秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷春点描 茅場閑話

2015年04月28日 | Weblog

目の前に広がる茅場も、いまは前年の手入れがされないまま放置されているのか

かなり荒れたままである、以前といっても、かれこれ10年近く前は年2,3回は

茅刈にボランティアで来ていたのだが、当時は世界各地からウーフ制度を利用した

ウーファーの若者たちが来ていて楽しい会話と茅刈りをしたものである


(ウーフ(WWOOF)とは、World Wide Opportunities on Organic Farmsの頭文字からきており

WWOOFの参加者をWWOOFer(ウーファー)と呼び、農場で無給で働き、「労働力」を提供する代わりに

「食事・宿泊場所」「知識・経験」を提供してもらうボランティアシステムこと、 金銭のやりとりは

一切ない、ウーファーは、有機牧場や農場で働きながら何をしたら相手が喜んでくれるかをお互いが

念頭に置きながら一緒に生活するもので、農業や、生き方について学び、仕事の手伝いや家事の手伝いを

して交流を深めていく、ウーファーのほとんどは海外からの旅行者やワーキングホリデーの若者である)

若者たちは大学に合格すると一年間の猶予期間がありそれを利用して見聞を広めるために海外に飛び出す

長い人は一年近く、あるいは半年、2,3ヶ月を滞在する者もいたり、茶摘のころには京都の宇治に茶摘に

行って、また、祖谷に帰ってきたする若者もいた

そうした若者との交流はほんとに、楽しいものであり面白いものであった、あるとき、誰云うとなしに

東祖谷山村が町村合併で三好市となり、村が無くなる、村が無くなるのは寂しいではないかという話になり

それではバーチャル村を立ち上げようと云うことが飛び出したのもこの茅場であった

いまの、活彩祖谷村の誕生にはこの茅場から生まれた面白い話からである

その後、いろいろなイベントなどもあった、フォークシンガーの三上寛を呼んでギター片手に

夕焼けに沈む山々を眺めながらフォークに親しんだものである



賑やかであった往時を思うと、いまの荒れようは侘しいものであるなあ、しかしこれもいまどきの

ご時世だから、仕方ないのかもしれないなあ。





































往時を偲ぶ フォークシンガー三上寛と集う 2006.11.24





















菜菜子の気ままにエッセイ( ありがとう!キラキラ君)

2015年04月15日 | Weblog

有権者数 24583人
投票者数 17534人
投票率 71、33%
当選されたのは、元衆院議員の女性と、6期を務めた現職。

故郷を救いたい。
政治がやりたい。
故郷の為に 仕事がしたい。
結果、彼は 395票差で、敗れた。

知名度もなく、強い基盤もなく、
がむしゃらに 夢に向かって 大物相手に戦い、
激戦を繰り広げた、その意思の強さと 勇気に 私は心から 敬意を表します。

選挙が終わって
コンビニの三叉路に もうブルーのベンチコートで一人立つ 彼の姿を 見ることは ないんだなあ…
仕事で疲れて帰る途中で、あの姿には、私自身が、何度も救われた。
ガンバロウって 思えた。
私が 35才の時って 故郷をどうにかしたいなんて、思ったことも なかった。
家族の事で イッパイイッパイで、故郷は 家族のようなもので、そこに在って当然だと 思っていた。

若いチカラが 団結して、保守派に立ち向かって、
新しい風を 創りたくって
中傷にも 黙って耐え、
まっさらに 選挙を やったんだよ。
残り、395人が、ワタシみたいな 単純なオバサンだったら、
キラキラ君を、県政に 立たせてあげられたのに。

選挙が終わった明くる日 ふと 予感が した
彼なら きっと 彼なら
『ありがとうございましたっ』て気持ちを込めて
あの 交通量の多い コンビニの三叉路で あの日の様に 一人でお辞儀を繰り返しながら、立つのではないか…

夕方。
彼は 立っていた
ブルーのベンチコートで、一人で お辞儀を 繰り返しながら、立っていた。

ハンドルを 握りながら
やっぱり 涙が コボレタ。
鼻水も コボレタ。
私は 単純だから
そんな キラキラ君を見て
泣くしか なかった。

…彼を 選んだ 投票者数
5483人
トップ当選の獲得数
5997人

負けたけど
負けたけどね
ありがとう
勇気を ありがとう。
君みたいな 35才が 祖谷から 生まれたんだと思うと ワタシは めちゃくちゃ感激しています。

きっと 夢は 叶うよ。
夢は 今から 未来に 必ず 叶うよ。
だから 諦めないで。
大人達を 諦めないで。
彼を支援して 戦った 若者達も
大人達を 諦めないで。

三好市には
まだまだ 熱い 若者がいるんだね。
なんか めちゃくちゃ 嬉しくなるよ~

以上 風邪の高熱から 少し解放され
どうしても 伝えたかった
選挙結果で ございました。
草 々
※手洗い うがいを していても
風邪を ひくときは ひきます
風邪をひいて 寝込んでいる時だけは
『お給料は安くても、文句言いませーん。神様風邪を今すぐに、治してくださーい』
と お願いします。
が、熱が 平熱に 戻ると
やっぱり お給料は 高いほうが 良いと 思います
神様は 忙しい。
神様に 休日は ない。
神様って 何歳なんだ?
アーメン



















菜菜子の気ままにエッセイ( 選挙を熱く語れば・地方砦生♪ )

2015年04月10日 | Weblog

寒い季節になりました?
皆様お変わり ありましたか?
宿借りブログなのに、肝心の主様が、あーでもない、こーでもないと、なんやかんやで?更新を怠り
代打のワタシも、休日は肉体疲労を理由に、代打が打てずに、失礼致しておりました。

ヴヴヴ星人のその後を、心配して下さっている、読者の皆様、ありがとうございます。
高知の娘の手厚い看護を受けながら、ベッドで布団虫に、なっております。
布団虫は、週に三回、デイサービスにお出かけしています。
その際は 布団から脱皮しておりますからね。あしからず。

三好市の中心は 毎日とても、賑やかですよ。
県議の各立候補者のシンボルカラー、オレンジ、ピンク、ブルーのジャンパーを着た方々が
あちらこちらで、選挙運動を繰り広げております。

今回の選挙、ちょっとした、関心を集めております。
定員二名に対し、三人の立候補者。
『今度もつかえる人』をスローガンの自○現職と、
『今こそ女性!』の元国会議員の無所属女性。
『35才私がやります』の自○党公認新人 祖谷出身のキラキラ君。

現職対、女性対、若者の決戦です。

……で、 各集落、集落を選挙カーで駆け抜けても、昔の様に、出迎えて下さる村人の数が減り
場所によっては、自然を相手に 叫んでいる様にも?見える そんな感じです。
生活は ドンドン厳しくなり、

毎日 ドックフードを少しずつ減らされながら、気が付かないまま
痩せ衰えていく犬と同じ様な 世相だと、私は 思います。
入ってくる 安い賃金は変わらないまま、各保険の掛け金は増え
公共料金は値上がりされ、消費税は上がり、言葉は悪いが、

※わたしゃ、いつも言葉が悪い
早い話が、低所得者は、適当に苦しんで、適当に死んだ方が、マシだよ!
と 言われている様な 気がします。

地方の自立?
今さら 何を言う?
10年遅いわ!

中央が 贅沢してきた 結果のツケを 国民に回すな!!
国民は ひたすらに ひたすらに 働いてきただろう!
財布は おまえ達に 預けてきただろう!
もう ウンザリです!

国会議員の給料を半額にして、定数も半分にして、
お年寄りにやたらと、処方されている、湿布の数を減らし、
重複診療を減らし、なんとかするのが、国会議員の仕事では、ないか!!

消費税を成立する前に、新たな特定疾患の認定をサッサと進めて、自己負担で苦しんでいる
弱者を救えよ!
選挙とは 高い給料を受けとる方を 選んで差し上げる国民からの贈り物なのか?

地方を元気にと、スローガンを掲げられた時点で、
地方切り捨ての カウントダウンは 始まっている。
国の財政問題を、湿布としか、比較できない無知なアタシを、お許し下さい。
政治と製薬会社と企業とエトセトラ
庶民のこれからの暮らしは、益々 苦しくなるよ。
犯罪の数も 増えていくよ。

地方の創生とは、そこに住む、個人の生活の質を上げること。生活の不安を、一つでも、取り除くこと。
斬新な取り組みとか、私は求めていない。
高齢者の通院支援
集落の農道の整備。側溝の整備。
水道や、山林の問題。
生活のベースの部分が、成り立っていないのに、浮いた計画ばかり、立てないで頂きたい。

ココロの豊かさだけでは、生きられない、時代になった。
生きられない、時代だからこそ、ココロの豊かさだけは、持っていたいと 思う。
自分のココロの砦は絶対に誰にも譲らないっ!

今…… ワタシの手元には、湿布が3袋ある。
湿布は 必要だ。
絶対に、絶対に、必要だ。
ありがとう。整形のシェンシェイ。
ありがとう。納税者の皆さん。

草 々