秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷初秋風景

2008年09月02日 | Weblog
久保集落中ほどの林道脇に毎年のようにたわわに実る山梨の木がある
春には白い花を咲かせて目を楽しませてくれる。

山歩きを楽しむ私たちは自然のなかに居ながらまるで自然の声を聞いていないか
聞いていても無視しているかなのでしょうか
特に花を楽しむ人達は自分たちが主で花は従との思想が蔓延っているような気が
してなりません。

それはカメラを構えた途端に行動に出てくるからです、接写に於いては云わんや
のようで、花の表情を最高に撮ろうとして労わりの心を捨ててしまうからです。
結果として後に残されるのは踏み荒らしとなり、絶滅に寄与することになります。

そのようにして撮られた花の写真はいくら綺麗に撮れていても、如実に自然破壊の心しか投射されておらず感動を呼ぶものは何一つ無い写真ではないでしょうか

自然にすべてを任せて声を聞きながら行動すれば、花の写真を撮ろうとしたときに
「ちょっと待てよ」と自分の欲望を抑えることを心がけ、花に聞いて写真を撮らせてもらえば、写真は花の感謝の気持ちが現れていることでしょうに。

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