久保東より三嶺稜線
コスモスの 色透かし見る 三嶺かな
野ざらしの 糸瓜の棚に 夕日落つ
鬼灯を 鳴らし少女の 山家かな
鬼灯(ほほづき)
女の子などが手でやわらかく揉み、爪楊枝で穴をあけて中の
黄色い種を出して口に含んでギュー、ギューと鳴らすが
なかなか難しいものである。
コスモスの 色透かし見る 三嶺かな
野ざらしの 糸瓜の棚に 夕日落つ
鬼灯を 鳴らし少女の 山家かな
鬼灯(ほほづき)
女の子などが手でやわらかく揉み、爪楊枝で穴をあけて中の
黄色い種を出して口に含んでギュー、ギューと鳴らすが
なかなか難しいものである。
児童虐待の真実
昨日、次女と久しぶりに百円均一に行った。あのねずみ捕り以来だ。百円均一ってなんだか妙にワクワクする。タダではないのに、何故か「ご自由にお持ち帰り下さい!」と言われてるような金銭感覚の錯覚をオコス。またまた、衝動買いのウイルスが、私達親子を襲う。なんといっても、次女は失恋の傷みを紛らわすように、売り場をうろついている。化粧品売り場の小物を、穴があく位眺めている。私はねずみ捕りの売り場を少し気にしながら、今度は大工品を観察していた。パテ、セメント、番線、なんかおもしろい組合せはないかしら?携帯電話で話しながらの、若者の声が聞こえて来た!私の耳は鍛えられている。興味のある内容に、瞬間に聴覚が全開される。
「あっ、オレ、今百均のとこきてんだけど、ナイ!どこ探しても見えんわー」
私は声の方向に行きたい気持ちを必死で堪えた。いくら、「いい人」の私でもここで相手に話し掛けたら、ただの不審なおばさんになってしまう。
「あなたは、何を探しているの?私はこの中の商品は、知り尽くしています」と心で叫んだ!…
次女からの携帯がなった。
「母ちゃん、どこ?」
「売り場の端におります」
「わかった」
携帯は本当に便利だ。小声で位置の確認ができる。
あれは、娘達が七歳位の頃。町のスーパーで買い物をしていた時、ほんのつかの間、私が視界から消えただけなのに、向こう側の通路で、私を捜しながらうろつく三人組み!娘達は主人のおまけのように、いつもツルンデいた。主人と目が合う。主人が大きな声で、娘を呼ぶ。
「〇〇、〇〇、母ちゃんおったぞー」
「あっーー母ちゃん!」その声は売り場にみごとに響いた。見事に他人の視線を感じた
「オーマイガット」喋れない英語が頭の中を回転した。つい娘の頭を叩いてしまった。
「声が大きすぎる!」私は恥ずかしさの余り、反射的に娘の頭をつい叩いてしまった。今になって母は、反省しています。何も頭を叩くことはしなくてよかった。でも、丁度私の手の位置に娘の頭の高さが揃っていた。あの遠い日の記憶を思いだした私は、優しい母に突然変異した。次女の買った商品を、自分のカゴに移した。私があの時叩いたから、あなた達は、算数が苦手になったのかも知れない。ごめんなさい。
「全部一緒でお願いします」
私は恰好よく店員に言った。娘が隣で自分の買った個数の六百円を私に渡そうとサイフを出す。
「いいから、しまっておいて」
私はレジの前で優しく娘のサイフを手で掃った。私達親子の美しい会話を聞いて、店員も思った筈。
「世の中には、こんなにも顔も心も美しい親子が、居るんだわ!」と
今日も無事に終了しました。ゴンと歩く暗がり。小二郎と遭遇した。飼い主は大好きなトモダチ!時折彼女が玄関の扉に掛けてくれている、夕飯の食材のお陰で、私は栄養失調にならずに済んだ。イリコを下さった友人、野菜ジュースを一杯運んでくれた友人「山荘」の女将さんー。私は本当に幸福者です!ありがとうございます
感謝 合掌!
昨日、次女と久しぶりに百円均一に行った。あのねずみ捕り以来だ。百円均一ってなんだか妙にワクワクする。タダではないのに、何故か「ご自由にお持ち帰り下さい!」と言われてるような金銭感覚の錯覚をオコス。またまた、衝動買いのウイルスが、私達親子を襲う。なんといっても、次女は失恋の傷みを紛らわすように、売り場をうろついている。化粧品売り場の小物を、穴があく位眺めている。私はねずみ捕りの売り場を少し気にしながら、今度は大工品を観察していた。パテ、セメント、番線、なんかおもしろい組合せはないかしら?携帯電話で話しながらの、若者の声が聞こえて来た!私の耳は鍛えられている。興味のある内容に、瞬間に聴覚が全開される。
「あっ、オレ、今百均のとこきてんだけど、ナイ!どこ探しても見えんわー」
私は声の方向に行きたい気持ちを必死で堪えた。いくら、「いい人」の私でもここで相手に話し掛けたら、ただの不審なおばさんになってしまう。
「あなたは、何を探しているの?私はこの中の商品は、知り尽くしています」と心で叫んだ!…
次女からの携帯がなった。
「母ちゃん、どこ?」
「売り場の端におります」
「わかった」
携帯は本当に便利だ。小声で位置の確認ができる。
あれは、娘達が七歳位の頃。町のスーパーで買い物をしていた時、ほんのつかの間、私が視界から消えただけなのに、向こう側の通路で、私を捜しながらうろつく三人組み!娘達は主人のおまけのように、いつもツルンデいた。主人と目が合う。主人が大きな声で、娘を呼ぶ。
「〇〇、〇〇、母ちゃんおったぞー」
「あっーー母ちゃん!」その声は売り場にみごとに響いた。見事に他人の視線を感じた
「オーマイガット」喋れない英語が頭の中を回転した。つい娘の頭を叩いてしまった。
「声が大きすぎる!」私は恥ずかしさの余り、反射的に娘の頭をつい叩いてしまった。今になって母は、反省しています。何も頭を叩くことはしなくてよかった。でも、丁度私の手の位置に娘の頭の高さが揃っていた。あの遠い日の記憶を思いだした私は、優しい母に突然変異した。次女の買った商品を、自分のカゴに移した。私があの時叩いたから、あなた達は、算数が苦手になったのかも知れない。ごめんなさい。
「全部一緒でお願いします」
私は恰好よく店員に言った。娘が隣で自分の買った個数の六百円を私に渡そうとサイフを出す。
「いいから、しまっておいて」
私はレジの前で優しく娘のサイフを手で掃った。私達親子の美しい会話を聞いて、店員も思った筈。
「世の中には、こんなにも顔も心も美しい親子が、居るんだわ!」と
今日も無事に終了しました。ゴンと歩く暗がり。小二郎と遭遇した。飼い主は大好きなトモダチ!時折彼女が玄関の扉に掛けてくれている、夕飯の食材のお陰で、私は栄養失調にならずに済んだ。イリコを下さった友人、野菜ジュースを一杯運んでくれた友人「山荘」の女将さんー。私は本当に幸福者です!ありがとうございます
感謝 合掌!
曼珠紗華 火の輪となりて 燃えにけり
立待の 月に燃えにし 曼珠紗華
人絶ゆる 立待月の 出づる庵
曼珠紗華は何か妖しげで、死人花、幽霊花、捨子花などと呼ばれたり
狐花、狐の嫁子など俗名が多い。
立待月(たちまちづき)
陰暦八月十七日の夜の月を云う、月の出が遅れ立って待っているうちに
出る月の意味。
他に
居待月(いまちづき)
陰暦八月十八日の月 家の中でゆっくり待っているうちに出る月
臥待月(ふしまちづき)
陰暦八月十九日の月 だんだん遅くなり臥床の中で待つ気持ちの月
更待月(ふけまちづき)
陰暦八月二十日の月 この月は亥の正刻(午後10時)に出るというので
「二十日亥中」ともいう。
立待の 月に燃えにし 曼珠紗華
人絶ゆる 立待月の 出づる庵
曼珠紗華は何か妖しげで、死人花、幽霊花、捨子花などと呼ばれたり
狐花、狐の嫁子など俗名が多い。
立待月(たちまちづき)
陰暦八月十七日の夜の月を云う、月の出が遅れ立って待っているうちに
出る月の意味。
他に
居待月(いまちづき)
陰暦八月十八日の月 家の中でゆっくり待っているうちに出る月
臥待月(ふしまちづき)
陰暦八月十九日の月 だんだん遅くなり臥床の中で待つ気持ちの月
更待月(ふけまちづき)
陰暦八月二十日の月 この月は亥の正刻(午後10時)に出るというので
「二十日亥中」ともいう。
嘗めたらいかんぜよ
夫婦になって二十二年、主人がお祈りをしている姿を見た事は、一度もなかった。病棟と病棟の間に、喫煙所があった。そこだけは吹き抜けになっていて、入院仲間達が、毎日おなじ時刻に約束をする訳でもないのに、集まっていた。みんな、様々な病気を抱えながら、それでも他人には優しかった。それぞれの体を労るように、つかの間の風の匂いを楽しんでいた。社会の中では、体に障害を持つ者は生きにくい。健康な人は自分達の都合で、全てを進めて行くが、病人はかなりのハンデを負いながら、ついて行かなければいけない。一番、辛かった。
主人は、同じ事情の仲間に囲まれて、幸せそうによく笑っていた。小さな目が、笑ってよけいに小さく見えた。
「おっ、今日は満月か~、きれいなの~」
主人は病棟の壁の間から見えた四角い空に輝く満月をじっと見ていた。そして、黙って両手を合わせてつかの間、お祈りをしていた。娘が主人の横で主人に聞いた。
「父ちゃん、何をお願いしたん?」
主人は恥ずかしそうに笑っていた。四角い空に煌々と輝いていた満月、エレベーターの上下する音、二十四時間付けっぱなしの、看護婦の控え室の灯。くたびれた長椅子。ヤキツイテ離れない。あれから、私は満月を見なくなった。満月が大嫌いになった。満月だと感じる明るい夜は、カーテンを隙間なく思い切り、閉める。気配を断ち切るように、閉める。
多分、主人はこんな事を、お願いしたんだ。
「早く、退院出来ますように」「外に出られますように」
今日も私は、思いきりカーテンを閉めている。一人になってからの社会との関わり方の現実の難しさをツクヅク味わっている
地区のお堂の修繕費を集めに来た。
「〇〇さんちは、半額の五千円でええわ。会で女のヒトの家は大変じゃきん、半額って、決めたんじゃ」
私は五千円を払い、いつものように、ボケーと後で考えていた。
主人は、この五年間は仕事を辞めて家で、養生をしていた。地区の方々は知っていた筈。でも、お祭り事の集まり、お葬式の手伝い等は、普通にお呼びがかかった。私で済む用件は、全て私が片付けていた。主人がいた頃は、「全額」で私一人になって「半額」。
第三者からみれば、半額で良いじゃない!と言うと思うが、私にはオカシクナイ?と感じるのだ。主人が仕事を持たなくても、私達は一生懸命に、地区の方々と同じように、社会生活を営んでいた。イナクなれば、半額?
先日も友人(共に夫にフラれた)と話していた。社会との関わり方の早い話しが、なんてむかつく事が、多いのか!村の行事は最後は酒の場所で、締め括る。風習みたいなもの。今まで、夫が健在だった時は、夫以外のオッサンに触られる事はなかった。肩とか、腕とか、手とか、触らなくても会話は出来る筈なのに、やたらと触るオッサンがいる。二人で愚かな一部の男の悪口を、並びたてて話した。この際なので、世の奥さん、酒の場所から帰った夫に聞いてみて下さい。
「あなたは、酒飲んで、子供達の恥になるような事、シテナイノ!」
彼女と私と、そして今夫に先立たれたすべての女性の声を、代返して私は哀れな一握りの男に、言います。唾を吐きたい気持ちを込めて!あなたが先立ち、妻が遺され、あなた以外のオッサンが、あなたの大切な妻を、「サワル」
嬉しいですか?化けてでてきたくないですか?
先立たれた哀しみでイッパイなのに世間と共に生きていくのは、過酷だ!
「嘗めならいかんぜよ!」夏目雅子の声が、のりうつる!
友人は、最後に言った。
「女であることが、面倒くさい」
「オナベになろうかと思ったけど、それも面倒くさい」
帰る彼女の後姿は、かなり疲れていたのか、右足と右手が同時に前に出ているように、見えた。私は玄関を閉めながら、思った。彼女は無理しなくても、十分オナベに近い。そんな事、失礼で口にはダセナイ。友情にヒビがはいる。 合掌
夫婦になって二十二年、主人がお祈りをしている姿を見た事は、一度もなかった。病棟と病棟の間に、喫煙所があった。そこだけは吹き抜けになっていて、入院仲間達が、毎日おなじ時刻に約束をする訳でもないのに、集まっていた。みんな、様々な病気を抱えながら、それでも他人には優しかった。それぞれの体を労るように、つかの間の風の匂いを楽しんでいた。社会の中では、体に障害を持つ者は生きにくい。健康な人は自分達の都合で、全てを進めて行くが、病人はかなりのハンデを負いながら、ついて行かなければいけない。一番、辛かった。
主人は、同じ事情の仲間に囲まれて、幸せそうによく笑っていた。小さな目が、笑ってよけいに小さく見えた。
「おっ、今日は満月か~、きれいなの~」
主人は病棟の壁の間から見えた四角い空に輝く満月をじっと見ていた。そして、黙って両手を合わせてつかの間、お祈りをしていた。娘が主人の横で主人に聞いた。
「父ちゃん、何をお願いしたん?」
主人は恥ずかしそうに笑っていた。四角い空に煌々と輝いていた満月、エレベーターの上下する音、二十四時間付けっぱなしの、看護婦の控え室の灯。くたびれた長椅子。ヤキツイテ離れない。あれから、私は満月を見なくなった。満月が大嫌いになった。満月だと感じる明るい夜は、カーテンを隙間なく思い切り、閉める。気配を断ち切るように、閉める。
多分、主人はこんな事を、お願いしたんだ。
「早く、退院出来ますように」「外に出られますように」
今日も私は、思いきりカーテンを閉めている。一人になってからの社会との関わり方の現実の難しさをツクヅク味わっている
地区のお堂の修繕費を集めに来た。
「〇〇さんちは、半額の五千円でええわ。会で女のヒトの家は大変じゃきん、半額って、決めたんじゃ」
私は五千円を払い、いつものように、ボケーと後で考えていた。
主人は、この五年間は仕事を辞めて家で、養生をしていた。地区の方々は知っていた筈。でも、お祭り事の集まり、お葬式の手伝い等は、普通にお呼びがかかった。私で済む用件は、全て私が片付けていた。主人がいた頃は、「全額」で私一人になって「半額」。
第三者からみれば、半額で良いじゃない!と言うと思うが、私にはオカシクナイ?と感じるのだ。主人が仕事を持たなくても、私達は一生懸命に、地区の方々と同じように、社会生活を営んでいた。イナクなれば、半額?
先日も友人(共に夫にフラれた)と話していた。社会との関わり方の早い話しが、なんてむかつく事が、多いのか!村の行事は最後は酒の場所で、締め括る。風習みたいなもの。今まで、夫が健在だった時は、夫以外のオッサンに触られる事はなかった。肩とか、腕とか、手とか、触らなくても会話は出来る筈なのに、やたらと触るオッサンがいる。二人で愚かな一部の男の悪口を、並びたてて話した。この際なので、世の奥さん、酒の場所から帰った夫に聞いてみて下さい。
「あなたは、酒飲んで、子供達の恥になるような事、シテナイノ!」
彼女と私と、そして今夫に先立たれたすべての女性の声を、代返して私は哀れな一握りの男に、言います。唾を吐きたい気持ちを込めて!あなたが先立ち、妻が遺され、あなた以外のオッサンが、あなたの大切な妻を、「サワル」
嬉しいですか?化けてでてきたくないですか?
先立たれた哀しみでイッパイなのに世間と共に生きていくのは、過酷だ!
「嘗めならいかんぜよ!」夏目雅子の声が、のりうつる!
友人は、最後に言った。
「女であることが、面倒くさい」
「オナベになろうかと思ったけど、それも面倒くさい」
帰る彼女の後姿は、かなり疲れていたのか、右足と右手が同時に前に出ているように、見えた。私は玄関を閉めながら、思った。彼女は無理しなくても、十分オナベに近い。そんな事、失礼で口にはダセナイ。友情にヒビがはいる。 合掌
待宵を 窓辺におりて 雨降りし
雲流れ 出づる一瞬 庵の月
待宵(まつよい)
陰暦八月十四日の夜をいう、明日の名月を待つ宵の意味
名月に満たぬ小望月(こもちづき)として愛でる。
庵の月(いほのつき)
「月」といえば秋の月をいい、古来詩歌に多く詠まれてきた
月の秋、月夜、月の出、月明、月の道、遅月、弓張月、宿の月
夜夜の月、庵の月
昨日は雲の切れ間から庵の月を眺めたが、今日は雨模様の様子
待宵の月は望めそうにないようだ、明日の名月はどうかな。
雲流れ 出づる一瞬 庵の月
待宵(まつよい)
陰暦八月十四日の夜をいう、明日の名月を待つ宵の意味
名月に満たぬ小望月(こもちづき)として愛でる。
庵の月(いほのつき)
「月」といえば秋の月をいい、古来詩歌に多く詠まれてきた
月の秋、月夜、月の出、月明、月の道、遅月、弓張月、宿の月
夜夜の月、庵の月
昨日は雲の切れ間から庵の月を眺めたが、今日は雨模様の様子
待宵の月は望めそうにないようだ、明日の名月はどうかな。
彼岸入り
曼珠沙華の鮮やかな赤が、あちらこちらに、見事な赤を散らせながら、彼岸の頃を教えてくれる。まっすぐに咲く。潔く咲く。打ち上げ花火のように、花の形だけで、勝負している。怯まない「赤」が秋の青空に映える。
東祖谷には、都会のような造られた墓地はない。昔から集落ごとに墓場がある。家の周りに土地を持つ方々は、すぐ傍に墓を建てる。または、親戚の土地に墓を建てさせて頂いたりする。墓地のあちらこちらで、掘りオコシタ墓石がやたらと目立つようになった。一カ所でお参りが出来るようにと、随分と代々墓が増えた。
私は余り、お墓を集めることは好きではない。あの世を単純に信じている私は、想像しただけでもゾッとする。心地よく昼間をしている空間に、顔も見たことの無い人や、大嫌いだった人の子孫が同じ〇〇家という理由で、片付けられる。そんな気がしてならない。主人はきっと知らん顔して、わめき立てる私にこう言うだろう。
「ワアは、死んでも、めんどいのうや~」これを標準語に訳すると
「君は死んでも、我が強いね」
私が、気難しいのは、個性だ。罪ではない。どうせ、私の事だから墓の中に家族以外が入ってきたら、納骨した人を怨む
主人の制止を振り切り「祟り」の念を送るだろう!考えただけで、ワクワクする。
とにかく、拝んでくれる人がいなくなっても構わない。石が苔だらけになってもカマワナイ。嫌な仏様とは一緒にいたくない。でも、仏様になってしまった人のお顔は、とても美しくすべての邪悪から開放されて見えるので、嫌いと思っている人の子孫も、意地の悪い遺伝子から開放されているんだろうか?判らない。もし、そうだとしたら同居することを、この寛大な心で許してあげようか?と一瞬思うけど、私は「めんどい」ので、この意思を貫きます。
「お彼岸」とは仏様に手を合わせながら、自分を見つめること。あの世とこの世は相対してると私は、思う。腹が立ってイライラして、お墓参りに行く人はいないだろう。お墓に供える、シキビも花花もお菓子も全てこちらを向いている。私達はお経を唱えながら、お墓とまっすぐに向かいあっている。唱えた声は再び自分の耳に戻る。私達現世に住む人間は、彼岸の場所に住む仏様達に、生かされている。
「死んだら骨は適当にバラマイテ」という人がいるが、本当にそうだろうか。祖谷で生涯を送った人に「あなたの骨はシベリアに撒いてきます。
と言われたら、なんか安心しないのでは、ないだろうか。
「彼岸」とは、「慈悲」の心を持つことだ。終わった数々の魂に追悼の念を贈ることだ。共に、寄り添うことはすべてが、生かされていることの感謝に繋がる。心を寄り添うことのないお墓参りなら、無理をして行く事はない。彼岸のこころを持ち、一日を大事に生きていこう。ささやかな日常の中で、他人の記憶の中にいい記憶として残れる自分であろう。物体は消滅しても、魂は永遠だ。「死」を成し遂げる為に、もう一度、死語となりつつある「一生懸命」をやってみよう。
主人のお墓のお供えを、ゴンが必死で食べていた。シッポは全回転!すぐになおりそうもない私の武器?「泣き虫」病は、いつになったら、特効薬ができるんだろう。
「人」が死んで行く。理不尽な「死」でない限り、当たり前のこと。人はゆっくりと壊れていく。自然界の営みの中で、自然な事。
そして私は見事に、再婚した。仏様と再婚した。 合掌!
曼珠沙華の鮮やかな赤が、あちらこちらに、見事な赤を散らせながら、彼岸の頃を教えてくれる。まっすぐに咲く。潔く咲く。打ち上げ花火のように、花の形だけで、勝負している。怯まない「赤」が秋の青空に映える。
東祖谷には、都会のような造られた墓地はない。昔から集落ごとに墓場がある。家の周りに土地を持つ方々は、すぐ傍に墓を建てる。または、親戚の土地に墓を建てさせて頂いたりする。墓地のあちらこちらで、掘りオコシタ墓石がやたらと目立つようになった。一カ所でお参りが出来るようにと、随分と代々墓が増えた。
私は余り、お墓を集めることは好きではない。あの世を単純に信じている私は、想像しただけでもゾッとする。心地よく昼間をしている空間に、顔も見たことの無い人や、大嫌いだった人の子孫が同じ〇〇家という理由で、片付けられる。そんな気がしてならない。主人はきっと知らん顔して、わめき立てる私にこう言うだろう。
「ワアは、死んでも、めんどいのうや~」これを標準語に訳すると
「君は死んでも、我が強いね」
私が、気難しいのは、個性だ。罪ではない。どうせ、私の事だから墓の中に家族以外が入ってきたら、納骨した人を怨む
主人の制止を振り切り「祟り」の念を送るだろう!考えただけで、ワクワクする。
とにかく、拝んでくれる人がいなくなっても構わない。石が苔だらけになってもカマワナイ。嫌な仏様とは一緒にいたくない。でも、仏様になってしまった人のお顔は、とても美しくすべての邪悪から開放されて見えるので、嫌いと思っている人の子孫も、意地の悪い遺伝子から開放されているんだろうか?判らない。もし、そうだとしたら同居することを、この寛大な心で許してあげようか?と一瞬思うけど、私は「めんどい」ので、この意思を貫きます。
「お彼岸」とは仏様に手を合わせながら、自分を見つめること。あの世とこの世は相対してると私は、思う。腹が立ってイライラして、お墓参りに行く人はいないだろう。お墓に供える、シキビも花花もお菓子も全てこちらを向いている。私達はお経を唱えながら、お墓とまっすぐに向かいあっている。唱えた声は再び自分の耳に戻る。私達現世に住む人間は、彼岸の場所に住む仏様達に、生かされている。
「死んだら骨は適当にバラマイテ」という人がいるが、本当にそうだろうか。祖谷で生涯を送った人に「あなたの骨はシベリアに撒いてきます。
と言われたら、なんか安心しないのでは、ないだろうか。
「彼岸」とは、「慈悲」の心を持つことだ。終わった数々の魂に追悼の念を贈ることだ。共に、寄り添うことはすべてが、生かされていることの感謝に繋がる。心を寄り添うことのないお墓参りなら、無理をして行く事はない。彼岸のこころを持ち、一日を大事に生きていこう。ささやかな日常の中で、他人の記憶の中にいい記憶として残れる自分であろう。物体は消滅しても、魂は永遠だ。「死」を成し遂げる為に、もう一度、死語となりつつある「一生懸命」をやってみよう。
主人のお墓のお供えを、ゴンが必死で食べていた。シッポは全回転!すぐになおりそうもない私の武器?「泣き虫」病は、いつになったら、特効薬ができるんだろう。
「人」が死んで行く。理不尽な「死」でない限り、当たり前のこと。人はゆっくりと壊れていく。自然界の営みの中で、自然な事。
そして私は見事に、再婚した。仏様と再婚した。 合掌!
お勉強
夕方の6時30分、太陽も沈みかけているのに、空は明るい水色を残して半月の明かりが輝いている。雲はそれぞれの微妙なグレーの色を少しずつ崩しながら、ゆっくりと動いていく。毎日同じような時間、祖谷の景色に同じ色はない。枯れてしまったままアスファルトに落ちていく葉っぱを少し気の毒に感じながら、その上を「ゴン」と歩く。ゴンが、素早く反応して噛み付いたものは、ただの小石だった。夕方になると周りは白黒になる。それは飼い主も同じこと。ゴンに「アホっ」と言いながら、私は大きな葉っぱを蛙と勘違いしてジャンプした。
明日は「彼岸の入り」
「お彼岸って、何?お坊さんは呼ばなくていいん?」娘に春の彼岸にも聞かれた。というよりもしつこく質問された。このしつこーい、口説い性質は主人の遺伝子ではない。主人は口説い話しを嫌った。男は大体そんな生き物なのかも知れない。口説い男は大体周囲から敬遠される。世の男性の中には、女にあれこれと問い詰められた状況の時、大きな声、威嚇、もしくはチカラという武器を使って闘う。男は女よりもきっと芯の弱い生き物なのだ。だから神様がエールを送り「チカラ」というプレゼントを用意してくれたのだ。
「ナミダ」は女の武器という話しもあるけど、最近の男でもかなりナミダ脆い人がいる。女は、男より強い。はるかにしたたかで、強い。神様は男に子供を産む機能は与えていない。「腹が据わる」これはまさしく女の強力な武器。
なんで私はこんなにも話しがそれるんでしょう?彼岸の話しから男の悪口になるなんて、大変失礼しました。とにかく主人は、嫌になる位、考える事を嫌う人だった。たまには、じっくりと政治の話しでもしてみたくて、私がニュースを見ながら言う。
「国会議員って、多すぎることない?税金の無駄遣いじゃない?」
主人はメガネを磨きながらほんの少し、そう一瞬テレビの画面を見て、またメガネを磨きながら声をアゲル。
「国会議事堂の中にミサイル打って、みんな死んだらええんじゃー」
「…?ハテナ…?」
夫婦の政治論議は、一分で終わる。主人がニュースのコメンテーターでなくてよかったとツクヅク思う。一分では、番組が続かない。夫婦は、うまくできている。私は慎重派、主人は考えない、ヒタスラ考えない。私は良い妻だ!本当は主人は国会議事堂とは言わなかったのだ。正しくは「国会の箱ん中に」と言ったのだ。私は本当に良い妻だ。
娘達がしつこいのは、私譲りなのだ。リングの端まで相手を追い詰めて、答えを求め、隙を与えてはくれない。あー、懐かしい。引き算するのは面倒くさいから細かい年齢はパスして、とにかく若い頃の私にソックリ。だから若い頃の恋愛は木っ端みじんとなった。今のおばさん式「知恵」を提げて昔を生きていれば、言い寄られる相手をバンバン、断る事に、忙しかっただろう。ゴメンナサイね。だから、「お彼岸って何」と深く意味を質問されても、簡潔に答える事は出来ない。今は、宮の内の和尚の俳句の漢字を全て読めるように勉強します。 合掌
夕方の6時30分、太陽も沈みかけているのに、空は明るい水色を残して半月の明かりが輝いている。雲はそれぞれの微妙なグレーの色を少しずつ崩しながら、ゆっくりと動いていく。毎日同じような時間、祖谷の景色に同じ色はない。枯れてしまったままアスファルトに落ちていく葉っぱを少し気の毒に感じながら、その上を「ゴン」と歩く。ゴンが、素早く反応して噛み付いたものは、ただの小石だった。夕方になると周りは白黒になる。それは飼い主も同じこと。ゴンに「アホっ」と言いながら、私は大きな葉っぱを蛙と勘違いしてジャンプした。
明日は「彼岸の入り」
「お彼岸って、何?お坊さんは呼ばなくていいん?」娘に春の彼岸にも聞かれた。というよりもしつこく質問された。このしつこーい、口説い性質は主人の遺伝子ではない。主人は口説い話しを嫌った。男は大体そんな生き物なのかも知れない。口説い男は大体周囲から敬遠される。世の男性の中には、女にあれこれと問い詰められた状況の時、大きな声、威嚇、もしくはチカラという武器を使って闘う。男は女よりもきっと芯の弱い生き物なのだ。だから神様がエールを送り「チカラ」というプレゼントを用意してくれたのだ。
「ナミダ」は女の武器という話しもあるけど、最近の男でもかなりナミダ脆い人がいる。女は、男より強い。はるかにしたたかで、強い。神様は男に子供を産む機能は与えていない。「腹が据わる」これはまさしく女の強力な武器。
なんで私はこんなにも話しがそれるんでしょう?彼岸の話しから男の悪口になるなんて、大変失礼しました。とにかく主人は、嫌になる位、考える事を嫌う人だった。たまには、じっくりと政治の話しでもしてみたくて、私がニュースを見ながら言う。
「国会議員って、多すぎることない?税金の無駄遣いじゃない?」
主人はメガネを磨きながらほんの少し、そう一瞬テレビの画面を見て、またメガネを磨きながら声をアゲル。
「国会議事堂の中にミサイル打って、みんな死んだらええんじゃー」
「…?ハテナ…?」
夫婦の政治論議は、一分で終わる。主人がニュースのコメンテーターでなくてよかったとツクヅク思う。一分では、番組が続かない。夫婦は、うまくできている。私は慎重派、主人は考えない、ヒタスラ考えない。私は良い妻だ!本当は主人は国会議事堂とは言わなかったのだ。正しくは「国会の箱ん中に」と言ったのだ。私は本当に良い妻だ。
娘達がしつこいのは、私譲りなのだ。リングの端まで相手を追い詰めて、答えを求め、隙を与えてはくれない。あー、懐かしい。引き算するのは面倒くさいから細かい年齢はパスして、とにかく若い頃の私にソックリ。だから若い頃の恋愛は木っ端みじんとなった。今のおばさん式「知恵」を提げて昔を生きていれば、言い寄られる相手をバンバン、断る事に、忙しかっただろう。ゴメンナサイね。だから、「お彼岸って何」と深く意味を質問されても、簡潔に答える事は出来ない。今は、宮の内の和尚の俳句の漢字を全て読めるように勉強します。 合掌
朝焼けや 芒野原に 祈りけり
糸瓜忌や 気づきて庵に 立ち寄りし
子規忌、糸瓜忌
九月十九日は正岡子規の忌日、子規は慶応三年(1867年)松山で生まれた
明治三十五年(1902年)わずかに三十五歳で生涯を閉じた。
短い生涯にも関わらず俳句革新、短歌革新などに不滅の業績を残した
「糸瓜咲いて痰のつまりし仏かな」
「をととひの糸瓜の水も取らざりき」
「痰一斗糸瓜の水も間に合わず」
三句を絶筆として残した。
松山に帰省中、子規忌と気づいて市内にある子規庵にぶらりと立ち寄る
多くの人達がお参りして、線香の煙が絶えない。
糸瓜忌や 気づきて庵に 立ち寄りし
子規忌、糸瓜忌
九月十九日は正岡子規の忌日、子規は慶応三年(1867年)松山で生まれた
明治三十五年(1902年)わずかに三十五歳で生涯を閉じた。
短い生涯にも関わらず俳句革新、短歌革新などに不滅の業績を残した
「糸瓜咲いて痰のつまりし仏かな」
「をととひの糸瓜の水も取らざりき」
「痰一斗糸瓜の水も間に合わず」
三句を絶筆として残した。
松山に帰省中、子規忌と気づいて市内にある子規庵にぶらりと立ち寄る
多くの人達がお参りして、線香の煙が絶えない。
臨時管理人
日が短くなった。油断しているとすぐに夜になる。「ゴン」と散歩を楽しむどころか、「ゴン」と暗闇をさ迷うはめになる。
娘が、連休帰省した。私に二日間、見張りが付いた。監視されながら、娘の携帯サイトのパケ放題を思う存分に、活用して遊んだ。インターネットの世界は面白い!…がなんだか恐ろしい。検索して自分の書いた小説や、エッセイを見ると、なんか自分じゃないみたい。それにしても、ブログの小説や、エッセイがとにもかくにも、ヒシメイテいる。日本文学の形が変化していくようで、衝撃を受けている方々も、居るだろう。日本文学もタイヘンだけど、今東祖谷の道も大変な事になっている!日本文学と東祖谷の道を同時に表現するなんて、私は切羽詰まったらなんというオコガマシイことを、失礼します!たまにというか、よくあるのです。自分の話しをしたい時は、相手の話しを全く聞かないで、相槌だけ打って於いて、相手の話しが一瞬怯んだ隙に、慌てて喋りだす。それと同じ形態です。そんな失礼な私に早く慣れて下さい。悪しからず…。
とにかく、かずら橋を過ぎて剣山の方角に30分位の県道下瀬集落の本線が、見事に決壊しました。
百メートル位かな?正確には私は測っていないので判りません!正確に知りたい方は、市役所に電話して下さい。とにかく道路がないのです。砂遊びをしていて三角山をしっかと造り、わざと崩した時のような半分の山の形?顔で表現したら、鼻が無くなったような感じ?食材で言ったら、茹でたジャガ芋が割るつもりもないのに、半分にポッコリ割れた感じ?私はあれをなんと言って表現したら良いか、頭が痛くなります。被害者もなく済んだのは、その道の関係者の方々のチカラとあの赤い回転灯!今まで飾りかと思っていたのは、私の大きな勘違い!迂回路が中上と言う集落を通ります。そこでポイントは国の伝統的建造物保存地区の落合集落を中上から、一望出来ること!たまに走る方々には、絶景を観るお得なコースです。毎日通る地元の方々は、多分観る余裕は?余りないと思います。
「本線はいつになったら、出来るんだろう!冬になって雪降ったら、どーしてくれるの!」これが実感だと思います。本当に、冬になったら車の修理工場が忙しくなるのではないかしら?考えてたらまたまた頭が痛くなります。親が市長でなくてよかったとツクヅク思います。誰でもいいので新しい道下さい!
ふと、思い出した。私は県外の病院に外来でかかって用事があって早く東祖谷に帰りたい時、こう言って順番を縮めた前科がある。
「すみません!徳島の東祖谷から来ているんですが、夜中になると崩壊しそうな道が通行止めになるんです。順番を早くして頂けませんか?」
受付の方は、一瞬受け付け表を確認し、大体こう言って下さる。
「遠い所から、大変でしたね。朝、早く出られたんでしょう?」
私は謙遜しながら、優しく笑顔で返す。
「4時位に起きて、来ました。大きな病院が近くにないので、不便なんですよ」
カタログ詐欺に、続く詐欺行為?今では、高速道路が出来てしまって、この方法はかなり無理になってしまった!祖谷と口にすれば、かなりのメリットがあった。癖になりご厚意にかなり甘えた。「秘境を名に卑怯な事」を私はいっぱい楽しんだ。本日も無事に終了。娘も帰り、ゴンとの生活に戻る。連休は登山旅行に行ったリッチな管理人の変わりに、臨時管理人を優しい私は、引き受けた。コテージに来てくれたお客様、次回来て私を探さないで下さい。「あれっ?綺麗な管理人さんは?」なんて聞かないで下さい。そこに私は居ませんー。 合掌!
日が短くなった。油断しているとすぐに夜になる。「ゴン」と散歩を楽しむどころか、「ゴン」と暗闇をさ迷うはめになる。
娘が、連休帰省した。私に二日間、見張りが付いた。監視されながら、娘の携帯サイトのパケ放題を思う存分に、活用して遊んだ。インターネットの世界は面白い!…がなんだか恐ろしい。検索して自分の書いた小説や、エッセイを見ると、なんか自分じゃないみたい。それにしても、ブログの小説や、エッセイがとにもかくにも、ヒシメイテいる。日本文学の形が変化していくようで、衝撃を受けている方々も、居るだろう。日本文学もタイヘンだけど、今東祖谷の道も大変な事になっている!日本文学と東祖谷の道を同時に表現するなんて、私は切羽詰まったらなんというオコガマシイことを、失礼します!たまにというか、よくあるのです。自分の話しをしたい時は、相手の話しを全く聞かないで、相槌だけ打って於いて、相手の話しが一瞬怯んだ隙に、慌てて喋りだす。それと同じ形態です。そんな失礼な私に早く慣れて下さい。悪しからず…。
とにかく、かずら橋を過ぎて剣山の方角に30分位の県道下瀬集落の本線が、見事に決壊しました。
百メートル位かな?正確には私は測っていないので判りません!正確に知りたい方は、市役所に電話して下さい。とにかく道路がないのです。砂遊びをしていて三角山をしっかと造り、わざと崩した時のような半分の山の形?顔で表現したら、鼻が無くなったような感じ?食材で言ったら、茹でたジャガ芋が割るつもりもないのに、半分にポッコリ割れた感じ?私はあれをなんと言って表現したら良いか、頭が痛くなります。被害者もなく済んだのは、その道の関係者の方々のチカラとあの赤い回転灯!今まで飾りかと思っていたのは、私の大きな勘違い!迂回路が中上と言う集落を通ります。そこでポイントは国の伝統的建造物保存地区の落合集落を中上から、一望出来ること!たまに走る方々には、絶景を観るお得なコースです。毎日通る地元の方々は、多分観る余裕は?余りないと思います。
「本線はいつになったら、出来るんだろう!冬になって雪降ったら、どーしてくれるの!」これが実感だと思います。本当に、冬になったら車の修理工場が忙しくなるのではないかしら?考えてたらまたまた頭が痛くなります。親が市長でなくてよかったとツクヅク思います。誰でもいいので新しい道下さい!
ふと、思い出した。私は県外の病院に外来でかかって用事があって早く東祖谷に帰りたい時、こう言って順番を縮めた前科がある。
「すみません!徳島の東祖谷から来ているんですが、夜中になると崩壊しそうな道が通行止めになるんです。順番を早くして頂けませんか?」
受付の方は、一瞬受け付け表を確認し、大体こう言って下さる。
「遠い所から、大変でしたね。朝、早く出られたんでしょう?」
私は謙遜しながら、優しく笑顔で返す。
「4時位に起きて、来ました。大きな病院が近くにないので、不便なんですよ」
カタログ詐欺に、続く詐欺行為?今では、高速道路が出来てしまって、この方法はかなり無理になってしまった!祖谷と口にすれば、かなりのメリットがあった。癖になりご厚意にかなり甘えた。「秘境を名に卑怯な事」を私はいっぱい楽しんだ。本日も無事に終了。娘も帰り、ゴンとの生活に戻る。連休は登山旅行に行ったリッチな管理人の変わりに、臨時管理人を優しい私は、引き受けた。コテージに来てくれたお客様、次回来て私を探さないで下さい。「あれっ?綺麗な管理人さんは?」なんて聞かないで下さい。そこに私は居ませんー。 合掌!
九月十三日
今朝、四国放送に娘の中学時代の同級生がミュージシャンとして出演していた。アカヌケテいた!あの男子は、こんなにカッコよかったんだ~と朝から感激して正座をしてテレビを見た。自己紹介で「三好市東祖谷出身です!」と大きな声で言っていた。あんたはエライ!私が出身地を口にできるのは、町の美容院でのみだ。
「今日はどちらからですか?」
「東祖谷からです…」「東祖谷って、かずら橋のところですか?」「イイエ、かずら橋からまだ剣山よりです」「……?」
スタッフが代わるたびに、同じ質問が私を襲う。
今日は、そんな美容院や、他の野暮用をかね、ついでに町の娘達のアパートを訪ねた。本日、臨時休日になった長女がアパートにいた。何故か部屋がすっきりと片付いてるように見えた。長女は部屋中の小さな観葉植物を集めて箱に並べていた。「何しとん?」「今日、地震がくるよ~去年テレビで霊能者が言ってたよ!」「なんで、観葉植物なん?」
「散らばったら、困るもん」
「それより食器棚とかテレビが危ないだろ」「そうなんかなあー?」娘は一瞬キョトンとしてそれでも箱を眺めている。ヤッパリ、主人の遺伝子再確認!どこかが、違う。焦点が違う。
娘達のサイトによると、絶対に本日地震が来ることになっているらしい。それにしても、観葉植物はないだろう?部屋も綺麗に掃除してるし、掃除と地震とどんな因果関係が在るんだろう。脳みそを見てみたい。本当に私の子?取り敢えず、私はキレイナ女子に成る為に美容院に行く事にした。娘が暇だから付いてきた。
娘は後ろの空いた椅子に座って、鏡ごしに私を見ている。観察されているようで変な感じがしたが、たまにはいいか~と鏡を見ていた。店員に言われるがまま、シャンプー台に移動する。シャンプー、完了!もとの場所に戻る。鏡ごしに娘が、ミエナクナッタ!「あれっ?」と思って後ろを見て軽く探した。「イナイ?」何気なく私の隣の隣を見ると、娘が座らされてすでに胸にケープを掛けられている。娘は椅子を軽く回転させながら、ニコニコしながら、座っていた。
「ハア…???」
早い話しが、娘はお客様と間違えられて椅子に座らされたようだった。オカシイ?と感じながら、店員さんに気の毒だと思って取り敢えず座っていたという。結局、空いていたので娘はそのままお客様になった。ふと、自動車販売店に入ってカタログをもらってタダのコーヒーを頂いては、ニコニコして座って店員の話しを聞き流していた、カタログ詐欺の主人を思いだした。家にはすべてのメーカーのカタログが揃っていた。店員さんの見積り書を見る度に私は胸が痛んだ……がコーヒーは美味しかった。私も詐欺の片棒でした。
店員さん、有難う!
夕方、仕事を終えた次女と焼肉店で夕食。次女は最近、長女の情報によると、彼氏にフラれかけているらしい。女を磨くと言って、バックを買って「レトロ調で、綺麗だろう~」と私に見せるが、どうみても、ゴミ捨て場からでてきた昭和初期のバックにしか見えなかった。娘のストレス解消で、日本のバックの在庫がひとつ減った。めちゃくちゃ、経済に貢献してる。
そんな次女を見ていて、私は悟った。若い頃は想い出が邪魔をして、前に進めなくなる。新しいステップがなかなか踏めない。必死で想い出を振り切ろうと、もがき苦しむ。
歳を重ねると、想い出を必死でひとつ、ひとつ啄む。カケラまで、必死で集めようとする。全ての記憶を、封じ込めようとする。それが歳をとるという事。いつの日か振り返り、マジックで塗り潰したくなるような恋は、してほしくない。娘達よ、頑張って下さい。
去年の今日、主人を連れて高松市内の病院に行った。私の長い一日が、あと一時間でひとつ終わる。
それにしても、古い機種の携帯電話で改行をいれてメールをするのは、編集に手間がかかる。が、私は、「いい人」!改行、頑張ります!読者の方々、有難うございます! 合掌
今朝、四国放送に娘の中学時代の同級生がミュージシャンとして出演していた。アカヌケテいた!あの男子は、こんなにカッコよかったんだ~と朝から感激して正座をしてテレビを見た。自己紹介で「三好市東祖谷出身です!」と大きな声で言っていた。あんたはエライ!私が出身地を口にできるのは、町の美容院でのみだ。
「今日はどちらからですか?」
「東祖谷からです…」「東祖谷って、かずら橋のところですか?」「イイエ、かずら橋からまだ剣山よりです」「……?」
スタッフが代わるたびに、同じ質問が私を襲う。
今日は、そんな美容院や、他の野暮用をかね、ついでに町の娘達のアパートを訪ねた。本日、臨時休日になった長女がアパートにいた。何故か部屋がすっきりと片付いてるように見えた。長女は部屋中の小さな観葉植物を集めて箱に並べていた。「何しとん?」「今日、地震がくるよ~去年テレビで霊能者が言ってたよ!」「なんで、観葉植物なん?」
「散らばったら、困るもん」
「それより食器棚とかテレビが危ないだろ」「そうなんかなあー?」娘は一瞬キョトンとしてそれでも箱を眺めている。ヤッパリ、主人の遺伝子再確認!どこかが、違う。焦点が違う。
娘達のサイトによると、絶対に本日地震が来ることになっているらしい。それにしても、観葉植物はないだろう?部屋も綺麗に掃除してるし、掃除と地震とどんな因果関係が在るんだろう。脳みそを見てみたい。本当に私の子?取り敢えず、私はキレイナ女子に成る為に美容院に行く事にした。娘が暇だから付いてきた。
娘は後ろの空いた椅子に座って、鏡ごしに私を見ている。観察されているようで変な感じがしたが、たまにはいいか~と鏡を見ていた。店員に言われるがまま、シャンプー台に移動する。シャンプー、完了!もとの場所に戻る。鏡ごしに娘が、ミエナクナッタ!「あれっ?」と思って後ろを見て軽く探した。「イナイ?」何気なく私の隣の隣を見ると、娘が座らされてすでに胸にケープを掛けられている。娘は椅子を軽く回転させながら、ニコニコしながら、座っていた。
「ハア…???」
早い話しが、娘はお客様と間違えられて椅子に座らされたようだった。オカシイ?と感じながら、店員さんに気の毒だと思って取り敢えず座っていたという。結局、空いていたので娘はそのままお客様になった。ふと、自動車販売店に入ってカタログをもらってタダのコーヒーを頂いては、ニコニコして座って店員の話しを聞き流していた、カタログ詐欺の主人を思いだした。家にはすべてのメーカーのカタログが揃っていた。店員さんの見積り書を見る度に私は胸が痛んだ……がコーヒーは美味しかった。私も詐欺の片棒でした。
店員さん、有難う!
夕方、仕事を終えた次女と焼肉店で夕食。次女は最近、長女の情報によると、彼氏にフラれかけているらしい。女を磨くと言って、バックを買って「レトロ調で、綺麗だろう~」と私に見せるが、どうみても、ゴミ捨て場からでてきた昭和初期のバックにしか見えなかった。娘のストレス解消で、日本のバックの在庫がひとつ減った。めちゃくちゃ、経済に貢献してる。
そんな次女を見ていて、私は悟った。若い頃は想い出が邪魔をして、前に進めなくなる。新しいステップがなかなか踏めない。必死で想い出を振り切ろうと、もがき苦しむ。
歳を重ねると、想い出を必死でひとつ、ひとつ啄む。カケラまで、必死で集めようとする。全ての記憶を、封じ込めようとする。それが歳をとるという事。いつの日か振り返り、マジックで塗り潰したくなるような恋は、してほしくない。娘達よ、頑張って下さい。
去年の今日、主人を連れて高松市内の病院に行った。私の長い一日が、あと一時間でひとつ終わる。
それにしても、古い機種の携帯電話で改行をいれてメールをするのは、編集に手間がかかる。が、私は、「いい人」!改行、頑張ります!読者の方々、有難うございます! 合掌
蕎麦の花 愛でて老婦の 腰のびる
団子食う 八朔の祝 縁の縁
八朔の祝
陰暦八月朔日(一日)の事である、農家では初穂を納め
秋の稔りの前祝として種々の行事を行った。
いまでも農家ではこの日を大切にしているところがあり
八朔の節句といって団子などをこしらえて祝う地方もある。
団子食う 八朔の祝 縁の縁
八朔の祝
陰暦八月朔日(一日)の事である、農家では初穂を納め
秋の稔りの前祝として種々の行事を行った。
いまでも農家ではこの日を大切にしているところがあり
八朔の節句といって団子などをこしらえて祝う地方もある。
日曜日
今日は、日曜日。ゴンが吠える事もなく、8時まで取り敢えず爆睡できた。得をした気分になる。膝を付いて這わずに起床した。本日も欅の葉っぱのあいだから太陽が、顔を出している。どんなに暑い一日になっても、仕事がなければ、家から出る必要はない。ひとりになってから、我が家の新憲法は私が、握っている。何をしても叱られることもなければ、止めてくれる人もない。一匹猿と一緒だ。群れないということは、それなりの覚悟がいる。ドラゴンボールのベジータを思いだした。まあ、彼のように手の平から光線は出せないが、汗なら出る。
10時半位に、突然無性に『冷麺』が食べたくなった……が 私は一人になってから、自分の為の料理が作れなくなってしまった。誰かが、一緒に食べてくれたら作れる。楽しく作れる。どんなに食材に溢れていても、作らなくては何の意味も持たない。言葉にしなくては伝わらない愛情や、行動を起こさなければ変わらない自分自身と、それは同じこと。我ながらナイスな表現!新憲法のもと、拍手して、自画自賛!とにかく、冷麺が食べたくて、必ず誰かは、居る場所に電話をかけた。この場所で、お昼を作る回数が増えた。目指すはコテージ管理棟!
管理人は、元船乗りさん。元船乗りさんは、妻に一目ぼれして祖谷に永住している。彼は最近髪形を短くした。一瞬、何かあったのかと勘ぐったけど、ただ暑いだけではないのかな?と勘ぐるのを止めた。彼はコテージに訪れる全ての祖谷好きの方々の為に?いろんなものを用意している。大量の本はテラオの兄さんが、並べていたというより、積んでいた。読書好きな人、大歓迎!木切れで何か造りたい方は、心配御無用。庭先に沢山あります。草刈りがしたい方も、玄関に草刈り機があります!ギターもあり尺八もあり、囲碁将棋、究めつけは自転車!お客様第一で、こんなに沢山の物の宝庫!彼は村のゴミ置場を、宝島と呼んでいた。
広いコテージで、二人で鑑定団を見ながら、冷麺を食す。県道から少し上に上がっただけなのに、ここは下界の音が少しするだけ。沢山の木々が、太陽を遮っている。ホースの先から飛び出している、オーバーフローした水の音と、風の渡る微かな音。鳥たちの囀り。
一時間が、数時間のように錯覚するのは、何故だろう。宮の内の和尚さんを呼ぼうかと思ったが、和尚さんも単純に冷麺一杯では、迂回路を通ってまでここには来ないだろう(一人で山は登れても)冷麺を食べて椅子にもたれたまま、管理人は食後の居眠りをハジメタ。ドンドンうしろに倒れていく。サスペンスドラマの死体に、見えた。
私は帰りながら冷蔵庫に忘れた食材を思いだした。キュウリには、未練はないが、豚肉は気になる。まだ百グラムは残っていた?それだけ取り返す為に、5分引き返すのは、ガソリンの無駄だと思い諦めた。ガソリンの値上がりが、こんなところで私を苦しめる。夕方、ゴンと散歩をしていると、自転車に乗った不審人物と遭遇!管理人だった!切り過ぎた髪を労って、帽子を被っていた。
あの自転車は、管理棟に飾っていたもの?突然遭遇したので、豚肉の事を言うのを、忘れてしまった。死体のように見えた身体は、シャキット起き上がり、軽快に自転車を漕いでいた。同一人物と思えなかった。
去年の今頃、コテージで主人と二人で食べたアイスクリームの味を思いだしながら、どんぐりの葉っぱの道を歩く。二人で過ごした季節。最期の時間に向けて、私は去年の時間を毎日追い掛けている。今までの人生の中で、一番辛い「秋」をかみ締めている。何気ない日常の何気ない優しさに済われながら、私は「秋」をかみ締めている。合掌
今日は、日曜日。ゴンが吠える事もなく、8時まで取り敢えず爆睡できた。得をした気分になる。膝を付いて這わずに起床した。本日も欅の葉っぱのあいだから太陽が、顔を出している。どんなに暑い一日になっても、仕事がなければ、家から出る必要はない。ひとりになってから、我が家の新憲法は私が、握っている。何をしても叱られることもなければ、止めてくれる人もない。一匹猿と一緒だ。群れないということは、それなりの覚悟がいる。ドラゴンボールのベジータを思いだした。まあ、彼のように手の平から光線は出せないが、汗なら出る。
10時半位に、突然無性に『冷麺』が食べたくなった……が 私は一人になってから、自分の為の料理が作れなくなってしまった。誰かが、一緒に食べてくれたら作れる。楽しく作れる。どんなに食材に溢れていても、作らなくては何の意味も持たない。言葉にしなくては伝わらない愛情や、行動を起こさなければ変わらない自分自身と、それは同じこと。我ながらナイスな表現!新憲法のもと、拍手して、自画自賛!とにかく、冷麺が食べたくて、必ず誰かは、居る場所に電話をかけた。この場所で、お昼を作る回数が増えた。目指すはコテージ管理棟!
管理人は、元船乗りさん。元船乗りさんは、妻に一目ぼれして祖谷に永住している。彼は最近髪形を短くした。一瞬、何かあったのかと勘ぐったけど、ただ暑いだけではないのかな?と勘ぐるのを止めた。彼はコテージに訪れる全ての祖谷好きの方々の為に?いろんなものを用意している。大量の本はテラオの兄さんが、並べていたというより、積んでいた。読書好きな人、大歓迎!木切れで何か造りたい方は、心配御無用。庭先に沢山あります。草刈りがしたい方も、玄関に草刈り機があります!ギターもあり尺八もあり、囲碁将棋、究めつけは自転車!お客様第一で、こんなに沢山の物の宝庫!彼は村のゴミ置場を、宝島と呼んでいた。
広いコテージで、二人で鑑定団を見ながら、冷麺を食す。県道から少し上に上がっただけなのに、ここは下界の音が少しするだけ。沢山の木々が、太陽を遮っている。ホースの先から飛び出している、オーバーフローした水の音と、風の渡る微かな音。鳥たちの囀り。
一時間が、数時間のように錯覚するのは、何故だろう。宮の内の和尚さんを呼ぼうかと思ったが、和尚さんも単純に冷麺一杯では、迂回路を通ってまでここには来ないだろう(一人で山は登れても)冷麺を食べて椅子にもたれたまま、管理人は食後の居眠りをハジメタ。ドンドンうしろに倒れていく。サスペンスドラマの死体に、見えた。
私は帰りながら冷蔵庫に忘れた食材を思いだした。キュウリには、未練はないが、豚肉は気になる。まだ百グラムは残っていた?それだけ取り返す為に、5分引き返すのは、ガソリンの無駄だと思い諦めた。ガソリンの値上がりが、こんなところで私を苦しめる。夕方、ゴンと散歩をしていると、自転車に乗った不審人物と遭遇!管理人だった!切り過ぎた髪を労って、帽子を被っていた。
あの自転車は、管理棟に飾っていたもの?突然遭遇したので、豚肉の事を言うのを、忘れてしまった。死体のように見えた身体は、シャキット起き上がり、軽快に自転車を漕いでいた。同一人物と思えなかった。
去年の今頃、コテージで主人と二人で食べたアイスクリームの味を思いだしながら、どんぐりの葉っぱの道を歩く。二人で過ごした季節。最期の時間に向けて、私は去年の時間を毎日追い掛けている。今までの人生の中で、一番辛い「秋」をかみ締めている。何気ない日常の何気ない優しさに済われながら、私は「秋」をかみ締めている。合掌
辞書ひくや 酔ひの手元に 秋灯下
奥祖谷慕情 作詞 宮内 誠二
1 山へ行こうよ 新緑の
想いはるかに 奥祖谷を
熱き想いを 胸に秘め
山は三嶺の コメツツジ
君と一緒に 見た花だ
2 山へ行こうよ 秋山の
真紅に燃える コメツツジ
尾根道たどる 縦走路
山は三嶺と 天狗塚
君と一緒に 歩いたね
3 山へ行こうよ 雪山の
吹雪とどろく 雪道を
彷徨い歩いて たどり着く
山は天狗の 頂に
君と一緒に 登ったね
4 山へ行こうよ 奥祖谷の
残雪残る 峰峰を
思い出探して 山のたび
山は三嶺か 天狗塚
君と一緒に 登ろうよ
奥祖谷慕情 作詞 宮内 誠二
1 山へ行こうよ 新緑の
想いはるかに 奥祖谷を
熱き想いを 胸に秘め
山は三嶺の コメツツジ
君と一緒に 見た花だ
2 山へ行こうよ 秋山の
真紅に燃える コメツツジ
尾根道たどる 縦走路
山は三嶺と 天狗塚
君と一緒に 歩いたね
3 山へ行こうよ 雪山の
吹雪とどろく 雪道を
彷徨い歩いて たどり着く
山は天狗の 頂に
君と一緒に 登ったね
4 山へ行こうよ 奥祖谷の
残雪残る 峰峰を
思い出探して 山のたび
山は三嶺か 天狗塚
君と一緒に 登ろうよ