30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

まいにち朝昼晩の3食を作るーこの夏になんども作ったおかず

2023-08-29 | ナス

この夏なんどもつくったのが、夏野菜満載のマーボー味のごった炒め

365日の毎日、朝昼晩の3食を自分で作りはじめて6年目になる。いまや包丁もきちんと砥石で研ぐようになっている。

外食は嫌いだから3食作る。自分の意思で外に食べに行くことはまずない。ただ登山のとき、旅のとき、飲み会のときは外食になるがそれだって日数にすれば高が知れている。ほぼ毎日3食作りが習慣になった。ときに面倒と感じるときもあるが、それでも台所に立つ。

毎日3食を作るのはもちろん人生で初めて。とにかくまずくないものを目指した。うまくなくてもいいから食べられるものを、と。頼ったのはネットのレシピ。そのとおりにつくれば、まずくはなく、それなりにうまくできる。料理研究家はたいしたものだと素直に感じ入った。

試行錯誤して進歩がある。まずは基本をしっかりと学び、それができて応用がある。それはこれまでの人生で学んできた。おかずづくりだってそうだろう。しかしおかずづくりの基礎が何であるのかもわからないのだから困った。

わたくしのおかずづくりの修行の日々を記すときりがない。おいおい記録していくとして・・・。

この夏の野菜は、ナスが絶好調だった。ほかの夏野菜も失敗はなくどれもが平年並みというのだから、食べるのに追われた。冷蔵庫の野菜室は直ぐにいっぱいになる。

食べなければならない。夏にかぎらず年中、大量消費のレシピはないものかと検索するのが常だが、この夏はナスが豊作のため「ナスのレシピ」の検索が多くなった。

ナスのレシピの中で以前から「マーボーなす」はお気に入り。この味が好きなのならここにほかの夏野菜ーゴーヤ、ピーマン、オクラなども一緒に入れてみたらどうか、すべての夏野菜の大量消費がかなうのではないか。調味料を総動員して作ってみるとかなりいい味に仕上がった。これはいいぞとばかりにたびたび作る。野菜室も一気にカラになる。すべて解決だ。だが山盛りできてしまい、冷蔵庫に入れて数日食べる羽目になる。

気に入ったとなると、なんとかの一つ覚えで作るからさすがに飽きてきた。うまいぐあいに8月下旬、夏野菜がそろそろおしまいの時季になった。なんとか無駄にしないで食べきった、といったところ。

狭い菜園だから、夏野菜をいつまでも畑に残してはおけない。秋冬野菜に取って代わる時期だ。まもなく次々と片付けて消えていくことになる。


2023年の読書

2023年8月の読書
・極楽征夷大将軍(垣根涼介著・文藝春秋)
・頰に哀しみを刻め(S.A.コスビー著・ハーパーコリンズ・ジャパン)
・敵前の森で(古処誠二著・双葉社)

2023年7月の読書
・木挽町のあだ討ち(永井沙耶子著・新潮社)
・二十三の戦争短編小説(古山高麗雄著・文藝春秋)
・軋む(エヴァ・ビョルク・アイイスドッティル著・小学館)


2023
年5月の読書
・街とその不確かな壁(村上春樹著・新潮社)

2023年4月の読書
・汝、星のごとく (凪良ゆう著・講談社)

・ある男(平野啓一郎著・文藝春秋)
・君のクイズ(小川哲著・朝日新聞出版)

2023年3月の読書
・ラスト・チャイルド(下) (ジョン・ハート著、 東野さやか訳・ハヤカワ・ミステリ文庫)
・ラスト・チャイルド(上) (ジョン・ハート著、 東野さやか訳・ハヤカワ・ミステリ文庫)
・笑い神(中村計著・文芸春秋)

・われら闇より天を見る(クリス ウィタカー 著、 鈴木恵 訳・ 早川書房)

2023年2月の読書
・世界は五反田から始まった(星野博美著・ゲンロン)
・地図と拳(小川哲著・集英社)
・しろがねの葉(千早茜著・新潮社)
・戦艦武蔵ノート(吉村昭著・岩波書店)
・戦艦武蔵(吉村昭著・新潮社)


2023
年1月の読書
それで君の声はどこにあるんだ? 黒人神学から学んだこと(榎本空著・岩波書店)
・クロコダイル・ティアーズ(雫井脩介著・文芸春秋)
・底惚れ(青山文平著・徳間書店)
・ウンコの教室(湯澤規子著・筑摩書房)
・木曜殺人クラブ 二度死んだ男 (リチャード・オスマン著, 羽田詩津子訳・早川書房)

⇒2022年、2021年、2020年、2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


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ざあざあ降りの雷雨で息を吹き返したナス

2023-08-11 | ナス


11日朝どりナス、9日の雷雨のおかげで一度にこんなに、困った

きょう11日は山の日。歩けるうちは北アルプスへと。ところがこの夏はそんな意欲がいっこうに起きない。どうしたんだろう。結局は年を取ったせいだろうなと思ってしまう。それに歩きたい山がなくなったことも原因に挙げられる。さらにいえば6月末に3日続けて登山していることもあり、いまのところ山は間に合っているといった気分も関係しているのか。年を重ねるにつれて山はしだいに遠くなる。
それでいて、いつでも山に行けるよう体づくりには留意している。きのうは夕方、いつものウォーキングで遠出した。家を4時半に出て6時半に戻った。速足で歩いた。じじいがよくやるよなと自分でも思うほどに。

菜園は渇水でからからに乾ききり、軒並み元気がない。それでもナス、キュウリ、オクラ、ピーマン、ニガウリ、万願寺トウガラシが収穫できているから野菜に困ることはないのだが生育はよくない。

9日にやっとざあざあ降りの雷雨。かなり降った。雨水が地中までしみ込んで、これで元気を取り戻してくれる。

とくに水が大好きなナスにはありがたい。前回の記事は更新剪定したナスが再び取れ始めたという話。9日の雨のおかげで、11日朝には多くの実をつけた。これほど一度に取れるとかえって困る。一日おきにほどほどの数が取れればいいのだが、こればかりはままならない。


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ナスが更新剪定で再生-7月9日剪定、8月4日収穫再開

2023-08-05 | ナス

8月4日、更新剪定して再び収穫できるようになったナス

7月9日に更新剪定したナス。ここまで枝を切り詰めてしまう

そう言われてみればそうだなと得心したことを忘れないうちに記しておく。年を重ねるごとに、暇だ、やることがないという老人をわたくしの周辺でもよく見かける。それはすべて自分のせいだ、という意見に、年老いたわたくしは膝を打つ。 

ナスが更新剪定することで再び収穫できるようになった。

ことしの6月のナスはことのほかよく取れた。これほどの豊作は近年になく、それだけによく食べた。食べるのに追われた。ナスのレシピをさがす毎日だった。

次々と収穫していくと、暑さが本格的になってきたころに生育が衰えてくる。枝が伸び切り、花つきも実の形も悪くなる。

そうなったら更新剪定をする。1カ月後には再収穫できるようになる。

更新剪定は、枝をばっさりと短く切り戻す。枝に葉一枚残す程度に思い切って切り詰めてしまう。はじめて更新剪定するときはこれで再び実がなるのかと、切り戻すのもほどほどにしてしまいがちになるのだが心を鬼にして容赦なく切り落とす。

すっかり葉を落としたナスを見て、これで再生するのかと心配になるが、新し葉が出て花が咲いて、1カ月後には再収穫できるようになる。

ことしは生育が早かっただけに、更新剪定が早かった。7月9日に更新剪定、約1カ月後の8月4日に収穫を再開できた。

更新剪定して約ひと月、見違えようなすがたに



秋ナスを取るには5月以降に別にタネから育てる必要がある。ナスを多く育てる周辺の農家はそうする。わが菜園では面倒だから、更新剪定後のナスを秋ナスとしているが、それでも更新剪定したナスは断然うまい。

更新剪定はいつも7月に行っている。8月にやったことはないから、いまからやって間に合うかどうかはわかない。わが菜園での経験からいえば適期は7月いっぱいかなと思う。ダメもとで試しにやってみるのもいい。

再生したナスの収穫期間は、これが短い。これを食べてしまえばナスはおしまいになる。


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6月16日にナスとピーマンとインゲンー夏野菜の収穫始まる

2023-06-17 | ナス

♪卯の花の匂う垣根に ホトトギス早も来鳴きて・・・

いま困るもの、それはホトトギス。昼夜を問わず鳴いている。のどかというよりもうるさい。年を取って睡眠の質が悪くなっているのに、そこに鳴き声。眠れない。いいかげんにしろ、といいたくなる。

夏野菜の初どりは、6月16日にナスとピーマンとインゲン。油断していた。ふと見ると3つともにすでに大きく育っていた。あやうく取り遅れるところだった。

ナスとピーマンは4月13日に各4本、苗を購入して植えつけたもの。夏の定番野菜だっけに重宝する。ナスは葉の裏にアブラムシがつく。防除は欠かせない。

インゲンは4月10日にタネをまいた。このところツルなしばかり。葉に隠れてサヤが見えずいつも取り遅れてしまう。地味なインゲンだが炒めても煮てもいい。野菜室にあればかなり出番が多い。

ホトトギスの鳴き声がやかましく今朝は5時に起きてしまった。天気がいいので6時に菜園。梅雨のいまは雑草取り。梅雨明けまで毎日のように草取りに追われる。9時に帰宅。これからは暑くなる前に収穫も作業も済ませなければならない。


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更新剪定してみずみずしい若いナスを

2022-08-11 | ナス

7月下旬に更新剪定。8月10日に収穫できた新しいナス

ショウヘイ、がんばれ! 昨10日の試合をNHKBS1で見る。「104年ぶりの快挙」(NHKニュースの見出し)を達成。名前がショウヘイ同士。それゆえか、孫とまではいかないがそれ程の年齢差があっても、オオタニショウヘイが活躍すれが気分良く、負ければ落ち込む。まるで一心同体。野球をテレビで見ることは滅多にないのに、気になってつい見てしまう。エンゼルスは負け試合が多いから毎日のように意気が上がらない。これが困る。

7月末に更新剪定したナス。8月10日に新しいナスを収穫できた。つやつやとして若々しい。

わが菜園のナス栽培はこうだ。毎年4月に4株の苗を買ってきて、5月初めに植えつける。6月から収穫できるようになり、7月に入ると株が弱ってくる。花は咲くが形が悪くなってくる。

こうなると更新剪定だ。いわゆる切り戻し。容赦なく枝を深くバッサリ切り詰める。更新剪定は間延びして実をつけるのが悪くなったナスを生き返らせる。

更新剪定したばかりのときはあられもない姿で見るに忍びななく、これで再び実をつけてくれるのかと心配になるが、しだいにあたらしい葉が出て、あれよあれよと間に実らせる。

このナスがうまい。秋ナスとまではいかないがそれに近い。やわらかくとろりとした味わいである。更新制定前のナスとの味の違いを実感できる。

春に植えつけたナスは、更新剪定しても収穫は8月いっぱいまでといったところで寿命が尽きる。

秋ナスは、以前は7月にタネをまいて作っていたが、面倒で久しく作らない。更新剪定後のナスを秋ナスのつもりで食べている。


      
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7月7日にフィレンツェナスを収穫ーイタリアに古くから伝わる品種

2022-07-07 | ナス



直径15センチほどある大きなフィレンツェナス

7月7日にフィレンツェナスを収穫した。イタリアに古くから伝わるナスの品種で昨夏はじめて知り、食べた。これがうまかった。かなり気に入ったといえる。そこでことしはそれを作ってみた。

菜園の近くにめずらしい野菜ばかり作っている農業法人がある。わたくしのほうは、なかなか新しい野菜に興味が持てなく、いつも「昔の名前で出ています」といった野菜ばかり作っている。

昨夏にその農園ではじめて目にするナスを見つけた。わが菜園の千両ナスの倍以上の大きさで、直径15センチほど。かなりインパクトがある。それがフィレンツェナスだった。食べてみたいとその場て買うことができた。

さてどう食べるか。すぐにネットで検索したら、かなりの数のレシピが出てきた。どう料理しようかと迷うほど。イタリア料理の普及とともに近年徐々に栽培が広まってきたと聞く。

はじめてだから人気のレシピを選んだ。厚めに輪切りしてオリーブオイルと塩とコショウだけのステーキ。かなりシンプルだ。加熱するとトロッと、クリーミーな食感になる。日本のナスとは違って水分が少なく、肉質はやや硬めだがきめが細かい。とてもナスとは思えない。その後に3回ほど買って食べたのだから、気に入ったのだろう。

そこで今年は栽培してみようとその農園から2株をいただいた。育て方は日本のナスと変わらない。手間いらずで植えつけたらできてしまった、そんな感じで直径が15センチになるまで待って取った。ことしはどうやって食べよう。やっぱりステーキか。


      
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フィレンツェナスって何者?

2021-08-30 | ナス

これがフィレンツェナス。イタリアのあのフィレンツェである。重さは300グラム

長年畑をやっていると、いずれの品種も「昔の名前で出ています」といったものばかりになりがちだ。たまには新しい品種に挑戦するとこれがいい刺激になるのだが、それも一時のことで翌年には元に戻っている。同じ品種になりがちなのは、育て方がわかっているということが理由にある

わが菜園に行く途中に新しい品種の野菜ばかりを作っている農家がある。まず聞いたことがないような珍しい野菜ばかりで、へえと感心してみている。

「これは丸ナス?」
「いや、フィレンツェナス」
「フィレンツェってあのイタリアの」

よもやここでフィレンツェが出てくるとは思ってもみなかった。それもナスにである。伝統野菜には産地名がついているものが多い。このナスもたぶんそうなのだろう。

このナスは日本のナスと違って中身は固く、グリル専用だという。ものは試し、食べてみようかと思った。あいにく金を持ち合わせていなかった。29日に通りかかるとちょうど収穫してるところ。お金を持っていたので1個買った。150円だった。家に帰って量ってみるとちょうど300グラムあった。

ネットで「フィレンツェナス」と「フィレンツェナスのレシピ」を検索した。かなり以前から登場している。「世界で一番うまいナス」という紹介記事まであった。ちなみに知り合いの女性はこのナスを知っていた。わたくしだけが知らなかった?

レシピの中で一番調理が簡単なフィレンツェナスのグリルなるものをえらんで作ってみた。いわゆるナス焼きであろう。

フライパンでニンニクをオリーブオイルでいため、そこに横に厚さ2センチに輪切りにしたものを入れ、中火でじっくりと両面を焼く。塩をかけて食べる。とろけるチーズもいいとあったのでこれもためす。焦がしてしまった。トロッとしてクリーミーな食感だ。ぺろりと食べてしまった。米ナスに似ているなと思った。

・・・・
この日の夕ご飯のおかずはナス尽くし。このフィレンツェナスのグリルに加えて、肉とナスの醤油炒め、それにナスの漬け物であった。わが菜園のナスはまもなくおわる。下は28日収穫の千両ナスと長ナス。この夏は例年になく毎日のようによく食べた。だいぶ重宝した。


2021年の読書
2021年8月の読書
・三体Ⅲ 死神永生 下(劉 慈欣著、大森 望訳、ワン チャイ訳、早川書房)
・三体Ⅲ 死神永生 上(劉 慈欣著、大森 望訳、ワン チャイ訳、早川書房)
・星落ちて、なお (澤田瞳子著、文藝春秋)

2021年7月の読書
・テスカトリポカ(佐藤 究著、KADOKAWA)
・台北プライベートアイ(紀 蔚然著、舩山むつみ訳、文藝春秋)

・・・・・・
今年前半期(1月から6月)で心に残ったのは次の3冊。「
死の棘」(島尾敏雄著・新潮文庫)、「ザリガニの鳴くところ」(ディーリア・オーエンズ著、友廣 純訳・早川書房)、「サガレン」(梯 久美子著・KADOKAWA)。「死の棘」は年寄りにはつらかった。40歳前後で読んだらどんな感想を持っただろうかと考えた。

2021年6月の読書
・自転しながら公転する(山本文緒著、新潮社)  
・俺と師匠とブルーボーイとストリッパー(桜木紫乃著、KADOKAWA)
・流人道中記・下(浅田次郎著、中央公論新社)
・流人道中記・上(浅田次郎著、中央公論新社) 

2021年5月の読書
・続・用心棒( デイヴィッド ゴードン著、 青木 千鶴 訳・早川書房)   
・用心棒(デイヴィッド ゴードン著、青木 千鶴訳・ 早川書房)
・特捜部Q―アサドの祈り( ユッシ エーズラ・オールスン著、吉田 奈保子訳・ 早川書房)

2021年4月の読書
前月の続きで島尾敏雄の「死の棘」を読んだ。感想はといってもすぐに言葉がみあたらない。読み始めてすぐにミホの言葉がいちいち胸に深く突き刺さった。いまさらわが身を反省しても遅いのだが。「パディントン発4時50分」は若いとき読むつもりでいたのを何十年後の白髪の年寄りになったいま手に取った。

・パディントン発4時50分( アガサ クリスティー著、 松下祥子訳・ハヤカワ文庫)
・レストラン「ドイツ亭」(アネッテ・ヘス著、森内薫訳・河出書房新社)
・死の棘(島尾敏雄著・新潮文庫)

2021年3月の読書
1月の梯久美子著「サガレン」が気に入ったようだ。同氏の本を読んでみたくて代表作「狂うひと」を手に取った。これが大部だった。これを読んだら島尾敏雄の世界に入らざるを得ない。3月はもっぱら島尾敏雄であった。仕上げ?にいま「死の棘」を読んでいる。

・震洋発進(島尾敏雄著・潮出版社)
・魚雷艇学生(島尾敏雄著・新潮文庫)
・出発は遂に訪れず(島尾敏雄著・新潮文庫)
・島尾敏雄(ちくま日本文学全集)
・狂うひと-「死の棘」の妻・島尾ミホ-(梯久美子著・新潮社)

2021年2月の読書
2月はコロナ渦、花粉症、農閑期、厳寒期と重なって家にこもりがち。楽しみは、1月と同じく読書、それに全豪オープンの大坂なおみ選手のテレビ観戦だった。

・ザリガニの鳴くところ(ディーリア・オーエンズ著、友廣 純訳・早川書房) 
・汚れた手をそこで拭かない(芦沢 央著・文藝春秋) 
・推し、燃ゆ(宇佐見 りん著・河出書房新社)  
・インビジブル(坂上 泉著・文藝春秋)  
・心淋し川(西條 奈加著・集英社)

2021年1月の読書
コロナ渦と農閑期で読書に専念。ひと月でこれほど読むなんてと驚いている。
「サガレン」の第2部は読んでいて気持ちがいい。

・パチンコ・下( ミン・ジン・リー著、池田 真紀子訳・文藝春秋)
・パチンコ・上( ミン・ジン・リー著、池田 真紀子訳・文藝春秋)
 ・ニッケル・ボーイズ (コルソン・ホワイトヘッド著・早川書房)
・八月の銀の雪(伊与原新著・新潮社)
・窓辺のこと(石田 千著・港の人)
・サガレン(梯 久美子著・KADOKAWA)
・キリン解剖記(郡司芽久著・ナツメ社)
・アンダードッグス(  長浦 京著・ KADOKAWA)

⇒2020年、2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


      
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8日の台風の雨でナスは息を吹き返した

2021-08-13 | ナス


8月12日収穫のナス3種。千両ナス、長ナス、米ナス

ぼやく毎日だ。コロナワクチンの2回目接種は7月4日にすんでいる。これで少しは安心して外出できると思っていたら、2回目接種したからといって安心はできないという。戸惑いというか落胆というか。それにいまは爆発感染中というから、家の中にじっと閉じこもっているのがいちばんの安全策とわかっていても、そうしているうちに夏の楽しみが消え失せてしまいそうだ。さらにわたくしの気持ちを見透かしたかのように天候不順が続いている。天気予報を見ながら、毎日予約とキャンセルを繰り返す日々。踏んだり蹴ったりの夏。毎日が日曜日の身なのだから、なにも慌てることもないだろう気を取り直してみるものの、8月はすでに半ばである。

わが菜園のナスはいまが旬を迎えている。うまい時季を迎えている。8日の台風の雨でナスが息を吹き返しきた。それまでは日照りが続き、ナスの生育がバッタリと止まってしまい、質もかなり悪い。水がないとナスはうまくない。大雨の後のナスは急にみずみずしさを取り戻し、皮の色つやが違ってくる。それには毎日水やりをすればいいとわかっていても、潅水施設がないからそれはできない。天の恵みが頼りである。

ナスは3種。千両ナス、長ナス、米ナス。千両ナスは7月に更新剪定している。この時季のナスの収穫を終えれば、たぶん8月いっぱいでナスはおしまいになる。9月上旬まで食べられるかどうか。

昨晩は、米ナスで味噌田楽を作った。もちろんいつものようにパソコンでネットのレシピが先生となる。便利になったものだとネットのレシピには感心する。レシピ通りに作ればほどほどにうまいくできる。はじめてつくるものはこのネットのレシピが頼りである。年寄りには重宝する。こんかいは結構手間がかかるものと思っていたが、なに思いのほか簡単に手早くでき、食べてうまかった。そうなると腕がいいからだと勘違いしながらも素直にうれしいものである。


      
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6月15日にトマトとナスの初どり

2021-06-16 | ナス

6月15日、トマトとナスの初どり

コロナワクチンの1回目の接種(73歳の男性高齢者)
6月13日 接種。注射嫌いだからいえるのだが、これほど無痛の注射は生まれて初めて。
6月14日 朝から接種を受けた部分に鈍い痛みを感じる。大概の人がそうなるという。
6月15日 朝には、接種を受けた部分の鈍い痛みは消えた。副反応は自覚できなかった。やはり安心する。

菜園に夏が来た。10日のピーマンとキュウリに続いて、15日にはナスとトマトの初どりができた。これで夏野菜の定番野菜が出そろった。関東は14日に梅雨入りしたが、菜園はすでに夏、この4つ野菜が初どりできると、そんな気分になる。

ナスは6株、トマトは8株育てている。いずれも売っている苗を買って植えつけたもの。タネから育成すると愛着がでて、失敗しないで立派に育ててやろうという意欲がわくのだが、買ってきた苗にはそれほどの執着はないからふしぎだ。

ナスは千両2号が4株、長ナスが2株。生育が思わしくない。ナスを育てるにはそれほどの世話は必要ないから苗が悪かったのかと。不安を持って眺めていたのだが、ここに来てやっと少しずつ元気になってきた。そこに最初の1個の初どりである。

トマトはことしは大玉を作らない。中玉が4株、ミニが4株。ミニは品種が4種類。中玉のほうが先に赤くなり、こちらも最初の1個がとれた。まめに誘引してはわき目をかいている。

この4つの野菜はいずれも簡単に育てることができる。経験値はそれほど必要としない。ナスだけが素直に育ってくれない年がある。

ここにきて本来の作業はほぼ終わった。あとは生育を見ながら世話をしていくだけとなり体が楽になったのだが、6月から7月にかけては厄介な作業がある。

雑草取り。これも農作業のうちとわりきって、腰を落としても黙々とやっていく。雨が降るたびに生えてくる。まめにやるのが肝心だが、さぼると雑草が大きくなってしまい、除去するのが大変になる。小さいうちと心がけているが蒸し暑い中ではかなりの汗を流す。

日が長くなった。このところ朝起きして、きびしい日差しを避けるため8時半ごろまでには作業を終えるようにしている。早起きが習慣となり夜10時には就寝。老人は朝が早いというが、気がつけばその仲間入りをしたようだ。


      
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更新剪定したナスに再び実が

2020-08-10 | ナス

更新剪定したナスにに再び実が

7月に更新剪定したナスが再び実を付けはじめた。5月初めに植えつけたナスは7月に入ると質が悪くなる。そこで徒長した枝をバッサリと切り戻して丸裸状態にして再生させるのが更新剪定だ。

新しい葉が出て花が咲き、再び実を付けてきた。この8月中旬からのナスがわたくしにとっては秋ナスとなる。やわらかく、トロリと溶けてまさに秋ナスの食感となっている。これはうまいですね。更新剪定する前と比べると別の味わい。けっして大げさではなく、これが秋ナスの味だなと感心して食べる。

かつては秋ナスのために5、6月にタネをまいて育ててきたのだが、いまは面倒ということもあり。更新剪定したナスを秋ナスとして食べている。むしろこちらのほうがうまい?と感じる。

残念なことに更新剪定した秋ナスの収穫期間は短い。8月末から9月初めまで? これで今季のナスは終わりとなる。

今年のナスは8株ある。いっせいに実を付ける。いつものように大量消費のレシピの出番である。わたくしの腕前ではいつもの通り大したものはできない。まずはカレーにする。どっさり入れる。煮込むと姿かたちがなくなる。きのうはナスとオクラのカレーを作ったばかり。オクラだってカレーなら大量消費できる。つぎに辛くして味噌炒め。ピーマンもいっしょに炒めればピーマンだって大量消費できてしまう。

8月のお盆を過ぎると夏野菜はしだいに一つひとつ消えて、秋冬野菜のタネまきの時季になる。ことしはコロナ禍ですべての遠出の遊びを取りやめている。てっきり時がたつのが遅いとばかり思いこんでいたら、逆にいつもより早いと感じられる。もう立秋だなんて、どうもぴんと来ないでいる。


      
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夏野菜の定番中の定番―トマト、キュウリ、ナス、ピーマン

2020-06-19 | ナス

6月16日現在のキュウリ、ピーマン、ナス、トマト

努めて毎日午前中は菜園に足を運ぶようにしている。コロナ禍で移動自粛が続き、遠出ができない。これがストレスになっている。せめて近場で外に出る機会を多くしたいとの思いからである。いまの時季は菜園でやることが多い。その一つが雑草取りだ。梅雨が明けるまでは雑草取りに追われる。取り除いても雨が降れが翌日にまた生えてくる。性分にもよるが、気持ちよく菜園で過ごすためにも雑草取りに励まないといけない。

このところ収穫が続いている。夏野菜もわずかではあるがいま少しずつ収穫できるようになってきた。夏野菜の定番、その中でも代表的なのがナス、ピーマン、トマト、キュウリだ。どこの菜園でも必ず栽培している。当たり前の野菜過ぎてこのブログではなかなか登場しないのだが、わが菜園でも当たり前のように作っている。

ナス、キュウリ、ピーマンはすでに初収穫を済ませている。トマトはまだ青い状態だ。

いま収穫している株は、いずれも苗を種苗店で買ってきたもの植えたものである。それだけに愛着はあまりないのだが、収穫物はありがたくいただいている。

ナスとキュウリは7月に入ると勢いがなくなってくる。この2つは好物のため、夏の間ずっと楽しみたい。そこで後続を育てる。いまタネをまいて育てているところだ。

現在の株が衰えて収穫ができなくなってきたとき、これに代わって間を開けないようタイミングよく後続の株が実をつけてくれれば合格なのだが、これがなかなか難しい。


      

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ナス、ピーマン、トマトの苗を買ってきた

2020-04-17 | ナス

4連結のセルトレイからポリポットに植えかえて育苗を続ける

夏野菜の苗を15日に購入した。いずれの野菜も基本はタネから育てることにしている。しかし4月中下旬に出回る夏野菜の苗だけは、加温設備がないとタネからの育苗はむずかしい。ずっとまえにナスとピーマンを炬燵で育苗に挑戦したことはあるがうまくいかなかった。

夏野菜の苗だけは種苗店で買っている。これまで2軒の種苗店から買っていたが、専門の種苗店が店を閉めたので、もう一軒のホームセンターのジョイフル本田までママチャリを飛ばして買いに行く。片道35分。往復すると年寄りにはかなりの運動になる。

好きな野菜は積極的に作るが、嫌いな野菜はどうしても消極的になり、しだいに作らなくなる。夏野菜にしてもそうだ。代表的なのがトマト。夏野菜といえばトマト、しかしわたくしはナスとかピーマンとかキュウリのほうがずっと好きだ。こればかりは好みだから仕方ない。

今回買ってきたのが、ナス、ピーマン、トマトの4連結のセルトレイ入りの苗。これが一番安い。トマトは今季から3分の2に減らした。キュウリは5月になってからタネから育てる。ナスも長く食べるためあらたに5月にタネをまく。

買ってきた4連結のセルトレイに入った苗は、すぐにひと手間かける。ひと回り大きなポリポットを用意して、1本ずつ植えかえる。そのまま5月の上旬まで自宅で育てるとだいぶ大きくなり、トマトが最初の花をつけるまでが目安となる。それを確認してはじめて畑に定植する。定植はいつもGW明けに行っている。

夏野菜の苗は、もちろん地域差があるが私の住まいの千葉県北西部ではいまの4月中下旬の時季に防寒対策をせずに植えつけるとろくなことはない。気温も地温も低いから低温被害を受ける。菜園を始めたころはこれでよく失敗した。定植は5月GW明けまで待つことにしている。せっかちだからなんにつけても早めにするが、夏野菜の植えつけだけは過去によほど痛い目に遭って懲りたのか、早めは禁物とじっと待つ。


エシャレットを農家からいただいた。清酒のつまみとしてこれはいける。好物のひとつだ。口中をさっぱりさせてくれる。生のまま味噌をつけて食べる。それ以外の食べ方を知らない。昨夏に種球を用意していたのだが植えつけるのを忘れてしまった。それだけにありがたい。


      

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ナス、ピーマン、シシトウで辛みのきいた麻婆ナス

2019-07-05 | ナス

やれやれ終わったなと思うと同時に疲れを感じた。7月3日に経鼻挿入による内視鏡検査で食道・胃・十二指腸などの上部消化管を調べてもらった。

月給取り時代には毎年のように経口胃カメラを飲んできたのだが、この10年間は毎年レントゲン検査ばかりで、ひさしぶりの胃カメラである。10年ぶりの胃カメラとあって、それに初めての経鼻挿入だけに、待合室に入るとかなり緊張しているなと自分でもわかるほどで、あいかわらず気が小さい。

最近は経鼻挿入検査が主になりつつあるという。先に検査を受けた、見た目が後期高齢者の方は「まったく違和感がなく、すんなりと終わった」と平気な顔している。それでも覚悟してベッドの横たわった。記憶の限りでは経口挿入よりたしかに苦しさが軽減されてはいるが、やはり挿入時はそれなり苦しかった。はやく終わってほしいと、目の前のモニターに映る自分の胃の中を見ていた。

 

夏野菜が続々と取れる時季になった。前回記事のキュウリに続いて、インゲン、ナス、ピーマン、シシトウ、オクラを次々と食べるのに追われる。

冷蔵庫の野菜室は夏野菜であふれている。次々と入れるものだから、下にあるほうはしなびてしまっている。要は早く食べきること、と分かってはいるのだが追いつかない。

夏野菜を使ったおかずで、このところ気に入っているのが辛みが効いたもの。麻婆ナスや麻婆豆腐をよく自分で作れるようになった。夏は辛みが食欲を増進させる。繰り返し作っていると、ジジイにだってそれなりの味に仕上がるものである。

とにかく見た目は気にせずに、いろいろな野菜を混ぜて作る。こんかいも麻婆ナスを作ったが、ナスだけでなく、ピーマン、シシトウ、ニンジン、オクラを加えて炒めてしまうつもりであった。ところがナスとピーマンとニンジンだけでフライパンがいっぱいになってしまった。

テンメンジャンやトウバンジャンなどの中華調味料を使って、試行錯誤しては毎回微妙に違った味になる。味は辛みでごまかせるので、いずれもまずくはない。たまに配合がうまくいって、これはうまい!と感心してしまうほどの味に仕上がるときがある。しかしそのときの調味料の配分を記していないため再現できない。せっかくうまくできたのにと悔やむ。こんな繰り返しをしながら台所に立っている。

これでもかと野菜満載の麻婆ナス
 


      

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夏野菜の苗を買ってきたーナス、トマト、ピーマン、シシトウ

2019-04-14 | ナス

 
↑買ってきたセルトレイ4連結の苗
↓ひと回り大きなポリポットに植えかけて5月上旬に定植する

野菜は種から育てることを基本にしている。だがいまの時季に出回る夏野菜の苗だけは買う。苗をつくるための加温施設がないからで、買うほかないのである。一度だけ、炬燵を利用してそれらしきことに挑戦したのだが失敗した。

4月11日(木)にその夏野菜の苗を買ってきた。自転車で利根川を越えてとなりの茨城県のジョイフル本田へ。これまでの経験から、この日から夏野菜の苗が大量に売り場に並ぶはずだと。確かに当たりだった。つぎつぎと大型トラックが到着して、大量の苗が売り場に並んでいく。いいときに来たもんだと、目当てのナス、トマト(大玉)、トマト(ミニ)、ピーマン、シシトウの苗を買う。

買うのはいつも一番安い、セルトレイが4つ連結されたもので、各トレイに一株ずつ入っている。どれも値段は均一で税込み228円、一株あたり57円となる。ことしはトマトの大玉を8株から4株に減らした。

この4連結の苗は小さくて弱弱しい。このまますぐには植えつけない。その時季でもない。そこでひと手間掛ける。ひと回り大きいポリポットに植え替える。苗を大きく強く育て、気温が上がる5上旬まで待つ。トマトはそのころになると一番花が咲く。それを見てから植えつけている。

話は変わって、いま一番の心配事。昨晩、右脚の付け根に鋭い痛みが走った。またか。1月下旬に突然の激痛に七転八倒、その後は痛みがしだいに消えていまは鈍痛を感じるだけまでに快復している。治るまであと一歩かなと期待していただけにがっかりした。こういう状態だと4月には復帰するつもりでいた登山もあきらめざるを得ない。この先どうなるのかと悲観してしまう。自己流でリハビリをしてきたのだが、しっかりと医者に診てもらおうか、そんな気になっている。


          

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ナスとジャガイモの大量消費

2018-09-23 | ナス

菜園をやっているといちどに多く取れる。食べるのに追われる。宿命とはいえこれが厄介だ。食べる分だけ日々収穫できるのが理想だが、できるわけがない。そうなると大量に調理ができてかつ保存ができるおかずがないものかと考える。

知り合いの農家から秋ナスをいただいた。色合いからして青ナスとばかり思っていたのだが、白ナスだという。



ナスの大量消費でわたくしが思いつくのは「なす味噌」。なんとかの一つ覚えである。この夏はこればかり作っていた。それしかできないから今回もそうしようと思ったのだが、あまりにも脳がない。ほかにないかと、ネットで「ナス 大量消費」で検索。そのなかから「麻婆なす」を選んだ。はじめて作る。新メニューが一品増える。レシピを見ると麻婆豆腐と似たようなもので簡単にできるようだ。これにしよう。

使うナスは8本。長ナスだから一般的な千両2号より長くて大きい。すべてを麻婆なすにするには多すぎて鍋に入らない。半分は麻婆なすに、あと半分はなす味噌に。今回は新メニュー開発ということでいつものなす味噌は避けたかったのだが、やっぱりそうなったかと苦笑い。でも新メニューを一品でも増やすことができればこれ幸いである。

麻婆なすができて味見をした。どうも気に食わない。自分の好みの味ではない。なにが足りないのか。ほかのレシピをあらためて見直し、あらたに調味料を加えた。これで食えたものではない味になったにしても、自分が食うのだから安心してやれる。これがうまくいった。なんかしだいに勘がつかめてきたようだ。

最後に片栗粉を入れ、ラー油で自分の好みの辛さに整える。熱いご飯にのせて食べる。やはり麻婆豆腐の味だった。これはいい。気に入った。あとの一品はなす味噌。こちらは作り慣れている。

うまい具合にできたので気をよくした。さらに好物のポテサラを作ってしまった。ジャガイモの大量消費で自分にできるものはポテサラだけ。6月収穫のジャガイモが大量にあり、ここにきて芽が出てきた。早く食べるに越したことはない。これも鍋いっぱいに作ってしまった。



在庫を大量に減らすにしても、食べる量は限られている。調子に乗りすぎて作りすぎたか。


       
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