秘境という名の山村から(東祖谷)

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菜菜子の気ままにエッセイ(テラオの兄さん茅葺き小屋奮闘記)

2010年03月27日 | Weblog
東祖谷落合小学校の校庭の片隅に、テラオの兄さんがいた!
見た事のない、
〈茅葺き小屋〉が出現していた。
なぜか、屋根らしき場所に、テラオの兄さん。
もう一人は、いつもテラオの兄さんが、何かする度に、呼びだされる、村民す~やん!
爽やかに、話しかける私。
「あ~、前に、造ってあげたい!って言ってた茅葺き小屋~、始めたんじゃ~」

テラオの兄さんは、す~やんと一緒に、何やら声を掛け合っていました。

「もうちょい剣山~」「池田にもうちょい~」
足場の上で、悪戦苦闘しながら、二人の掛け声だけが、響いていました。

茅葺き屋根の職人さんは、皆さん作業の際、右、左とはいいません。
剣山とか、池田とか、屋根の上と、裏側の相手の間に、このような、合図を作っておくのです。

必死で作業を進める二人。
足場、危険です。

優しく、気を遣う私。
「危ないよ~、落ちるよ~落ちたら痛いよ~」

テラオの兄さんは、
慣れた手つきで、す~やんを、こき遣ってます。時々、怒鳴ってます。

優しく、す~やんを、フォローする私。
「す~やん、市岡さんも昔は、師匠の義時さんに、怒られてたんだよ~」

そこで、
私のいつもの
休憩タイム大好き細胞が、舞い降りてきた!
「休もう!缶コーヒーあるよ」

必死で作業をする、二人に、必死になって、励ましの声をあげた私は、
早い話し!
喉が渇いたのでした。
二人よりも、先にコーヒーを飲む私。
現場監督も、楽じゃない~

早い話、
今回の茅葺き小屋は、市岡さんが、自ら自腹を切り、全て無償で、造っているのです。
二人だけで、造っているのです。
大量の茅を持参し、
全くのボランティア!スペシャルボランティア!

子供達に
温もりのある、
茅葺き小屋を造りたい。
子供達が、
卒業しても、
永遠に残る形あるものを、造ってあげたい!
テラオの兄さん!
想像以上に、手間隙がかかり、かなり悪戦苦闘し、
「この小屋、わけ解らなくなった~」
と頭をぐじゃぐじゃにしていましたが、
大丈夫!
頑張って下さい。
現場監督が、ついています。

いざとなれば、
そう、
余りにも
グジャグジャになれば、
茅葺き小屋で、
鹿さん達に、住んでもらいましょう!
殺されないように、
守ってあげましょう!
あっ、
ちょっと狭いか…

今回も頑張っている、
テラオの兄さんを、
皆さん、応援してあげて下さいませ。

カンパは、
マネージャーの私までよろしくね。

私も、がんばります!監督します!

いざっ、
日曜日は茅葺き小屋に出陣します!
行ってきます♪

















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2 コメント

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Unknown (M.iya)
2010-03-30 13:36:48
あささん 初めまして、コメントありがとうございます。

そうですか、帰郷されているのですね
故郷は良いものでしょう。

拙いブログですが、遊びにきてくださいね。
返信する
初めまして (あさ)
2010-03-30 09:36:46
たまたまみつけました
まさか祖谷にブログをやってる人がいるなんて
祖谷出身、嬉しくてコメントしました今は県外に出ていますが、年に数回帰っています
また遊びに来ますねー
返信する

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