雪のいなくなった祖谷地方から毎度毎度の前略。
高知に行き、従姉妹に電話をかけるが、呼んでも呼んでも、出ない。
暫くすると、かかってきた。めちゃくちゃ、テンションが高い。
『ごめんでぇ~今までドコ○におったがよ~携帯変えてね、スマートフォンになったがよ~
今ね、スマートフォンからかけちゅうがでぇ!!』
…
…
あの…ガラケーのメールさえ、メールの漢字変換さえ、上手く出来なかった従姉妹が、
あの…ガラケーの機能さえ、何一つ何一つ使えなかった従姉妹が
『スマートフォン』ってか!!?
まだまだ、ガラケーで 頑張っているワタシが、
あの従姉妹に、先をコサレルなんて、考えられない。
そんな わたくしは、
『テクノ症候群』
で、ございます。
触れただけで、意志とは別に 画面が変わるなんて、オカシイじゃないの。
一人に送ったメールが、ちょっと触れて、一斉送信
メールをうち終えてないのに、ちょっと触れて、送信とか、
プライバシーが、ギリギリで、なんか壁のない 部屋で暮らしているみたいじゃないの?
スマホデビューした、つむじんこちゃんいわく、
『すっごく、使いやすいのよぉ~ブログもこっちが、楽だしね~』
と 言っておりましたが、とと虫は、
『わしは、ガラケーが使いやすい!!ガラケーに戻そうかと、思いよる』
と スマホを触りながら、おっしゃっておりました。
余談ですが、その日に頂いた、つむじんこちゃん自家製ケーキも、とても美味しかったです。
タダで頂くのが、申し訳ない位、美味しかったです。が、タダでした。
で、もとい、従姉妹の家に入ると、買ったばかりの スマートフォンを充電しながら
従姉妹が、じっとスマートフォンを、見つめておりました。
「充電しよん。なんかスマホは、すぐに充電が無くなるって聞くわ~」
と ワタシ。
従姉妹、じーーと、スマートフォンをみつめながら、ポツリと 呟いた。
『真っ暗になっちゅう!?画面がね、真っ暗になったがでぇ!なんか、どっか触ったがかえ?ちょっと鳴らしてみて』
とりあえず、従姉妹の携帯を、鳴らした。
『いけたぁ♪出た出た!画面でたあ~♪』
すぐに、ワタシの携帯が、鳴る。
「ちょっと、着信履歴、触っただろ!」
『ごめんでぇ、触ったかもー』
再び、携帯が鳴る
『ゴメン、また触ったかもー』
あれから二週間余り。
従姉妹は、ラインにハマり、大好きなキティちゃんのスタンプを活用し、楽しんでいるみたいだ。
『菜々子も、スマホに変えたらええのに~』
と おっしゃっておりますが、
ワタシは、理屈でピンとこないものは、どうもカラダが受け付けない。
カラダが受け付けないから、覚えようと 思わない。
メールをするのに、両手がいるなんて、
不便過ぎる…
メールは左手親指で 打つものだろ…
触れて 画面が変わる
なんか、気持ち悪い
プライバシーが、宙に浮いているみたいで、安易に気持ちが悪い
このガラケーが、壊れたら?
ワタシ 宿借りブログ書けなくなってしまう。
どうしょう~
どうしょう ワタシ
生活必需品なのに、なんで選択できないの~
お金払う側が、なんで 言いなりに ならなくちゃ いけないの!?
ケーブルテレビの 受信料も 高すぎくないか
黒電話が 懐かしい…
『あの日』に
帰りたい~
草 々