秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

湯の町暮らしに 芽吹きの若葉に魅せられて雨脚の止んでいる間に歩いて

2017年04月08日 | Weblog


さくらの開花が遅れて満開になるころになって、天候が安定せず雨模様の日が続いてなんとなく
気分的に参っているのも山歩きどころか、近辺の散歩もままならないとあっては明日をも判らない身体や
ちゃらんぽらん、あっぱらぱ~の脳には良くないわけだ

朝のうち降っていた雨も止みかけてきて、折りたたみの傘をポッケにねじ込んで瀬戸風峠に歩きに出かけた
山ざくらは葉桜になり、他の木の花も散りかけて華やかさはない山も芽吹いた
若葉がみずみずしくさっぱりとした気持ちにさせてくれる

いつものビューポイントでは霧と雲に覆われて山並みは隠れている、芽吹きの若葉に礼を尽くして、ケーキを美味しくいただいた
このような贅沢な自然豊かな風景を眺めていると、長らく帰ってない奥祖谷の風景を懐かしく思い浮かべて

5年弱暮らした久保集落を思い、冬の間は山を下りて鳴門の息子さん宅に行っていたらしいが
もう、帰ってきていると思って、Tばあばに電話してみた

電話口から元気な声が聞こえてきた、やはり帰ってきていた、じゃがいもの植え付けが気になって
2月末に帰ったが、がいに、今年は寒うて、雪も多いし、遅くまで降って堪えた
やっとこないだ、いもの植え付けを済ませたとこよ、と85歳のTばあばは元気であった

道すがらところどころの山の天辺にある大きなさくらが満開を迎えていた、同じさくらでも
山で眺めるさくらは格別の感がするものである、

なにか、ずいぶん気分をよくして湯の町に下りて、足湯に浸かり、いい気持ちになって
あっけらかん、ちゃらんぽらん、あっぱらぱ~の脳で観光客や、四国遍路をしている
カナダからのご夫婦と身振り手振りの会話を楽しみ、面白いひと時を過ごしてきた
幸い、雨の降り出すことはなかった、良かった日記である



山さとに霞めるけしき眺むれどいま散り往かむ花を惜しむや



















































































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