2012年大晦日は、降り出した雪は、短時間のうちに15センチの積雪となり
※今年もいきなりパクル
うしおんな2名
今年もスマートフォンだけを連れて、帰ってきた。
ご飯を食べに、帰ってきた。
コタツにあたる為に、帰ってきた。
寝る為に、帰ってきた。
上半身のみの、リハビリ?に帰ってきた。
幸い、床擦れは出来ないで、無事に帰って行った
結婚の話題になった。
母親は、常識をお話してあげた
『結婚したら、相手の苗字に変わって、相手方のお墓に入るのよ。』
「なんでや~~?そんなん嫌じゃ~~!父ちゃんと母ちゃんとおんなじお墓に入る~!」
『苗字が変わったら、入れんよ~!相手のお墓!!!』
「ほんなら、撒いてや~骨、テキトーに祖谷山に撒いてっ!」
大晦日。
雪の夜。
アホな会話が、続く。
コタツの中に、足が六本。
テキトーに足の位置を、変える。
六年前は、このコタツは、夫の足が、占領していた。私達は、足の先だけを、入れていた。
足を温めると、健康になれる…と言う話も、年越しそばを食べると、一年を元気で、
いられると言う話も、いい加減だと言うことが、夫によって、証明された。ありがとうね。
ダブルの布団に、電気毛布を敷いてあげて、おまけに寝室を温めてあげて、
マイナスな祖谷の夜を、少しでも快適にと、母は、電気代を顧みず、最善を尽くしてあげた。
※ワタシは電気毛布は、使用しない。身体に悪いから。
悲劇は あくる朝
起こった。
うし女 2名。
口論が、始まった。
『ゆうべ、〇〇に毛布取られて、何回も目が覚めて、寝れんかった』
「何いよん!〇〇が毛布取るけん、こっちだって、何回も目が覚めたわ~~!」
『寝れんかった!寝れんかった!って今言うて、何になるん?言うても、しよないだろ!』
長女が、怒鳴る
「寝れんかったんじゃきん、〇〇のせいじゃ~!」次女も怒鳴る。
……
……
元旦
雪の朝
アホな口論が 続く。
黙って聞いていた
母ちゃんは
頭の中の、仕掛けていた?時限爆弾が、爆発した。
『ヤカマシイ!~!全部ワタシの責任ですっ!!!毛布を二枚出してなかったワタシの責任ですっ!!!』
この時の、わたくしの声は、多分…
牛の声帯に、ガマガエルが憑依し、ライオンがそれを飲み込んで、出したような声…?
数年に一度だけ
ワタシは、このような、時限爆弾が爆発する時が、ある。
無念なのは、
一発で、怒鳴れなくて、途中で毛布を一枚と二枚を間違えて、言ってしまって、噛んでしまった…
それが、悔やまれる。
長女が、仕事の為に、先に帰った。次女はあくる日、帰った。
次女の帰った部屋で、やっぱり 大量のタオルを洗っている わたくし…
お布団を、片付ける。掛布団を めくった。
……
……
毛布は 足元で、ぐじゃぐじゃに、踏まれていた。
次女は、毛布を踏んでいたんだ
なら、元旦の会話の真実は、こうだっ!
次女が、毛布を足で踏む
長女は、寒いから無意識に、掛けようとしていた。
次女は、毛布が自分にかかってないから、長女が、独り占めしていたんだと、判断していた。
……
全ては、
祖谷山のマイナスが、招いた悲劇。
そして
広い客間が、寒い階下にある 悲劇。
…で…遅ればせながら
読者の皆様
今年も、よろしくお願い申し上げます。
イッパイ イッパイ
笑おうね。
自分のココロに 正直に
『愛』は、全てに立ち向かえる、最強の武器なのだよ。
その武器は、見えないけど、最強なんだ。
今年も 読者の皆様の回りが、たくさんの愛に包まれますように。
祖谷山の空の下、祈ってます
※追伸
年末ジャンボ 10枚買って、結果、四億円…組まで同じで 末尾番号が…88枚の違い。
グヤジイ~!今年も 死ぬまで 仕事します。愛より金か…?
草 々