菜菜子の気ままにエッセイ ＳＡＮＥ著

水仕掛け！
今日も、クイックして頂きまして、御礼申し上げます。
前回、
『なーんか、みんなと違う場所に住んでいるのが、めちゃくちゃウレシイ！！！』
と、ふざけた事を、何を血迷ったか忘れましたが、あの発言は
『なかったことにして下さい！』


却下！却下！却下！


ひたすら
『却下』


寝ても覚めても、主人の事ばかり、考え過ぎて、すっかり忘れていました！
冬になったら、
冬になったら、
祖谷の生活が、
祖谷の生活が、



『どんなに大変か』



都会で暮らす方々には、ピンとコナイでしょうが、問題点は
ビーーーーーッシリ！


路面の凍結！
急ブレーキと共に、タイヤがロック状態になって滑りだす～。ガードレールがなかったら、今まで谷底から何体のガイコツが上がっていたか、いやっ、発見されれば、超ラッキー！谷底が深い場所なら、タイテイは見つからないかも？
考えただけでも、ぞっとする。


いやだー、
イヤダー、


ハイッ、皆さんご一緒に


『祖谷だー』




毎度失礼しやした。


失礼ついでに、
『祖谷ブログ』
などと、先手を切ったように、口走ってしまいやして、とんだご無礼をしてしまいやしたー。
『タノモトの兄さん』
あなたのブログの存在を、すっかり忘れていました！
掲示板の事を聞いた時に、ブログの事も誰かに聞いた筈なのに、誰に聞いたか忘れたのに、思いだす筈もなく、まっことに、
『おとろっしゃー』
でした。
都会の皆さんー、外国語ではありません！
祖谷弁です。あしからず！


西祖谷山村の民家を乗っ取り、古民家宿をして頑張っている、オーナーのＨさん、あなたのブログも、しばらく見てなかった事を、ここにお詫び申し上げます。
反省してから毎日、ワンクイックしているので、宮の内和尚のブログも、よろしくお願いします！
エーイ、世の中モチツモタレツじゃー。



最後に、今日のわたくしの出来事をライブでお楽しみ下さい。


場所は、主人のお墓をいつも掃除してくれている、私の叔母さんの家。毎度、迂回路を通って主人と、叔母さんに会いに行きました。主人は、幽霊ではないので、登場しません。登場人物は、叔母さんと、近所の叔母さんとオンナジ歳くらいの、おばあさん！
そして、
わたくし！
標高８００メートルの山々。まわりは、山、山、前も後ろも、右に左に、山。
音は、向かいの集落の工事現場の、ブルドーザの機械の音と、カラスの
「クワ～クワ～」


私が行くと調度、叔母さん達は、谷から引いた水を、一回タンクに貯めている場所で、タンクを覗いていた。


「何しよん？」
私は、車を止める。
叔母さんは、何年経っても、私の車を覚えられない。
知らない人が来たのかと思い、こちらを見て、会釈する。
『あー、〇〇か～、まっことええとこに来てくれたのー、水、タンクに貯まらんきん、さっきからあずりよったんじゃわ』
一応、現代語に訳しますと、
あずりよったとは、四苦八苦していたみたいな、感じです。

私は、パワー全開↑↑すかさず、原因追求に、脳みそをチェンジする。
賢い頭を、更に使い？（失礼しました）
様々な実験をして、原因を見つける。

何といっても、ホースは長い。途中で何箇所もジョイントで繋いでいる。使用してない古いホースもある。
杉林の中に、何本もの黒いホース！

取りあえず、原因のホースを見つけた！
ホースは、途中で土の中に沈んでいる。距離が長いので、確認する為に、２０メートルくらいの地点事に、おばあさんと、叔母さんに、立ってもらう。
お互いに、杉林の中なので、顔は見えない。頼りは、【声】のみ！
難問は、ホースではなかった。早い話しが、叔母さんは、ここ数年、【耳が遠い】
しかも、自覚してイナイ！
お待たせしました！
あとは、場面を想像して下さい。
「私が、下からホース引っ張るから、今の場所離れんと、目の前のホース動くか、それだけ見てよ！」
私は、それぞれの場所に行き、確実に指令を告げる。
「わかったわ。ここにおったら、エエンジャの」
「わかったわ、見よるわ」


私は、大声で叫ぶ！
『今、目の前のホース、動いたでー？』

「………」

更に、叫ぶ！

『今、引っ張ったの、動いたでー？』

「……」




ガサッ、ガサッ



ガサッ、ガサッ




『叔母さん、離れんと、ホースだけ見てよー』



ガサッ、ガサッ


『降りて来たら、イカンヨ～』


『降りたらイカンヨ～』

私の、絶叫が、杉林にこだまする！


叔母さんが、独り言を言いながら、降りて来ていた！！！


『イカン！叔母さーん、降りたらイカーン』
私の叫び声は、肝心の叔母さんには、まったく、かすりもしないで、更に奥のおばあさんに届いていた！


「ナンゾエ～」
「呼んだかえ～」




頭の上で、カラスが
「クワー、クワー」




以上、菜菜子の水仕掛け終了！
水は、日没には、池にも溢れていました。


「水仕掛け、喉が痛いの、なんでだろう」

お粗末！

感謝！ 合掌！