30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

7月29日にカボチャ収穫ー「ブッラクのジョー」と「みやこ」、一部が日焼けとひび割れ

2024-08-01 | カボチャ



ブラックのジョー 重さ1.9キロ、直径20センチ

みやこ 重さ1.4キロ、直径14センチ

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7月29日にカボチャを収穫できるようになった。今年のカボチャは「ブッラクのジョー」が3株と「みやこ」が1株、計4株の2種類。昨年とまったく同じ。

どちらも収穫第1号は思いのほか早く取れた。実はまだ先と構えていたのだが・・・。一部で日焼けとひび割れがあり、慌てて収穫する事態になった。

◇「みやこ」の第1号は、成熟してコルクが茶色になり、いつ収穫してもいい状態だった。すぐに取ってしまえばいいものを、なにげなくもう少し待つかと。ところが数日して、あっと。日焼けしたうえにひび割れてきた。うっかり、がっかり。このまま放置していると腐敗してくる。すぐに取った。こうなると貯蔵はあきらめてすぐに食べるしかない。

◇ブッラクのジョーの第1号は、この反省に立って早めの収穫。完璧。ところがすぐとなりを見ると、2個が日焼けしている。白っぽく変色。日を遮るために枯草やワラをかぶせた。この程度の日焼けなら、たぶん腐食することもないだろうからしばらく様子を見ることにした。

日焼けし、一部が白っぽく変色したブッラクのジョー



カボチャは収穫したらすぐには食べない。1カ月ぐらいは追熟が必要といわれる。確かにそうだ。味がちがうのがわかる。ところが次々と収穫できるものだから食べるのが間に合わない。カボチャの収穫は夏だが食べるのは秋と冬。そうとわかっていても、残して腐らせるよりも、できるだけ早く食べるに越したことはない。

こんかい収穫した「みやこ」はポタージュに、「ブッラクのジョー」は煮物にした。

ポタージュにすると取れたてでも食べられる。ミキサーを使えばあっというまにできる。冷たいポタージュはいまの暑い時期にぴったりで、とろとろの濃厚食感は体によさそうだし、かなり好きだ。

定番の煮物のほうはあまり期待しなかった。ところがほくほく感があり、さっぱりとした味に仕上がった。うまくできた。さっぱりとしたほくほく感もいいもんだと。たまたまよくできた?のだろう。それならまたもと思ったが、煮物はやはり追熟してから食べることにしよう。


2024年の読書

2024年7月の読書
・ツミデミック(一穂ミチ著・光文社)

・放浪・雪の夜(織田作之助著・新潮社)
・国家の命運は金融にあり 高橋是清の生涯 上(板谷敏彦著・新潮社)

2024年6月の読書
・月と六ペンス(サマセット・モーム著・新潮社)

・存在のすべてを(塩田武士著・朝日新聞出版)

2024年5月の読書
・なれのはて(加藤シゲアキ著・講談社)

・イラク水滸伝(高野秀行著・文藝春秋)

2024年4月の読書
・それは誠(乗代雄介著・文藝春秋)
・星を継ぐもの(ジェイムズ・P・ホーガン著・東京創元社)
・独裁者の学校(エーリヒ・ケストナー作・岩波書店)

2024年3月の読書
・北海道犬旅サバイバル(服部文祥著・みすず書房)

・宙わたる教室(伊与原新著・文藝春秋)
・江戸川乱歩(ちくま日本文学全集・筑摩書房)
・文豪、社長になる(門井慶喜著・文藝春秋)

2024年2月の読書
・ムッシュ・クラタ、死亡記事、晴着(山崎豊子全集5,9・新潮社)

・1947(長浦京著・光文社)
・八月の御所グラウンド(万城目学著・文藝春秋)
・極楽とんぼ(里見弴著・岩波書店)
・三人書房(柳川一著・東京創元社)
・15の街道からよむ日本史(安藤優一郎著・日経BP日本経済新聞出版)

2024年1月の読書
・藩邸差配役日日控(砂原浩太朗著・文藝春秋)

・霜月記(砂原浩太朗著・講談社)
・海と毒薬(遠藤周作著・角川書店)
・ラウリ・クースクを探して(宮内悠介著・朝日新聞出版)
・襷がけの二人(嶋津輝著・文藝春秋)
・硫黄島上陸(酒井聡平著・講談社)

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今年のカボチャはブラックのジョー3株とみやこ1株

2024-07-12 | カボチャ

ちょうど蜂が雌花に授粉中

最初の果実は6月中旬に実を着け、いまでは20センチ以上に生育

今年のカボチャは品種と株数が昨年と同じ。ブラックのジョーが3株、みやこカボチャが1株。合わせて4株となる。

タネまきは5月上旬。黒マルチを敷いてタネを直まき、穴あきビニールをトンネル掛けする。ブラックのジョーの直まきは1つが発芽せず、再度タネをまいた。タネ袋のタネは2粒ぐらい多めに入っているのはこのためか。

5月下旬に穴あきビニールを取り払い、ツルがあちこちに伸び始めたら剪定する。

ブラック
のジョーは、昨年は子ヅル2本に仕立てたが、今年は親ヅル1本と子ヅル1本の2本に仕立てた。みやこカボチャは、親ヅル1本に仕立てた。

ブラックのジョーのタネ袋に書いてある栽培管理に従い、果実は13節以降につけ、20節までのわき芽はすべて取り除く。

多くのカボチャを作る農家ではどうしているのか。いちいちこのように管理していたのではかなりの手間がいる。近くの農家のカボチャはまったく手をかけず放ったらかしだ。

人工授粉は基本、やらない。蜂などの虫に任せる。朝早く畑に行くと雌花も雄花もきれいに咲いているときがある。このときは雄花をもぎって雌花に授粉してやるくらいなもの。

たまに人工授粉してやっても確実に結実するかというと、これまでの経験からいえばそうでもない。自然授粉と変わらないのではないかと思っている。それとも下手なのだろうか。

ツルのわき芽は、今年は20節以降もまめにすべて取り除いている。わき芽を放っておくと複雑に絡み合って手の出しようがなくなる。いま現在、見た目にも整然とツルの管理ができている。


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完熟した冬至カボチャー黒い皮が全身オレンジ色に

2023-12-21 | カボチャ


完熟した冬至カボチャ、黒い皮がオレンジ色に変色し、

残りわずかになった。ことしもまたたくまに一年がすぎた。そんな思いばかりをいだく。

ことしの冬至は12月22日。8月から9月にかけて収穫し、保存してきたカボチャ。例年だと冬至まで待たずにすべて食べつくしているのにことしは冬至に食べられる。

カボチャが好きなこともあって、いつもの年より多くを栽培し多くを収穫できた。正直のところ、これだけ多くのカボチャをどう食べるのか困ったものだが、好物だけに飽きずに食べ続け、いまだに残っている。このおかげというか、冬至にカボチャを食べられることになった。

保存してきたカボチャの皮はすっかりオレンジ色に変色している。収穫したときは、品種が「ブッラクのジョー」というだけあって皮が黒い。それが保存しているうちに徐々に変色し、今は全体がすっかりオレンジ色になっている。

やや熟しすぎ?

これは完熟したしるしだという。カボチャは収穫後すぐに食べるのではなく、1、2カ月保存して、熟するのを待って食べる。そのころになると皮の一部がオレンジ色に変色するが、皮全体がオレンジ色になるのを見るのは初めてだ。

それだけに食べられるのかとちょっぴり心配した。完熟したのだからもちろん食べられて甘い、という。

さっそくいつものように煮物にした。これは手軽にできていい。果たしてどうかなと味見。心配無用であった。甘い。冬至カボチャの滋養で寒さを乗り越えたいものだ。

カボチャは保存性が高い。夏に収穫したものがいまでも食べられる。うまいカボチャを求めて毎年品種の異なるものを育てている。今年のカボチャは期待どおりうまかった。来年の品種はすでに決めている。

冬至を過ぎると本格的な寒さを迎えるが、冬至が底で、これから春に向けて日一日と日が長くなり、寒さはあと2カ月の辛抱、そう思うと幾分気分が楽になる。


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カボチャー10月6日に4回目の最終収穫、小さいものばかり16個

2023-10-11 | カボチャ

総務省統計局が実施する「住宅・土地統計調査」の対象者になった。2023年10月1日時点の住まいの状況を調べる。家のことはなにも知らないから回答に窮した。建て替えたときの資料を調べて敷地面積や床面積、それにこの地に転居してからの家の“歴史”を、老い先短いこの年になってようやく知ることができた。面倒な調査だなとブツブツいいながらも、おかげで初めてわかることが多かった。最大の収穫はこの土地に住み始めた年がわかったこと。転居は30代後半とばかり思いこんでいたのだが35歳のときだった。それさえも覚えていなかった。35歳のときか。若かっただろうな。しかしその当時の自分の姿はもう思い出せない。記憶は薄れて加速度的に日々忘れていく。

わが陋屋。この夏は猛暑のためモッコクの生け垣にハマキムシが大量発生。9月末まで防除に追われた。


10月6日に最後となる4回目の収穫。小さいサイズばかりがごろごろと

10月6日にカボチャを株を引き抜いてすべて処分した。これで今季はおしまい。ツルを引っ張るとごろごろと手元に転がってくる。数えたら16個あった。いずれも小さい。この先貯蔵しても食べられがどうかわからない。

カボチャはすでに3回ほど収穫して、食べきれないほどの数を貯蔵している。もうこれ以上は不要と思うのだが、捨ててしまうのがもったいない。様子を見ることにした。1カ月ほど貯蔵してから、食べられるかどうか判断しても遅くはないからだ。

ありあまっているほどの我が家のカボチャ。それなのに知り合いの農家からもいただいた。固辞したいところだがそうもいかない。品種を聞いたがわからないという。煮物にして食べてみた。うまくない。ほくほくではなく、べちゃべちゃと食感が悪く食べられたものではなっかた。

カボチャはこれまでうまい品種を求めて毎年ちがう品種を作ってきた。なかなかうまいカボチャに出合うことがなかったからだ。ようやくこの3年ほどはうまいカボチャにめぐまれている。今年は品種をなににしようかと迷った。そこで一昨年につくってうまかった「ブッラクのジョー」を再度選んだ。ことしも期待通りの食感で満足している。


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9月6日に3回目のカボチャの収穫ーさてどうやって食べようか

2023-09-09 | カボチャ

9月6日にカボチャ(ブラックのジョー)の3回目の収穫
1回目に比べサイズはしだいに小さくなる

まいにちのウォーキングコースの半分は田んぼの見える道を歩く。その変化の様子を見ながら何十年とほぼ同じコースを歩いている。平年通り8月末から稲刈りがはじまった。普段はまったくひと気がない田んぼだが、田植えと稲刈りの時期だけはどこからともなく人が出てくる。8日は台風襲来ということで、前日までに刈り入れを済ませたところが多い。田植えから丸4カ月で収穫、あっという間もなく、といった感慨をことしも覚える。

9月6日にカボチャの3回目の収穫。1回目(8月13日)と2回目(8月22日)に比べるとサイズはしだいに小さくなった。1回目は2.5キロ以上のものが大半だったが、いまはサイズがまちまち。収穫はこの3回目でほぼ終わった。

これが2回目(8月22日収穫)



こちらは1回目(8月13日)

収穫したカボチャはすべてパントリー(台所隣りの収納スペース)の床に転がして、追熟、貯蔵している。さすがに邪魔になってきた。

そろそろ食べてもいいい頃だ。カボチャはこれまでヘタを折ってしまって早めに収穫せざるを得なかった“わけあり”は食べたものの、真っ当なものはしばらく食べずに待っていた。カボチャの旬は秋と冬。

とにかく食べて数を減らそう。取り上げたのは1回目に収穫した2.7キロのずっしりと重い大物。食べるといっても知っているレシピは煮物とポタージュだけ。半分を煮物に、あと半分はポタージュに。いちどにかなりの量ができる。

煮物はいつものように醤油と砂糖と水だけ。当然のように皮を下にして煮ていたが、たまたま皮を上にしたほうがいいことを知った。そこであらためネットでみたかぎりでは、皮を上にするか、下にするか、どちらがいいのかは確認できなかった。これまでの経験でいえば、たしかに皮を下にすれば煮崩れしやすくなることは確かだが、上にすると皮が煮えるまでに時間がかかる。いまは煮崩れしないようにと皮を下にしないで、上と横に置いて煮ている。

あとの半分はポタージュに。難しいもんだと思い込んでいたのだが、カボチャを大量消費するにはこれかなとやってみたら意外と簡単だった。ミキサーの威力を知った。いまでは手慣れたものだ。嚙むようにして食べる濃いものか、それともさっぽりと飲めるものか。好みは前者。ポタージュを作ってみると、カボチャがいかに甘いかが実感できる。

これで1個を片付けた。しかしこれからも食べなければいけない。秋冬はパントリーに転がるカボチャを食べ続けることになる。


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カボチャを8月22日に2回目の収穫、こんなにどうするんだろう

2023-08-24 | カボチャ


8月22日に、2回目のカボチャの収穫

ついこの間までは7時になっても明るかったのにいまはもう暗い。夏至のときと比べると40分ほど日の入りは早くなっている。昨23日の夜の7時ごろ、雨戸を閉めようとしたら小さな庭に虫の音が響いて、上を見ると南の正面に上弦の月が懸かっている。まさに秋の気配といったところだが、この夏はお盆を過ぎてもいっこうに暑さがおさまらない。

カボチャがよく取れている。8月13日に続いて、8月22日に2回目の収穫をした。
こんなに取れてどうするだろうと、まるで他人事のように眺めている。

ことしは「ブラックのジョー」が3株、「みやこ」が1株。きちんと整枝した。20節までは脇芽を除いた。それ以降は放ったらかしで、いまは葉とツルが絡み合ってジャングル状態。どこに果実があるのかわからなく、葉をかき分けてさがすぐらい込み合っている。

冒頭の写真のように、2回目の収穫は9個。ブラックのジョーが8個、みやこが1個。ブラックのジョーは、標準の重さとなる2キロが4個、あとの4個は1キロ前後だった。当然ながらサイズは1回目に比べるとしだいに小ぶりなっている。

1回目(ブラックのジョー4個、みやこ1個)と合わせると、こうなる。ブラックのジョーは2キロ以上が9個(訳アリの1個を加えている)、1キロ前後が4個。みやこは2個。

畑には、生育中のものがあと5個あるのを確認できた。これらはこのさき収穫できても1キロ前後の大きさにしかならないだろう。

問題はその1キロサイズのもの。ブラックのジョーの標準の重さとなる2キロのものは、見た目にもかなりうまそうだ。これに比べると1キロものとなると、貧相で見た目にもうまそうには見えない。

この1キロのものがうまいかそうでないかは食べてみなければわからない。これから追熟と乾燥をさせる。食べるのは早くて9月になる。

カボチャはいつも煮物にして食べる。これが18番でこれしか知らない。それがもうひとつできるようになった。それがポタージュ。クリーミーで濃厚なカボチャの甘みが優しい味となり、冷やしても温めてもうまい。

わたくしの腕ではポタージュなんぞとても作れないとばかり思っていたが、やってみると意外に簡単だった。挑戦しないといつまでたってもできないとわかっていても、手間がかかるものはつい避けてしまう。

これだけのカボチャがある。秋から冬にかけてカボチャの出番が多くなる。煮物とポタージュだけでは食べきれない。当然ながら知り合いに分けて食べてもらうことになる。


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8月13日にカボチャの収穫ーみやことブラックのジョー

2023-08-14 | カボチャ

8月13日に、ブラックのジョーをまず4個収穫した

家にじっとしていられない性分だから、この酷暑の中でも用事を作っては外に出る。ひきこもり老人にならによう意識してそうしている。まだ徘徊老人にまちがわれたことはない。外に出るといっても行動範囲は狭い。暑さには強いはずだが、いまの時季はさすがにつらいときがある。

8月13日にカボチャを5個収穫した。みやこカボチャが1個とブラックのジョーが4個。

ことしのカボチャは4株育てている。いつもの倍だから狭いわが菜園ではかなり幅を利かしている。「ブラックのジョー」が3株、これはタネから育てた。「みやこカボチャ」が1株、これは苗を買った。

7月16日に、なにを思ったのか手をかけたばかりにへまをした。1個のヘタを折ってしまった。これは2500グラムの大物だった。すでにヘタのコルク化が進んでいたので捨てずにいま追熟させている。

8月9日に待望の雨が降った。久しぶりのこの雨で、みやこカボチャに亀裂が生じた。カボチャの裂果ははじめて見る。すでに完熟状態で、いつ収穫しようかと思っていた矢先のこと、前日の12日に見たときは裂果していなかったのに。収穫のあとに追熟させてから食べるのがカボチャの食べ方だが、この状態ではすぐに収穫して食べざるを得ない。重さは標準の1500グラム。半分に切るといかにもうまそうな色合い。煮物にした。うまかった。収穫してすぐのカボチャがこんなにうまいとは。ぎりぎりまで完熟させたおかげなのかどうかわからないのだが。

ひさしぶりの大雨で裂果したみやこカボチャの断面。見るからうまそうな色合い

みやこカボチャの裂果をみて、ブラックのジョーのほうも収穫することにした。こちらもほぼ完熟状態のものが4個あった。標準の重さは1玉2000グラムだが、それぞれ2000グラム、2600グラム、2700グラム、いちばんは3100グラムあった。

これらはすぐには食べないで貯蔵して秋まで待とう。ブラックのジョーは貯蔵がきくというから長く楽しめそうだ。

カボチャ畑を見ると、このさき少なくともあと6個は取れそうだ。やはり作りすぎた。


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7月16日にもうカボチャの収穫? ああ、へまをやってしまった

2023-07-19 | カボチャ

ヘタを折ってしまい、やむなく収穫のカボチャ
ヘタは一部コルク化し、2.5キロあった

実を着けた順に大きくなっている

へまをしてヘタを折ってしまった。おもしろくない。

7月16日、カボチャの果実の位置を直そうとしたら、ヘタを折れてしまった。しまったと思っても遅い。いまさらもとには戻せない。カボチャはいつも放ったらかしなのに、たまに殊勝なことをするからこんな失敗をする。

ことしのカボチャは4株。品種は「ブッラクのジョー」が3株、「みやこ」が1株の計4株。前者はタネから育て、後者は苗を買って植えつけた。例年は2株だから倍となる。

ことしはきちんと整枝した。ブッラクのジョーは小ヅル2本に、みやこは親ヅル1本に仕立てた。果実は13節以降につけ、20節までのわき芽はすべてとりのぞいた。整枝しただけに、ツルが絡まず見た目にもうつくしい。そして実を着けた。

ヘタを追って折ってしまったのはブッラクのジョー。最初に実を着けたもので、すでに2.5キロの大きさに育っていた。

幸いにもヘタは一部コルク化が始まっている。これなら、ひと月ほど乾燥させたら食べられるだろう。無駄にしないで済むようである。食べるのは念のため9月まで待つつもりでいる。


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気まぐれにやる「花合わせ」ーカボチャの人工授粉

2023-06-18 | カボチャ

カボチャ「ブラックのジョー」の人工授粉。花合わせともいう。合体である

ことしのカボチャは4株も育てている。例年なら多くて2株なのに、「ブラックのジョー」が3株と「みやこ」が1株。いずれもサカタのタネの品種。

ブラックのジョーは4月にタネをまき、みやこは5月に苗を買った。ことしも2株でいいと思っていたが、ブラックのジョーは念のため3粒まいたらすべて発芽した。みやこは100円で苗が売っていたのでこちらは衝動買い。

カボチャは、最初の整枝だけはきちんとする。たとえば親ヅル1本と子ヅル1本の2本仕立てとか、子ヅル2本の仕立てとか、それだけはやる。あとは放ったらかし栽培だ。それでも実をつけてくれる。

ことしは栽培管理をきちんとすることにした。ブラックのジョーは子ヅル2本仕立て。みやこは親ヅル1本仕立て。果実は13節以降につけ、20節までのわき芽はすべてとりのぞく。

まじめにやっている。いつもならツルが絡み合っているのに、全体がすっきりした姿形でツルが伸びていく。13節前まではわき芽を取り除き、13節目以降の雌花に果実をつけていく。

カボチャは人工授粉をする。これまでは気分しだいでやるときもあるが、基本は放任だ。

この人工授粉を花合わせという。菜園を35年以上もやっているが、花合わせという言葉を昨年知った。おしべをめしべにつけるのだから、花合わせ。たしかにそうだといった感じになる。

人工授粉というとそっけないが、花合わせというとなにやらひそかな思いを交わしているといったイメージをもってしまう。人間界での「肌を合わせる」をつい連想してしまうのだが、このまま筆をすすめるとあらぬ方向へいってしまうのは目に見えているから花合わせはここまでにする。

6月16日に雌花と雄花が咲いていた。人工授粉をした。周囲に蜂が飛び回っている。雌花のなかにも入ってくる。あとは蜂に任せることにしよう。

すでにみやこが実をつけ、握りこぶし大になっている。ことしは4株から何個収穫できるのか。カボチャは収穫後に長く貯蔵できる。ただ場所を取る。それが玉に瑕だ。


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ことしのカボチャはブラックのジョー

2023-04-12 | カボチャ

長崎の旅から戻りすぐに6日間続きで記録した。これですっかり疲れ果ててしまったといっていいほどだった。山旅をするときまって記録するからその習慣が抜けない。帰ってすぐにやってしまわないと気が済まない。無理して急ぐこともないだろうにと思うのだが、つい頑張ってしまう。それが終わると肩の荷が下りるのだが、これぐらいの作業で疲れてしまうなんて、とつくづく年を取ったもんだと思う。

これも年を取った“成果”といえるのだろうが、今回の旅でなにかと勘違いが多かった。入念に計画を立てても旅先ではその通りに行くとは限らない。それはよくよく承知しているのだが、自分の判断ミスがこうも毎日のように続くと、さすがに“おれはだいじょうぶ”かと不安になってしまう。これからは耄碌しつつあるこんな自分とつきあってっていかなければならないのだ、とわからせてくれる旅であった。

旅から戻って4月2日にすぐにタネをまいたのがカボチャ。ことしは「ブラックのジョー」(サカタのタネ)にした。

うまいカボチャを求めて毎年ちがう品種を育ててきた。このところうまいものに出合うようになった。昨年は白皮の「雪化粧」。これも当たりだった。保存がきくのがいい。

ことしはなににするか。あまたの品種からどれを選ぶかを悩んでも、さいごは失敗覚悟で選ぶしかない。一昨年は「ブッラクのジョー」だった。これもうまかった。かなり気に入ったという印象あった。ことしは冒険しないで無難にいくかと、また「ブラックのジョー」にした。タネ袋には7粒入っていた。

カボチャは1株か2株を育てれば十分の量の収穫がある。狭い菜園ではそれが限度。ところが今年は3株育てることにした。つるが伸びて後悔するのは目に見えているのだが、とにかくタネを3粒、1粒ずつ3つのポットにまいた。これが4月2日のこと。

このままの状態では発芽させるには温度不足。ポットを発泡スチロールの箱に入れ、ビニールで全体を包み込んで温度を上げる。

4月11日にポットの底をみると根が出てきている。発芽までまもなくだろう。でも3つのポットから全部が無事に発芽するかというと、発芽しないまま1つぐらいはたいがい失敗する。

もう1つの失敗は、発芽してからビニールの覆いを取り外さないでいると高温でせっかく出た目が枯れてしまうことである。

桜が散ってしまった4月、いまの時季から菜園仕事が忙しくなる。


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煮たカボチャとふかしたサツマイモを解凍したら

2022-10-08 | カボチャ


冷凍した煮たカボチャとふかしたサツマイモ、これを解凍して食べてみたら

この1週間、山歩きのホームページを少しばかりリニューアルしようと手を入れてきた。見た目だけでも変えようと、以前からそう思ってきたのだが、面倒が先に立ってできなかった。細かい作業が続き、集中力がつづかない。山を歩くようにはいかない。頭を使う作業を2時間もすると疲れてしまう。年をとったものよとさすがに実感する。HTMLを思い出しながらの作業は、ぼけた頭にはかなりの刺激になった。なんとか作業が一段落。前と変わらないのでは? そんな声が聞こえてきそうだ。

このところカボチャを煮たり、ラッカセイや大根の葉をゆでたり、サツマイモをふかしたりと“保存食”づくりに精をだしている。冷蔵庫に入れて置くと1週間は持つ。

記事を書くにあたって「煮る」と「ゆでる」の違い、「ふかす(蒸かす)」と「むす(蒸す)」の違いに戸惑う。去年も調べたはずだ。それなのに耄碌してきたからすぐに忘れてしまう。

10月2日のカボチャの記事では、煮物を作りすぎたので冷凍保存した。そのあとにつづいてこんどはふかしたサツマイモを冷凍保存した。

これまで調理した両者を冷凍したことはいちどもなく、両者が冷凍に向くかどうかも考えたことはない。なんの疑問も持たないで冷凍保存してしまった。

解凍して食べてみた。

カボチャの煮物は水っぽくてまずかった。ふかしたサツマイモも水っぽく、べちゃべちゃ、ふにゃふにゃといった食感だった。

冷凍は失敗だったか。あらためてネットでこの両者の冷凍保存を見る。最近は便利だからとネットで調べてしまう。その情報がウソかまことか、そのことを意識しながら、多くの記事を見て判断している。

ネット情報を見ると、カボチャの冷凍はすすめる記事が多く、イモ類は冷凍にはそれほど向いていないという記事もあるのだが冷凍はだめという記事もない。

こうしたほうがいい、とたしかなことはなかなか言い切れないことはわかる。自分で試行錯誤して判断するしかない。

率直なところ、冷凍すると味は劣る。冷凍しないで冷蔵庫で保存するに越したことはない。かぼちゃの煮物でもふかしたサツマイモでも、いつも1週間は冷蔵庫に保存してそれを当たり前のように食べている。

解凍した両者を捨ててしまうのはもったいない。失敗覚悟でやってみた。

水っぽいカボチャの煮物は、水分を飛ばすためラップを掛けずに電子レンジで1分半ほどチンしてみた。こんどは水分が飛んでしまいパサパサの食感となったが、これなら食べられる。チンする時間を短縮するとさらにほどよくなった。

つぎはふかしたサツマイモ。これも電子レンジで水分をある程度飛ばし、さらにオーブントースターで焼くと食べられるようになった。おもいつきでこれだけのことをしただけだが、なんとなくポイントは水分の処理いかんかなと思う。

でも、結論はこうだった。これまでどおり、両者は冷凍などせずに、冷蔵庫で保存できる適量を作ることにしよう。


 

      
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とにかく皮が硬いー白皮カボチャを煮物にして食べる

2022-10-02 | カボチャ


2キロの白皮カボチャを煮物にする

毎晩煮物のカボチャを食べている。菜園をやっていると同じ野菜が毎晩のように続くことがよくある。収穫時はどの野菜でもたいがいこのような状態になる。

9月3日に収穫したカボチャは、白皮(たぶん雪化粧)と坊ちゃんの2種類。坊ちゃんはすでに食べている。白皮のほうは収穫後約ひと月がたったので食べることにした。

重さは約2キロ。これを煮物にするとかなりの量がある。半分はあとで、なんてできないのでいちどに調理することにする。

この白皮、とにかく皮が硬い。かなかな切れない。力をこめて刃の先を入れるのだが跳ね返される。ゆっくりと慎重に徐々に切れ込みを入れてやっと半分に切れた。包丁を使うのが怖くなるほど硬い。硬いカボチャはうまいというから期待しよう。

カボチャを煮るときは重ならないようにしている。ところが今回は量が多い。わが家で一番底が広い鍋を用意しても、1段では収まらず2段重ねとなった。煮えるまで時間がかかりそう。

醤油と砂糖と清酒だけで煮る。この白皮は煮るのに時間がかかった。蓋をして30分。味見してみるとやや歯ごたえがある程度の硬さがあるが、煮崩れするよりはいいかと、ここで火を止める。

さて肝心の味である。醤油と砂糖の量を控えたから味が薄く感じられるのはしょうがない。ホクホク感があってパクパク食べられる。まずいカボチャだと一口食べただけでわかる。これなら合格だ。

さすがに多かった。食べきれないから結局は半分を冷凍した。

うまいカボチャを求めて、毎年ちがう品種を作ってきた。来年は、あたらしい中型カボチャに加えてバターナッツとコリンキーを作ってみようかと思っている。狭い菜園をなんとかやりくりして3株を育ててみるつもりだ。



2キロのカボチャを煮るとかなりの量があるというのを知った。


      
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9月3日にカボチャ収穫―白皮と坊ちゃんの2種

2022-09-04 | カボチャ

白皮カボチャと坊ちゃんカボチャ

9月3日にカボチャを収穫できた。夏野菜が次々と収穫を終えて消えていく時期だというのに、カボチャだけがいまだに収穫できていなかった。

カボチャは毎年ちがう品種を選んで1株だけ育ててきた。狭い菜園ではスペースを取るので多くても2株になる。

ことしはこれと決めていた苗がなかなか手に入らず、ずっと待っていた。これでは植えつけ時期を逸してしまう。そこで急遽、入手しやすい坊ちゃんカボチャに切り替えた。すでに植えつけ適期は過ぎてしまっていた。これが原因で収穫が遅くなったといえる。

ことしは“坊ちゃん”でと思っていたら、知り合いの農家からカボチャの苗をいただいた。スペースに余裕がないのに無理して片隅に植えた。品種を聞くのを忘れた。

坊ちゃんと品種不明の2種類。後者が実をつけた。これが白皮のカボチャだった。正体がわからないと気になるものでネットで調べた。

確実ではないのだが、どうやら「雪化粧」か「白爵」のどちらかになるようだ。サイズは同じく2キロ前後だが形が違う。どちらにも見えて特定できないのだが、雪化粧かなと思う。こんど苗をいただいた農家に聞いてみることにする。

1株からの収穫。白皮が5個でこれがすべて。坊ちゃんのほうは6個収穫し、なり口がコルク化していないものが6,7個が残っている。坊ちゃんのほうは全部で12個ぐらい取れそうである。

サイズは、白皮カボチャが2000グラム、坊ちゃんは300から500グラムあれば合格。今回収穫したもので、白皮の最大物が3300グラム、坊ちゃんは700グラムあった。

これから追熟させる。食べるのはひと月先になる。

カボチャはほくほく感のあるのが好きだ。毎年品種を変えて育てているのは、うまいカボチャをさがすため。得意?は醤油と砂糖だけの煮物。それしかできないが、うまいカボチャはお菓子感覚で食べられる。


      
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カボチャを食べたいが、いまだ果梗が青い

2022-08-20 | カボチャ

8月20日のカボチャ、どちらもいまだ果梗部が青い

ことしも夏の北アルプスの天気が良くない。7月下旬に予定していたが、晴れのマークが出てこない。晴れても一日だけで2日と続かない。雨マークばかりが続き、とうとう8月下旬になってしまった。毎日のように天気予報を見ては、交通機関の予約とキャンセルを繰り返している。いたって真剣なのだが、半面滑稽にも思えてきた。晴れが続くまで待つほかないとわかっているのだが・・・。長期予報によると9月に入れば晴れがというが、9月は夏山でなく秋山になってしまう。

夏野菜でいまだに収穫できていないのがカボチャ。食べたいが果梗部を見るといまだ青い。いましばらく待たなければならないようだ。

収穫は9月になるだろう。植えつけが遅かったからそうなるのだが、カボチャのイメージは夏野菜だから8月中の収穫を望んではいるが、ことしは勝手が違うようだ。

カボチャ栽培は放任。人工授粉は気まぐれで、気がむいたときだけ行うが、それでもそこそこ実つけてくれる。

狭い菜園ではたった2株だけのカボチャでも手に負えなくなる。旺盛にツルをあちこちに伸ばして、注意していないとほかの畝に侵入してくる。ツルの先をつかんで戻すなど、ツルばかりは放任とはいかない。なにかと手がかかる。


      
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カボチャとニガウリはまだか

2022-07-19 | カボチャ

実をつけはじめたカボチャとニガウリ

少雨で干しあがっていた畑が一変した。雨が降り続いた。慈雨であった。おかげで野菜たちの顔色がよくなった。とくにサトイモに勢いが出てきた。

夏野菜はほとんどが初収穫をすんでいるのだが、カボチャとニガウリだけはいまだ取れていない。

カボチャはもともと8月が収穫予定だが今年は遅れて、最初の実がやっといま10センチぐらいの大きさにそだっている状態。

カボチャは味を見るため毎年ちがう品種を育ててきた。昨夏はサカタのタネの「ブッラクのジョー」。これがうまかった。これならと今年も育てるつもりでいたのだが、とうとう苗を入手できなかった。それならタネをと思ったのだが、すでにまき時期を逸していた。

代わりにと選んだのが「坊ちゃんカボチャ」。だれもが知っている品種。かなり有名すぎるだけに選ぶのをためらったのだが、栽培した経験もあり、安全策として選んだ。これを1株。たいがい1株でたりるのだが、農家から品種不明の1株をもらった。これで今年は2株を育てている。生育が遅くやきもきしたが、いま旺盛にツルを伸ばしてきた。

ニガウリもここにきてにわかに方々からツルを伸ばし、ネットは葉でおおわれるようになった。ニガウリは猛暑、酷暑が大好き。とにかく暑いのが好きだというのがよくわかる。観察するとあちこちに小さな実をつけ始めてきた。赤ちゃんニガウリはほおをゆるめてしまうほどかわいい。

ニガウリは毎年1株だけを育てる。ネットいっぱいに繁茂し、食べきれないほどの実がなる。葉に隠れてかなりの数を取りそこなうほどだ。そろそろ整枝を行って込み合った枝を切らないといけない。

夏といえば夏山、すでに計画を立てたもののこのさき晴れのマークが見えない。近年の夏の北アルプスは天気が悪く、このところ計画倒れが続く。先にのばして結局は夏山を楽しめないまま夏が終わってしまう。あと何年楽しめるのか、今年かぎりかもしれない。そんな高齢者になった。


      
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