20日にタネをまいたニンジン、30日現在の発芽状況
29日に関東の梅雨が明けた。梅雨の7月の農作業といえば雑草取りがメインになる。狭い菜園でも雑草取りに追われる。長年やっていると雑草取りも農作業の一つだと割り切ることができる。これからは乾期にはいる。雑草取りからかなり解放される。
そこで昨日の夕方は、暑さを覚悟して雑草を一掃した。もちろん自家製経口補水液を持参して。暑さには強いのだが、寄る年波には勝てずさすがに暑さがこたえるようになっている。いつまで猛暑のさなかの雑草取りに励むことができるのか。きれいになった菜園を見るのはいつものことながら気持ちがいい。
20日に夏まき秋冬どりのニンジンのタネをまいた。雨続きで畑がぬかるみ、なかなかタネまきができなかったのだが、どうにかそのすき間をぬってやっとできた。
このあたりの秋冬どりニンジンのタネまきの適期は7月下旬から8月上旬。ニンジンは発芽するまで表面を乾燥させないようにする。そのためタネまきは土が湿っている梅雨のあいだがいい。梅雨が明けた後のタネまきは水まきに気をつかわないといけないからだ。
秋冬ニンジンは150本を収穫する予定。いつものように15センチ間隔の穴あき黒マルチを張り、150個の穴のひとつひとつにタネをまいていく。水をやり、黒寒冷紗で覆う。梅雨の曇天と雨で発芽まで水をやる必要がなかった。
25日には発芽してきた。ニンジン栽培で一番の腕の見せどころは発芽をそろえること。これを会得して失敗はまずなくなっている。ところが今年の春まきでは発芽が揃わなくて久しぶりに対応に追われた。弘法も筆の誤り、猿も木から落ちる、といえるほどニンジンの発芽をそろえることには自信があるのだが、たまにはこうなる。
今回はどうか。できすぎ!といえるほど発芽がそろった。150個の穴からすべて発芽してきた。これにはいくら自信があるとはいえ、うーんと自分でも感心してしまうほどで、ついニコニコしてしまう。見事にそろった。
これからは間引きしながら、150個の穴のひとつひとつに一本を残していく作業が待ってる。11月には収穫できる予定だ。
いま食べているニンジンは、春まき夏どりで100本を作った。いまも収穫が続く。
暑くなると昼めしには冷たいものがほしくなる。ざるそば、そーめん、冷やし中華。さっそくこの夏はじめて作った冷やし中華がこれ。
2019年の読書
2019年7月の読書
・不意撃ち(辻原登著・河出書房新社)
・増補 普通の人びとーホロコーストと第101警察予備大隊 (クリストファー・R・ブラウニング著、谷喬夫訳・ちくま学芸文庫)
・エコー・パーク(下) (マイクル・コナリー著、古沢嘉通訳・講談社文庫)
・エコー・パーク(上) (マイクル・コナリー著、古沢嘉通訳・講談社文庫)
2019年6月の読書
・転生!太宰治(佐藤友哉著・星海社FICTIONS)
・座席ナンバー7Aの恐怖(セバスチャン フィツェック著・ 文藝春秋)
2019年5月の読書
・三の隣は五号室(長嶋有著・中央公論新社)
・信長の原理(垣根涼介著・KADOKAWA)
2019年4月の読書 「雪の階」は長編。飽きないで読み通せた。
・雪の階 (奥泉光著・中央公論新社)
・渦 妹背山婦庭訓魂結び(大島真寿美著・文藝春秋)
・熱帯(森見登美彦著・文藝春秋)=途中で挫折
2019年3月の読書
・ベルリンは晴れているか(深緑野分著・筑摩書房)
・生物と無生物のあいだ(福岡伸一著・講談社現代新書)
・拳銃使いの娘(ジョーダン・ハーパー著、鈴木恵訳・ハヤカワ・ミステリ)
2019年2月の読書 1月末から脚の痛みで外出できず、引きこもり老人、寝たきり老人を余儀なくされた。楽しみは唯一読書であった。
・平場の月(朝倉かすみ著・光文社)
・月まで三キロ(伊与原新著・新潮社)
・錆びた滑車(若竹七海著・文春文庫)
・童の神(今村祥吾著・角川春樹事務所)
・宝島(真藤順丈著・講談社)
2019年1月の読書 橋本治さんが亡くなった。70歳。わたくしと同じ年だ。そのことは50年前から知っていた。くしくも2018年野間文学賞受賞作の最新作「草薙の剣」を読み終えたばかりだった。
・草薙の剣(橋本治著・新潮社)
・監禁面接(ピエール ルメートル著・橘明美訳・文藝春秋)
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