秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷早春点描

2010年02月10日 | Weblog
浅き春 旅立つひとに 祈りけり

追悼
突然、立松和平が亡くなった、62歳だ、驚いている
元気なひとだとばかり思っていたから、脳天を殴られた思いである。

独特の語り口でいつも笑顔であったが心の強いひとだと印象に残っている
いい作品を書いていた素晴らしい作家の一人だし、これからいい仕事を
また環境問題など提言出来る作家であったのに惜しいひとを亡くした。
最近は仏教に傾倒していたようである。

世の常とはいえ、若くして亡くなるのは残念である
そういえば、身近な知り合いで去年50歳ほどで亡くなったT老婦の長男さんを
思い出すが大阪から帰郷のときに会うと、祖谷の山々を縦走したことなど
自然の事柄についてよく話したものである。

一人暮らしの年寄りが多いこの土地においては、死は身近なものと考えているが
お年寄りの死は侘しいものである。

散歩の途中に時折は話しをしていた長岡のおばあちゃんは亡くなってから3日後に
発見されたそうであるから、なんとも寂しい無常を思う。

二月には ひとの命に 追悼す


2007年 T家の家族と記念写真 串を持っているのが長男さん 



2007年1月 珍しく雪の少ない年に 畑仕事のおばあちゃん この2ヶ月後に死亡

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 下町早春賦 | トップ | 菜菜子の気ままにエッセイ ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (M.iya)
2010-02-10 18:37:21
混沌とした今の世にこそ活躍して欲しかった
作家でしたね。

このところ、日本からいい人ばかりが亡くなられていますね。
そのせいか、嫌なひとばかりが目だってきましたよ。
何処まで落ちるやらですね。

返信する
残念です。 (松ぼっくり)
2010-02-10 14:42:41
立松和平さんと、同じ場所で撮った写真を送って、岳人のバッチを戴きました。独特の語り口が、もう聞けないのですね。
ご冥福をお祈りしたいたします。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事