう。
奥祖谷山麓夜話 2009年01月23日 | Weblog 久保集落 廃家の風景 カヤ場の近くにある廃家を利用して茅葺きのカヤを備蓄の風景は 彼方此方に見られる、ようやく動き出した茅葺き民家の再生、修理には 大量のカヤが必要であり、土地の人達は昨年の秋からカヤ刈り、備蓄に 精をだしていた。 昭和30年代の奥祖谷風景に少しでも近づきたい願望を感じるこの頃である 経済消費至上の崩壊の世にあって、歩みを止めてじっくりと古の伝統文化、 伝承文化を見直して、むかしの人が磨いた日本美を再認識して真の審美眼を 持ちたいものと願う。
奥祖谷山麓夜話 2009年01月22日 | Weblog 道路崩壊現場仮橋架かる SA-NEさん携帯写真 和田の道路崩壊現場に突貫工事で取りあえず車が通れるように 仮橋が架かり、通行出来るようになりました。 近くに迂回路が通行できますが繋いだ部分が未舗装のため、雨などで どろどろの状態です、気にならなければ迂回路の方が良いかも? 崩壊現場は工事車両が頻繁に出入りしますのでそのつど通行止めに逢う ことになります。
奥祖谷山麓夜話 2009年01月18日 | Weblog 雪山を見据える 雲門(864~949碧巌録、第六則「雲門十五日」 雲門は弟子たちに問うた「十五日以前は問わない、十五日以後、一言云ってみよ」 だれも答えなかったので雲門は答えて云うには「日々是好日」 禅語の「好日」は、苦、楽、生、死、すべての現象を無の心を持ち 感謝の念を持って受け入れるかぎり、「好日」となるのである その心こそが「好日」そのもので日々一刻を有るがままに受け入れて 生きるそのものかもしれない。 自然界の現象のように、その日一刻が時空に流されて留まること無い 心を、慈しみ、心地よく生きたいものです。
奥祖谷冬風景 2009年01月17日 | Weblog 久保集落から孤高の天狗塚 孤高として冬空に聳え立つ天狗塚は久保集落からの眺めが好きであり心地よい それは質素にして豊か、勤勉にして純朴、不便にして便利生活を楽しむ山麓の 住人に励ましと慈悲の眼差しを投げ続けているようである。
奥祖谷冬風景 2009年01月16日 | Weblog 久保集落最上標高850 寂寥感漂う雪と民家 いつもなら 「歩いてきたんかえ、えらいのう」と元気に声を掛けてくれる T老婦も冬は厳しいので箸蔵の娘さんの家に下りている。 早春になれば帰ってきて畑で朝から夕方まで野良仕事に精をだすT老婦は 東祖谷でも働き者も一人であり、山村の生活を精一杯楽しく生きている。
奥祖谷山麓夜話 2009年01月14日 | Weblog 幹線道路 大歩危ー東祖谷間の和田小学校傍の道路が崩壊して通行止め SA-NEさんの携帯写真 二週間位で、仮橋できるみたい、迂回路は、栂峰ー釣井線のみです。 あの道は、車当てたい人は、いいけど、 凍結してて、退避所も少ない、一時間半くらいかかるし、 まさに、『被災という名の山村からーです』 SA-NE その後の情報では崩壊場所の仮橋は今のところ目途がたっていないらしい 三好市は近くの未整備の道路を迂回路として整備するようだが、それにも 20日以上掛かるようだ。
奥祖谷山麓夜話 2009年01月13日 | Weblog 山麓の天然洗面場 氷点下の早朝、積雪の庭に乱れ付く小動物の足跡、時には猪の足跡もあり 凛とした空気とともに洗顔はブルっとした寒さとシャキっとした心地よさ。 湧き水をホースで引いてドラム缶半切りを器した洗面場は山麓夜話に相応しい 風景であり、不便さを楽しむ格好の場所であり、お気に入りである。
奥祖谷冬風景 2009年01月09日 | Weblog 久保集落クヌギ林の雪影 寒波の襲来が来つつあるようだが、奥祖谷も大雪になるかも? 経済、消費の幻想が窄んだ混乱の世。 雪でゴシゴシと擦り落して本来あるべき経済、消費の世にすれば かるくて心地よいことだろうに。
奥祖谷冬風景 2009年01月08日 | Weblog 久保集落最上 廃家の茅葺き小屋 崩れ落ちかかる茅葺き屋根は雪化粧して何時もと違うよと言いたげに 私を迎えてくれた いかにも可愛く微笑ましい雰囲気に私は満足して佇んでいた。