秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ(前略・祖谷八景心より応援致しますブログ)

2021年01月31日 | Weblog
前略
ウシトラマンの絵も、無事に撤収され、物的証拠は全て無くなった。(とりあえず。一安心)
休日の晴天のある日。
こんな青い空!落合重伝建の写真を撮らなければ、絶対の絶対に損だと思ったわたくしの、向かった先は雪の残る中上集落。
よそ見100%でチンタラと走行する。

前方から光る黒い車が一台!
とりあえず停止。運転席には祖谷八景のオーナー『TAKA』
『民宿、4月からまた、忙しくなるねー』と低姿勢で伺ってあげた。

※最初のブログで祖谷八景のオーナーを光る物体と書いたことを、
大変申し訳なく猛省しておりますワタシ。
光る物体とか、家に風が通る、髪も生えるとか、オーナーの祖谷に対する熱いお話を
『T A K A T AK A劇場』とか、そんな失言は、二度と致しません。

で、斯く斯く然然。
去年、断ったお客様が
『240組以上』だったとの事でございます。
少し受け入れた期間も、3日間は空けての営業だったとのこと。

オーナーは、熱く語る。
「ワシのところから、コ○ナを出したら、周りに迷惑かけて、大変なことになるけん、ずっと断ってきたんじゃ!」
ただ、傾聴し、頷くワタシ。
私は、運転席に座ったまま、自分の左手を太陽に翳していた。
眩しい、まぶしい、マブシイー。

本当の本当に西日が、眩しかったのでございます。
『あんまり、断ったけん、4月に再開しても、リピーターが完全に離れて、戻ってきてくれんかもしれん』
しばらく、熱く語ったオーナーは、ゆっくりと発進しながら、爽やかに笑いながら言った。
「もう、祖谷八景は、倒産じゃー!」

で、オーナーと別れ、私は普通に考えた。チンタラと走行しながら、考えた。
コ○ナ研究家の話に拠れば、部屋のウイルスは通常、3日間でいなくなるという。
物に、付着したのは、直接アルコール消毒のようなモノで、対処できる。
密着しての飛沫を直接浴びなければ、口の中にウイルスが、バンバン入ってくるとは、相当考えにくい。

3日間空白を作り、テーブル、調理器具、ドアノブ等、お客様の触る場所は除菌している。
みんな、触る場所は、だいたい同じだと思う。天井をジャンプして触る人は、そんなに居ないだろう。
到着したお客様に、オーナーが熱く熱く暑苦しく抱擁しない限り、感染しないのでは?ないだろうか。

それなのに、慎重に慎重に万全の対策をとり、リピーターさえ断ってきたオーナー夫婦。
240組以上って、何と言うお客様の数。
多分半分以上は、リピーターの皆様だと思うから、断ったオーナー夫婦の胸中を察すれば、私も胸が痛む。

オーナーは、かなりのストレスに晒されている筈。
ストレスは、身体に悪い。
全身の血流も、悪くなる。
血流は、家に置き換えると、風を入れる役割。

で、で、どうなる。
で、で、どうなっているか?
知りたい方は、コ○ナが、終息したら直接予約して、祖谷八景に泊まり、自分でお確かめ下さい。
剣山の秘宝とか?祖谷の名前の由来とか、日本の様々な隠された真実とか、
祖谷は今、かなり、神秘的な場所でございます。

カチカチな頭になって、人様のお話を否定的に捉えるようになったら、
老化の始まりだと、私は思います。
勉強したいことは、沢山ありますが、国に操られるみたいに、
低賃金で働かなければならない現実との生きる為の闘い。

疲れさせることが、諦めさせることが国の狙いなのか?
と思える位、働き過ぎじゃないの日本人!
自分で自分に言ってみる。
『バーカ』

何かの始まりには必ず、何かしらの策略は在る筈だ。始まりに理由が見つからないモノがあるとすれば、
誰かを好きになる感情くらいではないか。あれは、心に落ちる稲妻だ。

で、本当に非日常に浸りたい方も、
熱い劇場を体感したい方々も、
リピーターの皆皆様も、
祖谷八景を倒産させては、イケマセンっ!

是非、是非、その後のオーナーに会いに来て下さい。
遊ぶことを諦めては、イケマセンっ!
我々は愉しむ為に、生きているのです!頑張れ、みんな。
頑張れ、祖谷八景!

    シェーン・カミバックー!
       アーメン
       
          



































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ごくごく自然的に日常的な山歩き

2021年01月20日 | Weblog
奥山歩き、里山歩き、ほど日常の自然な流れに楽しく歩けるものかな
暮らしのなかに育まれた生きる山歩きなのかもしれない

物事に意味などあろうはずもなく、無意味を引きずっての山歩きほど
楽しいもの、面白いもの、索漠たるもの、はないようにも思う












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菜菜子の気ままにエッセイ(前略・お菓子女史様への手紙)

2021年01月17日 | Weblog
コメント、ありがとうございます。
24歳の時に、凍結デビューされたのですね。
新居屋住宅、そうそう、あの頃は賑やかな時代でしたねー。

教員の先生達や、地元の子育て世代の住民で、沢山の靴音が響いたものでした。
今も健在ですよ。新居屋の住宅。
多分、コンクリート造りによる、湿気との闘い?だったのではないでしょうか。

取り壊されたり、無人になったり、長い年月の間で、祖谷の住宅事情も寂しくなりました。
私の凍結デビューと言うか、水トラブルデビューは、中学生の時だったのですよ。
あれは、母が入院していて、一人で家に居た時の冬の夜。

我が家の造りは、本当に本当に貧相でした。お風呂場は五右衛門風呂で、お菓子女史様には、
絶対にピンと来ないと思いますが、今ではうどん店で見かける時もある、巨大な鉄釜。

巨大な鉄釜をコンクリートで囲み、浴槽の形を造り、下から薪で沸かすしくみ。
人間を生で沸かすのでございます。

で、そのまま入ると大火傷になりますよねー。今回みたいな指先の火傷で済む訳がございません。
釜の底に板を敷くのですが、板は軽いわけでございまして、自然に浮いてくるのでございます。

でね、釜に入る時、現在語に訳せば、浴槽に浸かる時にコツがございまして、板に足を乗せながら
、左右の足を上手にカックンカックン乗せながら、身体も一緒に沈んでいくのですよ。
で、良い湯だな〜♪なんて油断していたら痛い目に遭うのです。

直接釜の下の部分に足が触れたら、痛いー熱いー!と悲鳴をあげるようになる。
でね、慣れたら案外上手になってね、オカッパ頭は気分上々でお風呂に入っていたのでございました。
そうそう、お風呂はあの頃は、3日に一回くらいだったと記憶しております。

そんな、冬の或る夜。
隙間だらけのお風呂場の外で、バシャバシャと水の豪快な音がしまして、
トタン屋根を水の叩く音がしまして、オカッパ頭は気付いたのでございます。
「ホースが、外れた!」 

今でもそうですが、ホースはジョイントで所々が繋がっております。
そのジョイントのゴムパッキンが、凍結を繰り返して傷んでいたのか、兎に角外れたのでございます。

わたしは咄嗟に長めの上着を纏い、外に出て溢れるホースの水を、
全身に浴びながら水とジョイントと格闘したのでございます。
焦れば焦るほど、ジョイントにホースを上手に差し込めなくて、必死で差し込んで、
それでもホースはジョイントから外れよう、外れようとするので、
ビニールテープでホースとジョイントをグルグル巻にして結ぶようにして、
その場を凌いだのでございます。

今思えば、ジョイントに付いていたゴムパッキンが、水の勢いで流れて外れたのだと思います。 
それからは、ジョイントとホースとの理屈が理解できて、殆ど水を浴びないで
キッチリと接続出来る職人?になりました。

で、話は脱線しましたが、本当に気軽に皆んなで集まれなくなりましたね。
祖谷のみんなは、変わりないかって?
変わりないですよ。

イケイケギャルもこうたろうも、帰りたくて、帰りたくて堪らないみたいです。
ブログの主人様も、安定した健康生活を維持しながら、松山の山を徘徊しているみたいです。

職場の私の隣には、
「糖尿病予備軍バツイチ女子」が、座っております。
一緒にお仕事しております。

でね、あの牛トラマンの凧の写メを彼女に見せて、私が酷く嘆いたらね、
彼女らしいでしょ。言ってくれたのよ。
『あんたなあ、あんなん、みんな、車でピューと走るけん、誰もちゃんと見てないわー!
気にすることないわー!気にしなやー』って。
彼女らしいでしょう。

イケイケギャルからは、ひたすら感謝とラインが届き、
つむじんこちゃんは、味のある絵で良いよーと届き、
チー○ちゃんには、電話で可愛い絵だよと慰め?られ、
娘達からは、ヤバい扱いをされ、落ち込んでいたら、あの纏まった雪!

でね、あの雪の塊が、牛トラマンの不細工な鼻の辺りに丁度積もってね、
牛トラマンの絵が、ちょっと格好良く見えてね、わたしゃあ、
雪が溶けないでいてくれたらいいのにって、真剣に思っちまったのさ。

でね、コロナが終息した暁には、みんなが帰省出来たら、
やりたいなあーって考えていることがあってね、
村の写真展。おとべえさんと、テラオの兄さんの写した写真を、
ヤマガラ文庫に展示して、日曜日1日だけの、
『祝・コロナ終息
ヤマガラ文庫1日無料カフェ』 
ね、なんか、良さそうでしょう。

資金?無料の資金って。そんなん心配いらないよ。
多分お菓子は、貴女が持参して、パンはつむじんこちゃんが持参して、
コーヒーはテラオの兄さんが持参して、その他もろもろは、
ブログの主人様が多分出してくれると、信じております。

本当、一日も早く終息して、
『ふつう』に戻りたいね。
長い手紙になりました。ごめんなさい。
みんな、色んな事情を抱えて頑張っています。
想い出をエネルギーに変えて、新たな思い出を創る為に、
それぞれがそれぞれの場所で、生きていようね。
窓の外は粉雪です。
メレンゲの雫が、風に舞っております。
お身体、ご自愛ください。
    
 ドーナツしか作れない菜菜子より
       
          かしこ


























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菜菜子の気ままにエッセイ(温泉と茶の木にヴヴヴにありがとう)

2021年01月12日 | Weblog
アイスバーンを二時間近くかけて走り、無事に帰路に着く。かなり、無駄に走行する。
スイスイ走る勇気が無い。
速攻、手洗い。うがい。部屋着に着替え、ボイラーを点け、仕事着を洗濯機に投入、お風呂の蛇口を開ける。
お風呂の蛇口を開けると、なんだ?なんだ?お湯に勢いが無い。

人間でいうと、死にかかり状態だ。
正しくは瀕死と言う。

お風呂場のお湯だけは唯一、出ていたから、安心していた矢先、なんだ?何故なんだ。
早い話がお風呂に入れない。
で、台所の水を出したが水は出る。

水は出るが、お湯はやっぱり出ない。台所の湯は凍ったままなんだと諦めて、
お風呂のお湯も凍り始めたのだと、勝手に諦めた。
で、何を思ったのか、外回りの水道管のなんちゃって点検に外に出た。
時刻は、21時近く。

玄関をあけると、左手の積もった雪の中から、温泉地みたいな見事な湯気が上がっている!
なんなんだ?湯気ってなんで?
一瞬、頭が混乱したが、華麗に立ち上がる湯気の正体が、
『水道管の破裂』だと 判った。

とりあえず、勢いよく出るお湯を食い止めなければ、水のタンクが空になる。空になったら、万事アウトッ!
壁と水道管の隙間が狭いから、細いタオルを持ち出して、隙間からタオルを差し込んで巻きつける。
人間でいうと、止血法だ。
が、出血場所は大きい!
指先で、穴が確認できた。

溢れる熱湯!熱い!アツイ!アッチー!がタンクの水を守る為に、必死で格闘する。
ボイラーのスイッチを消すことさえ、浮かばなかった。
数分して、応急処置は終わった。外気温マイナス。
そして、次に台所に向かい、大鍋を3個だし、一気に蛇口から水を大量に貯める。

そして、洗濯機に向かい洗濯がすすぎの手前であることを確認し、いざっ、外に出て、
すぐ上にある水タンクのバルブを閉めにいく。充分な積雪だ。
ズボッズボッ、長靴が雪を這う。

自○隊の演習か?
滑りたくないから、必死で積もった雪を掴む。
ホースから水がタンクに落ちる音が響く。ギリギリセーフだった。
タンクさえ無事に貯水出来てたら、解凍した時に水は復活するのが早い。

中途半端に水が残ると、それがガチガチに凍って、厄介になる。
バルブを閉めて、上がったままの姿勢で、後ろ向きで這うように下りる。
再び雪を掴む。次いでに、茶の木も掴む。

ふと、イケイケギャルと、○ちゃんと、水しかけから帰る夜道で、イケイケギャルが滑って転んで
茶の木に引っ掛かった月の夜を思い出した。茶の木はやっぱりツオイッ!

で、全ての作業を終えて、とりあえずお茶を飲んで、村の水道屋さんに(土建業多種経営の社長さん)電話する。
○△□○⭐︎斯く斯く然然。お願いします。助けて下さい。

ヒーター線も確保しなければならないかも?と近くの電気屋のドラえもんにも電話をかけた。
○△□○△□○、暫し、ドラえもんの今冬の水道管破裂の村の実態を聞く。
ドラえもんは、水道管も工事しているんだと、始めて知った。何故か今夜は饒舌だ。
酔っているのか?話が長い。

で、水道のプロの社長さんが、本日早朝駆けつけて下さり、作業もスイスイと捗り、無事に水道管は修理完了。
水タンクのバルブを開けて、ボイラーのスイッチを入れる。
無事にスムーズに開通できたか?どこかで部分凍結していたらアウトっ!勇気を出して、台所とお風呂場の蛇口をひねる!
『出たー。出たー!ありがとうございますー!』
社長さんが、神様に見えた。

社長さんが時々口にする
『叔母さんには、世話になったけん』
叔母さんとは、ヴヴヴ星人のことだ。

私は覚えている。叔母さんは、自分の私有地で村の公共工事があると、
それがどこの土建屋さんでも、必ず言ってあげていた。
『かんまん。かんまん。どこでも使うてよ』
叔母さんは、いつも誰にでも、優しかった。権利も利益も口にしない。いつも寛容だった。
何十年の永い暮らしの中で、そうやって、誰にでも分け隔てなく徳を積んできた叔母さん。

目には見えない、形には残っていない叔母さんの生前の優しさが、誰かの記憶に温かく透明に住み続けている。
その恩恵を、私が頂いている。
空から降り注ぐ、優しさの雫みたいに。

水道管の修理が終わりかけた時、家の前をドラえもんが車で通りかかった。
車を止めて、運転席からドラえもんが、話しかけてきた。
「おはようございますー。菜っちゃん、今朝、携帯見たら、着信になっとったけど、僕に何か用事だったんかなあ〜?」

酒は飲んでも〜呑まれるな〜
 
祖谷は、水道管が破裂しなければ
指を火傷しなければ、素敵な場所でございます。

           草草
























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菜菜子の気ままにエッセイ(遅ればせながら・謹賀新年)

2021年01月10日 | Weblog
前略・遅ればせながらの謹賀新年。
読者の皆様。変わりなくお歳を重ねましたでしょうか。
久しぶりの寒波でございます。

一晩不在にして自宅に帰ると、そこはマイナス7度の世界。
とりあえず、玄関のサッシが凍っておりました。
結露がそのまま凍り、サッシを覆っておりました。

台所に予備で貯めておいたボールには、氷が張っておりました。
掛けてあったフキンも凍っておりました。
少しずつ蛇口から出しておいたお湯と水は、お湯の管が凍り、水はでておりました。

家の中に入って、電気を点けるよりも一番最初にすることが、蛇口に手をかざして、
水が出ているか、確認することでございます。水の感触を指先で確かめた時の歓喜。
得をした気分になり、思わずヤッターと心で雄叫びを叫ぶ。

そして、電気を点けて凍ったボールの中に人差し指をいれて、小さな穴を開けて、
再び手を全部入れて、残りの氷を割って五感が爆発!!
なんだ、この感覚!久しぶりの感覚!

そうだ。そうだったんだ。昔の冬はいつもこんな感じだったんだ。
膝を超える雪が毎日、毎日降り続いて、地面なんて三ヶ月くらい見えなくて、水道のホースを、
一日かけて溶かした場所から新たに引き直したり、近所の家から水をバケツとか鍋に貰ってきたり、
四苦八苦しながら冬を乗り切っていたんだ。

冬を乗り切ることしか、頭には無いから、無駄なことを考える暇もなく、水で米を洗い、
水で野菜を洗い、タライで洗濯をして、洗えただけで有り難くて、嬉しかった。
不便でも頑張れた。厳しい極寒の毎日を乗り越えた先に必ず
『春』 が待っていたから。
だから、耐えることが出来た。

そして、暮らしは豊かになり、便利になり、快適になり、
当たり前の便利さの中で、五感は衰え、平和ボケになり、すっかり忘れかけていた人間の本来の姿。
過激な進化に晒されながら、剥がされるみたいに失っていく本来の姿。

祖谷の人は誰も、生きていく為の知恵も才覚も持ち合わせている。
先手先手で、仕事の段取りをしていると、山の人が沢山買いだめをするのが好きだから、
それと同じだと言った人がいて、不快な思いをする時もあるけど、心の中で呟く。
「あなたより、生きる知恵は持っております!あっかんべぇー」

スマホの画面を見ながら、
「今から予報では雨雲が出るから、少し待ちましょう」
と誰かが言う。
「降らないよ。この空では」
と私が言う。

もう、本当に、みんな、何を見ているの?何に操られているの?
合わせるのが、面倒くさい。 
が、生きる為に働く。が、その場合の『春』に値するものは、何なのか。
契約職員の身分では見当が付かない。
人生の春って、どこなのか。何故、何の為に頑張らなければ成らないのか、さっぱり判らない。
 
パリッ、パリッと雪の下の氷の割れる音を聴きながら、近所の滝を映しに向かう。
少し吹雪いてくるけど、生まれたばかりの空気と風が全身を包んでくれる。
爽快感に100%包まれる。
本脳がキシッキシッと、再生するみたいだ。

生きている。
生きる意味の答えを探す為に、
生きるいる。

青空が見えてきた。
欅の枝に積もっていた雪の欠片が、風に飛ばされながら、暫し空を舞う。雪の綿帽子みたいだ。
ヤマガラと、シジュウガラもすっかり仲良く慣れて、縄張り争いも無くなった。
新たな一年が、じわじわと始まった。
今年もシンプルに生きていこうと思う。
出来る限り、優しく有りたいと思うけど、時々悪魔に取り憑かれる。
そんな時は、とびきりの祖谷弁で、悪魔を追い払う。
『どつぼれよ、おまえや知らんわ、どこぞ、いけやー』

やっぱり、祖谷は素敵な場所です。

         草草





























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積雪は無いものの、凍てつく登山道に冬枯れの風景

2021年01月04日 | Weblog
積雪は無いものの、凍てつくような寒さに手足の指先がじ~んと痛くなり、
顔が引きつる感じの登山道に佇み、冬枯れの風景を眺めていた

凛とした山の佇まい、山旅のつど、冬枯れの刻々と流れ去る景色は
わが暮らしの行き着くところ、無秩序を引きずりたどり着く無意味さ

山麓の炭焼き窯の灰の崩れ去り散り去る索漠たるこころに





































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