秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

初秋の早朝は涼しい風に吹かれ、歩き、の心地よさに

2018年08月30日 | Weblog


朝方、目覚めると身体のだるさが消えていて気持ちがいいし、涼しい風が吹いている、
よっしゃ、歩き、に出てみよう、と瀬戸風峠、5kを歩いてきた、至極快調である

キクイモの花がたくさん咲いている、カエデドコロの花もぶら下がって主張している、
ツルボの花も清楚に佇み、ボロギクは、わたし、襤褸布に見えるかしら?と寂しげである

何処にでも生育している、見慣れた花々ではあるが、その風情は可憐であり、掛け替えの無い
生命の営みを繋いで、いま、ここに、生きている

イチョウの木にギンナンの青い実がたくさん付いていた、
このまま、夏バテが解消されるといいのだがなあ、

























キクイモの花














カエデドコロの花












ツルボの花














ボロギク














ギンナンの実

朝焼けの雲は秋の風情を漂わせて移り行く

2018年08月25日 | Weblog


今朝の雲は黒っぽいものが多いのか、朝焼けも赤黒っぽい感じで、
なかにはイカのような姿の黒雲もあり、空を眺めるも変化があり面白い、

道中にカジノキの実が、赤い突起を突き出し、先に黒い種を宿した面白い姿の赤い実、
食べられるので試食してみると、凄く甘い味がする、

ジャムとか、果実酒に出来るそうである、今年はもう、終わりらしいので、来年は果実酒を作ってみたいものだ
栗も大分大きくなってきたし、木々も色づいてきた、日中は酷暑だが、
朝晩は少し過ごし易くなった、もう直ぐ本秋の風景になることだろう
















































































































初秋の空は朝焼けにかがやきて

2018年08月22日 | Weblog


初秋になり朝晩は涼しくなったが、日中は相変わらず暑い日が続いている、
歩き出してのっけから、朝焼けがきれいに色づいてうれしくなり気持ちがいい、

ヘクソカズラの花が盛りになり、かわいい小さなはなをいっぱい咲かせている
雑木林の木々は光合成を控えめにして、微かに色づいてきた感がするし、
赤くなった葉っぱも目立ちはじめた

日々の風景は変わりなさそうに見えても歩く度ごとに、何らかの変化を感性が見逃さず、
教えてくれることにうれしくなる

この世のことは、すべてに無意味なのだろう、ぼくらは意味があるかの如く考えるが
人生が終わったあとには、虚無だけが支配している

だけど、無意味だからこそ、ぼくらは、この自然の移り変わりを自分の感性に受け入れて
「いま、ここに」を生きるだけである








































































初秋の樹林帯に涼しい風が纏わり、アートに、花に、

2018年08月20日 | Weblog


初秋の涼しい風に背中を押されて、樹林帯の登山道をゆっくり、のんびり、と歩けば、
すばらしい自然の手になる、アートに出会い、しばらく宥め透かして観賞する、なにか、ほっとする、

初秋の風情に、フジクロセンノウの花に心を奪われて、樹林の緑に秋風が纏わりつきて、
ルイヨウボタンの紫色の実に次世代を託して、ヤマゴボウの真っ赤な実に恐れを抱き、
初秋の登山道を彷徨いて過ごすもまた良しか




















































































































暑さのなかにも山里は初秋の風景となり

2018年08月18日 | Weblog



今朝の、歩き、はすご~く涼しい初秋の風に迎えられて、気持ちいい、
いきなり威嚇の鳴き声と同時にヒヨドリちゃんが近くの木から弾丸のごとく飛立った、

こちらもびっくり、さらに、コジュケイたちが、騒がしい声をだしながら、
5,6羽ほど足元近くから四方に散らばって消えた、
鳥さんたちの洗礼を受けてうれしいやら、びっくりするやら、であった

初秋の風景や展望、花やらを楽しみ、最終の自宅まで汗を掻くことなく、
涼しい風に感謝してうれしい散歩であった
















































































酷暑の夏にお湿り程度の雨でもうれしいものだ

2018年08月15日 | Weblog


明け方から待望の雨が降り出したが、少し多めに降ればいいものを、ぽつりぽつりでは、
お湿りにもならないかも、と思いながらもうれしくなり涼しいかもと、歩き、に出かけた、

折りたたみ傘をポッケに差してはいるが、少し濡れたほうが気持ちがいい、キクイモの花が咲きだしている、
葉っぱも木々もなんか元気そうで、雨はいいものである、途中に雑木林のなかで、
ざ~と降り出したが木々が雨避けになり、濡れないようだ、
雨の音を気持ちよく聴きながら、展望が開ける頃にはぽつり、ぽつりに変わった

話は変わるが、昨日の、歩き、で目の前に白い物体がふわり、ふわり、と糸にぶら下がり、
くねくねしながら空中遊泳をしている、何かの幼虫のようで、何処に着地しようかと探している様子にじっと眺めていると
葉っぱの上に乗ったものの、葉っぱから、すべり落ちた、

ありゃあ、ぼくとしたことがどじっちゃった、で、仕方なく道に着地の嵌めになった、
ネットで検索すると、セミヤドリガの幼虫で、成虫が葉っぱに産みつけた卵が羽化して、
近くに留まった蝉の羽の下に寄生して蝉の養分で大きくなり、頃合いをみて蝉から離れて糸をだして空中遊泳しががら、
さなぎになるための繭を作る適当な場所を探しているところにぼくが通りかかったわけで、
この珍しい幼虫にお目にかかったということである、自然の不思議に遭遇して、たのしくうれしくなった
















































































夏の宵闇に白く浮かぶ一夜花の儚き夢

2018年08月03日 | Weblog

夏に他の草木に絡み付いて蔓を伸ばして這い上がりながら茂る野生の蔓草に
カラスウリがあり、歩いていると、いたるところに茂っている

秋も深まり、霜枯れになるころに赤や黄色のタマゴをぶら下げたように実をつけ
晩秋の風物詩としてひとびとの目を楽しませるカラスウリ

そのカラスウリの花は夏に咲き、ぼくが歩く、瀬戸風峠にもいたるところにあり
白い髭をいっぱい付けて咲いているのだが、朝方に歩くためか、髭を伸ばして咲いているのを
眺めたことがなかった

カラスウリの花は宵闇とともに開いて朝方に萎んでしまう、一夜花なので、髭をレースのように
伸ばして五枚に開く純白の花を見る機会がなかったのである

いちど、見てみたいものと思っていたので、昨夕に思いつき、宵闇迫るころに出かけてみた
案にたがわず、弁周から、翁の髭のように長く糸状に裂けてふんわりと伸びいっぱいに開いた花は
はちきれるように垂れている

宵闇に白く浮かび上がるように咲く花に夢見心地、幽玄の花、とはこの花のことではないかと思われた




































朝方に見るカラスウリの花

夏の野草のなにげない風情に魅せられて

2018年08月01日 | Weblog


至るところに生えているエノコログサと云ってもピンとこないけれどネコジャラシと云えば、ああ、あの雑草か
と直ぐ気づくのだが夏草としてなんとなく気になっていて、歩く度にカメラに写している

いまごろは早朝に歩くからか、露玉を含んですごく、きれいに輝いていることがあってうれしくなり
いいなあ~と立ち止まることがたのしくなる
花穂はほとんどが淡緑色だが、ときには淡褐色も混じっていたりすると、おお~いい色しているよなあ~
と惚れ惚れするのだから、ぼくも、単純細胞だよね

それと大抵一緒に生えているのがメヒシバだ、茎先が立ち上がりその先に
ススキの穂を小型にしたような細長い花穂をあらく広げている
その繊細な花穂が風に揺れる姿はどことなく優雅で独特の趣があっていいものである