30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ヘビのロッククライミング

2009-03-31 | その他

 

春は一度に押し寄せくる。四季の中でも3月と4月はいちばん好きだ。だが春はこちらの気持ちも知らないで早足に去ってしまう。このところの寒さで停滞しているから具合いがいい。庭の花々も咲いてきた。これはヒカゲツツジ。淡いクリーム色の花びらをつける。
明日から4月。農作業が本格化してくる。作業が多くなるとネタには困らないのだが、農作業の進行にブログが追い付かなくなる。

だれしも春爛漫近しといった気分だ。ヘビだって外界の明るい気分に誘われて目を覚ましてきたのだろうか。自転車で畑に向かう住宅地の道路に、くにゃくにゃしたものがある。これはなんだ? 目が悪いからよく見ないとわからない。荒縄ではなかった。ヘビだった。ヘビは大の苦手。それでもこれからヘビがどう行動するのか興味があったので自転車から降りて観察することにした。暇なのである。私を察して急に動き出した。なんと目の前の石垣、それも垂直の壁を登りだした。ヘビがこんな垂直の壁を登れっこないよと眺めていたら、石の凹凸と石組の溝を利用して、体をくねらせてなんと登り切ってしまった。感心して見いてしまった。そのうち、あっそうか、これが「蛇行」というものなんだと、さらに妙に感心してしまった。人間サマの岩の凹凸と溝を利用して遊ぶロッククライミングとそっくりだった。


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天国の新人歓迎会

2009-03-30 | その他

一気に咲くかと思っていた桜。三寒四温に阻まれた当地では1分か2分咲き。せっかくだから、長く楽しめたほうがいいに決まっている。

土、日は岳父の葬式。いい葬式だった。遺徳を感じさせる盛大な葬式だった。それだけに遺族も気の張った2日間になった。いまごろは天国に昇って、旧友と再会しているのだろうか。賑やかな酒宴が好きな方だから、先に逝った皆さんは「新人」の歓迎会の準備に追われていることだろう。葬式の場は親戚一同を呼んでくれる。大往生に親族の会話には悲しのなかに明るさがある。

きょうの昼ごはんは、かみさんと2人でも精進落とし。地元の[ちゅう心]というお店。なかなかいいところだった。 


■住所 茨城県大洗町磯浜町987
■電話 029-267-5101
■営業時間 11:30~14:00/17:30~23:00
■定休 火曜日 


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春には菜の花丼がうまい!

2009-03-28 | ハクサイ


菜の花丼のために一本残したハクサイ

菜園をやっている人だけが食べられる丼を紹介する。「菜の花丼」だ。毎年春になるとこのネタを取り上げる。それだけ春を感じさせる自慢の一品だと私は思っている。この菜の花はハクサイである。菜の花といっても多くの種類がある。幾多の菜の花の味を試したが、ハクサイの菜の花がいちばんうまい。

ハクサイはトウが立ってくると引き抜いて放ってしまう。ハクサイの菜の花を見る機会はないはずだ。そのため菜の花を食べるには畑にいつまでもハクサイを残しておかなければならない。ほんとうはすべてきれいに片付けたいのが本心だが、菜の花を作るためにはどうしても残しておく。春には食べたい贅沢な一品なのだから、この春は1本だけ残しておいた。

菜の花丼の作り方はいたって簡単。本当にうまいの?と問われると、「春が来たなと感じさせる味だ」と言っている。お試しあれ。といってもなかなか手に入りにくい。自分で菜園をやている人は問題ないのだが、そうでない人は近く畑があれば分けてもらうという手がある。  

きのうは、この菜の花を摘んだ。晩酌に「菜の花和え」、そして締めに「菜の花丼」を作った。まさに春だね。もうこれだけで十分春を満喫した気分になる。質素だが贅沢な食卓になった。

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      菜の花丼を食べて満足  


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慣れてきたなと、食事作りの毎日

2009-03-26 | ダイコン

21日(土)に歩いた「筑波連山縦走」をホームページにアップした。むちゃをしたのでいまも筋肉痛だが、これで今年も山を歩けるかなといくぶん安心している。

きのうは、岳父の旅支度をする納棺師の仕事ぶりをまじかに見たことを書いた。死はだれにも必ず訪れるから、その様子を見て「オレもあのよう姿になってあの世へ旅に出るんだな」と私だけでなくある年齢層はそう思ったことだろう。葬儀は今週末だが、すでに荼毘に付した。火葬場での待ち時間はいつも心が重くなる。ぽつねんとひとり天井を見上げたり、外をぼんやり眺めている。それは無常感に心をすべて占められてしまうからだろうか。とうの昔に折り返しを過ぎた身だ。死との向きあいかたを考えざるを得ない。

台所に立つようになってはや3カ月。おかずを作る段取りに手間取り、面倒だなと思いながらも、習慣になりつつある。習慣になればしめたものだ。しかしいまでも面倒なときがある。だからといってやらないわけにはいかない。餓死してしまう。そうやってしだいに慣れてきた。要は習慣であると思う。いまでは台所に立つのが3カ月前よりも億劫でなくなった。日課になった。これがいいことなのかと思う時もあるが、これからの準備だと思えばいい、と自分に言い聞かせている。

きのうも書いたように畑の端境期。これまでは取り放題、食べ放題の野菜。収穫物が極端に少なくなるのでこれからは当分買わなければならない。そうだ、まだダイコンがあった! 今年はダイコンを取り上げることが多い。というのも畑に埋め戻しておいたものがまだまだあるからだ。これを捨ててしまうのはもったいないと思い、毎日毎日ダイコンの献立を考えて食べてきた。それでも食べきれない。たぶんまもなく残りは捨ててしまわなければならない。そこで今夜もダイコンだ。煮ものと炒め物。単純な煮ものと、ベーコンとの炒め物。後者はダイコンの歯ごたえが新鮮だった。おかず作りもうまくなったものよと、この3カ月を振り返っている。でもやはり後片付けはいまでも億劫だ。

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   こんなお店がオープンしたよ


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頑張ってくれているブロッコリー

2009-03-24 | ブロッコリー

岳父が亡くなった。88歳。米寿のお祝いをしようとした矢先だった。これほどの人徳のある人はそうは見当たらない。そう思わせる人だった。商人として「旦那」という言葉が残っていればそれにふさわし人だった。金離れがよく町に尽した。私なんかこの年になっても到底足元にも及ばない。
話題の映画「おくりびと」で一躍注目されるようになった「納棺師」の仕事をまじかに見守った。30歳を過ぎた2人の息子たちが「おじいちゃん」の遺体に向き合い、身を清めて末期の水を。初めての経験だという。納棺師はあえて悲しみを誘うようなことも言わず淡々と厳粛でおだやかな雰囲気をつくってくれた。しかし、周辺はWBCの準決勝、決勝の成り行きに耳目が集まり、なにかとにぎやかだ。

このところ風が強い日が続く。トンネル掛けしているビニールや防虫ネットが飛ばされていないかと気になる。畑はトウが立ってきたものをすべて片づけてすっかりきれいになった。半面、端境期を迎えて、収穫できる作物がめっきり少なくなった。残るはホウレンソウ、ネギ、そしてブロッコリーぐらいになった。しかしこう暖かくなっては収穫できるのも時間の問題だ。

そのなかでも頑張ってくれているのがこのブロッコリー。収穫物が少なくなっていく中でこれはありがたい。いまも盛んに側花蕾をつけてくれる。これをゆでてマヨネーズをつけて毎朝食べている。あきない。しかし、しだいに小さくなって硬くなってきた。そろそろ株ごと引き抜いて片づけようかなと思いながらも、側花蕾が取れるのでなかなかそうできないでいる。 

すっかり片付いて、春作を待つわが菜園

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      こんなお店がオープン   ソラマメの花が咲いたよ  


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筑波連山縦走、10時間も歩いてしまった。

2009-03-22 | 登山

この4日間で春が一気に、それも怒涛のように押し寄せてきた。春の彩りで満ち溢れている。昨日は天気がいいので久しぶりに山を歩いてきた。山にスプリングエフェメラルが咲き競うのはもうすぐだ。

2カ月ぶりの登山だった。12月に20キロのそば袋を持ち上げてから腰痛だ。寒い時期だけになおらない。春を迎えて体がうごめいてきて、自分のこの不本意な体を思いきり痛めてつけてしまいたい気分になる。そこであいからわず単純というか、加減がわからないというか、なんと10時間も山を歩いてしまった。5分休憩が2回だけでほぼ歩きどおしだった。2カ月ぶりなのだから普通ならまずは足慣らし程度にすべきところだ。無茶なことをするものである。

コースは「筑波連山縦走」。雨引山~加波山~足尾山~筑波山まで、登ったり下りたりの文字通りの縦走だ。最初のピークの雨引山からこれから歩くコースを眺めることができる。ゴールの筑波山ははるか遠い。「今日中に着くのかな」と不安になったのは事実。春霞の中に富士山がぼんやり姿を見せていた。登山口から筑波山の頂上まで9時間かかったなんて言うと、どんなコースかと思うだろう。詳しい報告は後日わたしのホームページに載せることする。

裏筑波のカタクリは来週ぐらいから咲き始めるかなといった状態だった。このことは承知していたからカタクリの花に期待していなかったのだが、たまたま下山してきた人たちに「カタクリはもう咲きはじめましたか」と尋ねたところ、「私たちはカタクリを見にきたのですがどこにも咲いていません」。そのあとだ。「ただし一カ所だけ、一輪咲いています」。なんとその場所はすぐ近くだった。期待していなかったと言いながらも、もしかしたらという気持ちがどこかにあった。これはうれしかった。教えてくれた人が神様に見えた。そこで皆さまへ、裏筑波の最初のカタクリの花を贈ります。

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山を歩いてきたよ  


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定番のニンジンとダイコン 

2009-03-20 | ダイコン

     

きのう紹介したお店[チャレンジファーム]。女性スタッフがアイコンを作って送ってくれた。どうみても夏の砂浜で麦わら帽子をかぶったキャンデー屋さんに見える。よく見ると売っているものが違う。お気軽にお立ち寄りください。

きょうの昼飯は四谷で焼き魚の定食。テレビはWBCの日本対キューバ戦。隣のテーブルで応援する女性陣の甲高い声には驚いた。「へえー」と女性にも熱烈なファンがいるんだと感心してしまった。

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ニンジンとダイコンの種まき


ニンジンは発芽するまで土を乾燥させないよう新聞紙をかぶせておく

ジャガイモ、ナス、カボチャに続いて、15日はダイコンとニンジンの種まき。本番近しといった感じになってきた。
ダイコンとニンジンをこの時期に種まきするのは初めてのこと。わが菜園ではダイコンの種まきは9月、ニンジンは7月と決まっていたが、隣の菜園の方がダイコンとニンジンをまいたのを見て私もやってみることにした。菜園仲間が近くにいると情報交換ができて助かる。この時期は直にまいては芽は出てこない。前に紹介したナスの種まきと同じように人為的に発芽しやすいよう温度を上げてやる必要がある。

まずは穴あき黒マルチを敷いて、そこに種をまき、上からビニールでトンネル掛けする。ニンジンは発芽するまで土を乾かしてはいけないから、たっぷりと水をやって乾燥を防ぐため新聞紙をかぶせてやる。本当に芽が出てくるのかな。何十年やっていてもいつもこうした心配ばかり。冬は農作業らしい農作業もしていなかったので、まだ体が慣れていない。これだけの作業でも体がスムーズに動かない。 

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      ニンジンとダイコンの種をまいたよ  
          


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こんなお店がオープンしました。

2009-03-18 | その他

こんなお店がオープンしました。園芸商品を中心とした「生活雑貨」のお店です。
店名は[チャレンジ・ファーム]。このオーナーは私が農業情報を提供している会社です。ただ商品の展示が間に合わず、一部の商品しかまだ紹介できていません。徐々に内容を充実していきます。
お時間があれば、ぜひウィンドーショピングでお立ち寄りください。もちろん冷やかしも大歓迎です。
お店には、上の画像からも、ここからでも入れます。クリックしてぜひのぞいてみてください。

昨今は雑誌がよく農業を特集します。以前には考えられないことです。この現象はなんなのか私にはわかりませんが、「売れないはず」の農業が取り上げられるのはうれしいことです。東洋経済などの経済誌ばかりでなく「ブルータス」(2月2日発売)までもがトップデザイナーの佐藤可士和氏を中心にスペシャル特集です。これには驚きました。


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私の趣味の2つのページです。

    
山上でのおにぎり      食卓に安心を  


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「そばつゆ」の奥義をきわめる?

2009-03-16 | その他

きのうは「そば打ち会」。メンバーの女性が「そば寿司」を作ってくれた。そば寿司なんてもう何十年も食べていないなあ、なんていいながら大きな口を開けてほおばった。春らしい彩りである。巻き寿司、特に太巻きは好物だ。子どものころにこれがお膳に出てくると「きょうはなにかいい日なのかな」と思ったりした。「ハレ」の日に太巻きが大皿にのってくると、とたんに華やかになる。なかでも桜でんぶの色がいい。桜色に染めるなんて、うまいことを考えたものだ。

そのそばの会で、そばつゆ作りが私の番になった。輪番でやっている。もちろん私は初挑戦だ。とにかく2週間前からレシピ通りに作り始めた。ここに作り方の手順を載せた。さてその味だが、皆さんの感想が気になった。意見を総合すると、そばつゆ作りの勘所がほんの少しわかったような気がした。あくまでも「気がした」です。「たぶんあそこがポイントかな」なんて生意気に皆さんの前で一丁前の口をきいている。
たった一回だけの経験にしろ、これまでは蕎麦屋に入って、そのつゆの味がどうのこうのと勝手なことを言っていたが、「そばつゆはこうして作るんだ」と自分でやってみてわかった。これからはプロのそば屋のつゆを、舌を磨いてあじわってみよう。 

はじめての「そばつゆ」づくり

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   腰痛快復、山へ  そばつゆを作ってみたよ
  


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出てきたぞ! ナスの芽が

2009-03-15 | ナス

ナスが芽を出してきた。うまくいったかなと思わせる一瞬だ。おととい「こんな方法でナスの芽出し」をと書いたあのナスだ。うまいぐあいに白い根を出してきたのでポリポットに移したまでが前回の話。小さな命でもその誕生はうれしいものである。

白い根が出た5粒をポリポット4個に移した。こんどは芽が出てくるのを待つ。温度管理のため発泡スチロール箱に入れてビニールをすっぽりとかぶせている。移してからというもの、芽が出たかなとしょっちゅう見ているのだが、どのポットからも芽が出てこない。やはりダメかなと。ところがきのうのこと。4個のポットの1つからひょこんと芽が出ていた。安心してはいけない。もう少し大きくなるまで慎重に育てなければならない。小学生の理科の実験みたいんなことをやっているなとふと笑ってしまった。

 

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腰痛回復、山へ    
ナスの芽が出たよ  


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こんな方法でナスの芽出し

2009-03-13 | ナス

夏野菜の魅力はトマト、ナス、スイカなどの果菜類だ。その苗づくりはいまからはじめなけれならない。家庭菜園ではそれほどの本数を植えつけるわけではないので、種から育てるよりは種苗店で苗を買うほうが手っ取り早い。わが菜園での夏野菜は、苗を買ってくるものと種から育てるものとは半々だ。
■苗を購入して育てる=スイカ、ピーマン、マクワウリ、トマト、ズッキーニ。
■種から育てる=トウモロコシ、キュウリ、ナス、ニガウリ、オクラ、トウガラシ、カボチャ。
これら夏野菜の果菜類の定植は5月上旬になる。種から育てるのなら今月が種まきだ。しかしいまのこの寒い時期に種をまいても芽が出ない。。「温度管理」に工夫がいる。農家は温度管理ができるハウスがあるからいいが、家庭菜園派はどうするか。家の光協会発行の春号「やさい畑」を立ち読みしていたら、ナスの芽出しが出ていた。これならできるかもしれない。

その方法とはこうだ。
1)用意するのはティッシュまたはキッチンーペーパー。それとビニール袋。ティッシュまたはキッチンペーパーを湿らせて、そこに種を置いて半折りする。

2)ビニールの袋に入れて、肌身離さず体温で温める。5日ぐらいで発芽する。

さっそくにやってみた。
2月22日。種を5粒まいて終日肌身離さずとはいかないので、昼は日のあたるところに置き、夜はこたのつの中に置いた。しかし、1週間がたっても芽が出てこない。「やはり失敗かな」と。せっかちの私はいつもならここであきらめるのだが、どういうわけかつづけた。
3月2日。そっとティッシュを開いたところ、白い根?が5粒のうち3粒から出ている。残りの2粒も数日後発芽してきた。100%の発芽である。
さてこれからだ。これらをそっと取って、一個ずつポットに植えつけた。今度の課題は、はたして芽が出てくるかどうか。楽しみである。

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  そろそろ山へ行こうか  ジャガイモ植えたよ   


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わが家のカブはうなぎ上り

2009-03-11 | その他

トウが立ってきたカブ



カブと豚肉の梅肉炒め

株は低迷しているが、野菜のカブに対する私の評価はうなぎ上りだ。このところ台所に立っていて気がついたことだが、カブを使ったおかずがたくさんあるのを知った。これまでカブといえば朝のみそ汁か浅漬けぐらいなものである。かみさんがそれだけカブを使ったおかずを作らなかったということになる。カブに目覚めたのは昨冬の「カブのぺぺロンチーノ」だ。スパゲティはあまり好きではないのだが、これは気に入った。この冬から台所に入るようになって、わが菜園の野菜を無駄にしないよう、献立をウェブで探すようになってカブの実力がわかってきた。さらにそれを使っておかずを作ることで、カブってこんなにうまかったんだ、というのが実感である。

そのカブ。おとといはジャガイモを植えつけたが、隣のカブ畑をみると、トウが立ってきた。そろそろおしまいである。これでサヨナラだが、気に入ったカブだけに、残りも大事に使うことにした。新聞を見ていたら、ラサール石井が「カブと豚肉の梅肉炒め」がうまいよと勧めていた。すぐにウェブで検索したら出ていたのですぐに作ってみた。たしかにこれはうまかった。ポイントは梅肉だろうね。この酸味が新鮮だった。これまで使った調味は、酒、みりん、しょうゆ、トウガラシ、コショウ、みそ、ワイン、それに梅肉である。調味料で味ががらりと変わる。これは面白い。調味料はほかにもまだまだあるはずだ。わが家の戸棚にもどこかになにかが隠れているはずだ。それを引っ張り出して挑戦してみよう。おかず作りも、要は挑戦すれば面白いことがわかってきた。たとえ失敗してもだれに迷惑をかけるでもなく、私ひとりが我慢して食べれば済むことなんだ、とわかっていても、やはりまずいものを我慢して食べるのはわびしいものだよ。

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腰痛で休止中      まもなく本番だ   


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春が来たなと、ジャガイモの植えつけ

2009-03-09 | ジャガイモ

きのうはヒバリのさえずりを聞きながら鍬をふるった。久しぶりに長い時間畑にいた。気分のいい時間だった。ハクモクレンの花、ウグイスの初音、そしてヒバリのさえずり。春を彩る主役たちが登場してきた。

ジャガイモを植えつけた。ひとりでもくもくと作業に集中する時間は気持ちいいい。今年は男爵とメークインを各1㌔。昨年より1㌔少ない。1週間前に買った種イモは切って乾かしておいた。これを深さ10~15㌢の溝を掘って植えつける。種イモの間隔は30㌢、畝間は60-70㌢だ。肥料は種イモと種イモの間に施していく。化成肥料と鶏ふんをひとつかみずつ置いていく。あとは土をかけるだけである。4月になると芽がでてくる。それまで管理の作業はなにもない。
今年は施肥を少し変えてみた。いつもは化成肥料プラス鶏ふんだが、今年は半分を化成肥料プラス牛ふんにした。

溝に種イモを置いていく。

 種イモの間に施肥する。まずは化成肥料をひとつかみずつ。

さらに、鶏ふんまたは牛ふんを施す。
これは鶏ふん。



こちらは牛ふん。



土を戻せば、これで植えつけ作業はおしまい。

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いまは腰痛で休止   植えつけ完了  


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まさに余得だね

2009-03-08 | その他

ウグイスの初音を耳にした。今朝の7時ごろ、ふとんの中で起きようかどうかぐずぐずしていると、鳴き声が聞こえてきた。これは?と身を固くして耳をすました。鳴き声は拙いものの早口に「ほけきょ、ほけきょ」と聞こえる。ウグイスの初音であった。きのうはハクモクレンが咲いたのを確認できた。少しずつ春がやってきた。

思わぬ余得にあずかった。ニンジンがザクザク出てきたからだ。1週間前のこと、畑を耕すためニンジンを育ていたところに耕運機を入れた。「待てよ、もしかしたら」と、その前にショベルでニンジン畑を掘り起こしてみた。そうしたら、出てくるわ出てくるわ、次々とニンジンが姿を見せた。すっかり収穫をし尽くしたものとばかり思い込んでいたのにこんなにもニンジンが残っているとは思っていなかった。それも姿形のいいものがこんなにでてくるなんて。

ニンジンは地上部の葉が枯れると姿が消える。残っているのか見分けがつかなくなる。「こんなに残っていたんだ」と取り残しの多さにびっくりした。残りものに喜ぶにはわけがある。ニンジン栽培では、ある一点にいつも苦労させられる。その一点とは芽出しである。これがニンジン栽培の何よりのポイントで、芽出しさえできれば、ニンジン栽培は容易である。昨年の夏も芽出しで苦労した。まあ、苦労というほどでもないのだが、この一点には真剣になる。芽がきれいにでそろった時には、ほんと、うれしくなるものです。そんな真剣になった思い出があるだけに「おっ、残っていてくれたんだ」と旧友に再会した時のようなといったらいいのか、そんな喜びだった。

きょうはこれからジャガイモの植え付けだ。あまり天気はよくない。

きのうハクモクレンの開花を確認

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腰痛でちょっと休憩   これからが本番  


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やっぱり燗がいいな

2009-03-06 | その他

毎年繰り返される季節の変化。きのうの5日は啓蟄にふさわしく春めいた一日だった。ここにきて、この冬もどうにか乗り切れたなといった感じである。一気に春というわけにはいかないが、啓蟄を過ぎるとなんとはなしに畑作業の意気込みが違ってくる。

この冬の寒さから助けてくれたのはストーブと炬燵だが、おなかのなかから温めてくれたのは熱燗である。酒の「在庫」はたくさんあるのに酒屋に寄るとこれはと思うものについ手が出て買ってしまう。台所は一升瓶で足の踏み場もない。最近は四谷駅をよく利用するので駅前の[鈴伝]に立ち寄って買う。この店に行ったら一階の店頭に並んでいる酒だけではなく、地下に保管庫があるから階段を下りてそこを見ることだ。多くの種類の酒を目の前にするなんて飲兵衛には垂涎の場所なのだが、これだけあるとどれを買うか迷ってしまう。私の買う酒は2000円から2500円の範囲と決めている。これ以上の酒を買えないほど財布がさびしいわけではないのだが、365日、1日も欠かさず飲む酒だ。贅沢はしないと決めたわけでもないのだがこれぐらいがわが身の「分」かなと思っている。そのかわり到来物の酒は高価なものばかりだからこれで穴埋めしているのかもしれないのだが、戴いたこの高い酒をありがたいなと思っていても、根が貧乏性なものだからどうにも飲めないのである。つい自分で買った酒ばかりに手が伸びる。

この1カ月の間に購入した酒。ほとんど燗して飲む。

左「天の戸 美稲・無濾過純米」(秋田)
右「貴・濃醇辛口純米80」(山口)
前回「低精白の純米酒」を取り上げたが、この2本も精米歩合80%の酒。

左「豊盃 ん・本醸造」(青森)
中「相模灘・特別本醸造」(相模原市)
右「英君・燗純米」(静岡) 

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腰痛でちょっと休憩中   これからが本番  


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