先日縦走を予定していた倉谷山の入り口が判らず断念したが、合点がいかずあのあたりに
あるはずだと思って今朝8時に自宅から歩いて30分ほどで着き、周辺を隈なく探すと奥まったところに入り口を見つけた
四国電力の送電線の巡視路に間違いない、で、小さな谷沿いに細い道がありしばらく歩くと
巡視路4番が右、5番が真っ直ぐの矢印が立っているので4番の方角に登って行くが
何だか違うような気がしながらも構わず登ると鉄塔の建っているところに出くわした
ああ、やっぱり違っていたと元に戻り5番の矢印道理に真っ直ぐ登り直して歩く、細い道ながら良く整備されているのだが
枯れ葉が山積みの場所は滑りそうで注意がいる
ジグザグの急坂を根気よく登り高度を稼ぐが、これでもか、これでもかと云わんばかりの
ジグザグが繰り返されていい加減に嫌気が差してきたころに少し平坦の緩やかな登りになって鉄塔が近づいてきたことを知らせてくれる
やがて、鉄塔の直ぐ手前で細木にぶら下げた木の板に倉谷山の位置が記したものがあった
それを頭に入れて細道を進むとやがて山頂に着いた
山頂は雑木が林立して一切の展望は望めない頂上であったが、ひとの手が入っていない
自然の雑木や、シダ類、下草などに豊かに覆われた深山の雰囲気がして
改めてこんな近くにいい里山が残されていることにうれしくなったものである
先日から登った三山(淡路ヶ峠―宝ヶ峰―倉谷山)を一日で縦走してみるのもかなり面白いのではないかなと思うのだが
かなりハードなものになるだろうなと思うが歩いてみたいものである
かくれ里曰くありげに菫草
ちょっと早いなと思うが山際にぽつんと隠れるように咲いて何か言いたげに