わが庵に月こそながめ過ぐる夜は孤独にしづみ老ひにけるかな
うきことを思ひあげつることなくば祖谷の夜更けをこよなく愛す
思ふとも老ひけるわれの行く道をひとり歩きてひかり捜さむ
病葉を捨てさりゆかむ君なれどいのちをおふる葉をこそ哀れ
うき身こそ祖谷の山べにしづめどもこころに浮ぶ月こそなかれ
ひらひらと片陰拾ふわれを見し
空蝉や触れて憂世にしがみつき
哀れかないのち早めし病葉を
友ありて語りし庵や夜の秋
うきことを思ひあげつることなくば祖谷の夜更けをこよなく愛す
思ふとも老ひけるわれの行く道をひとり歩きてひかり捜さむ
病葉を捨てさりゆかむ君なれどいのちをおふる葉をこそ哀れ
うき身こそ祖谷の山べにしづめどもこころに浮ぶ月こそなかれ
ひらひらと片陰拾ふわれを見し
空蝉や触れて憂世にしがみつき
哀れかないのち早めし病葉を
友ありて語りし庵や夜の秋
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