7月28日に葉ショウガを収穫できた、さわやかな辛味は夏の味
7月24日に収穫できたエダマメ。ことしは不作のためもうすべて食べてしまった。夏酒のつまみにしてあっという間だった。なんかもの足りない気分でいる。
だれかが耳元でささやいたような気がする。それなら葉ショウガがあるだろうと。そうだ、葉ショウガだ。たしかにまだ収穫していない。エダマメ同様に、まだかまだかとその収穫を期待しているのだが、いまだ茎葉の背丈が足りない。もう少しの辛抱か。
7月28日、待ちきれなくて観察してみると。全般的にはまだなのだが、なかに1、2株、これならいいだろうというのがあった。どれくらい茎葉が伸びたら、葉ショウガとして収穫していいのか、これは経験がものをいう。まだまだといいながら、取り遅れてしまい、葉ショウガにしてはかたくなってしまうのもあるのだが。
株元を押さえて、ぐらぐら、ぐりぐりと揺らして種ショウガから切り離して引く抜く。
おお見事、葉ショウガとしては申し分ない生長だ。泥を洗い落とすと、キラキラと光り、きめの細かい白い肌。
今年の種ショウガは越冬に失敗、知り合いの農家から分けてもらうしかなかった。しかしすでに植え付けてしまった後だという。“クズ”の種ショウガならあるよ、これでよかったら。クズとは塊茎がちぎれてしまい細かく小さいなったもの。このなかから芽が出てるものだけを選んだ。
クズでもこれまでの経験から間違いなく生育する。肥料を多めにして土寄せ。それでもちょっぴり心配したが、結果オーライ。うまくいった。
葉ショウガは夏酒のつまみにもってこい。シンプルに味噌を付けて食べる。薄くスライスするか、または食感を楽しむため、まるごとがりがりと食べるのもいい。さわやかな辛味は夏の味といえる。
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