7月20日に土用干しスタート、今年の梅干しはわが家の白加賀を3キロ
梅雨が明けたとたんに猛烈な暑さ。暑さには強いと自認しているのだが、さすがにこの年になるとまいる。クーラーは苦手で使わない。夏は扇風機だけが頼り。しかしきのうはクーラーを「除湿」にして使ってみた。これならなんとか我慢できそうだ。
7月20日から梅干しの土用干しを始めた。この先4日間はときに夕立がありそうだがおおむね晴れの予報。これを見逃すといつになるからわからない。それっとばかりに始めた。
梅干しは2013年から漬けている。ことしで12回目、それだけに手際よく作業をすすめることができる。
<<6月22日に梅の塩漬けをすませた。
ことしの梅は、すべて我が家の庭の白加賀で間に合わせた。ほとんどが黒星病にかかっている。これまでの経験から、見た目が悪いだけで立派な梅干しになる。その黒星病の斑点も数年貯蔵していると気にならなくなる。
梅酢は2日後にはすぐに上がってきた。これが梅干しづくりのポイントだ。これを確認できれば土用干しまで放ったらかしでいい。
今年の梅は3キロ。
ひと回り大きめの竹ザルで済みそうだ。そこに塩漬けの梅を一つひとつ取り出して並べていく。この作業がいいんだな。穏やかな気分になれる。
7月上旬にかなりのストレスを抱えた。これを発散するには体を動かしてとにかく気分転換する。それでも今回は2週間たっても怒りがおさまらないほどだった。
初日の土用干しで気を付けたいことは、梅がザルにくっついて、無理にひっくり返すと皮が破れてしまうこと。干し始めて、2時間ぐらいたったら様子を見て、くっついてしまわないうちに一度裏返してやる。
くっつくのを防ぐ方法としてキッチンペーパーをザルに敷くという記事をネットで目にした。それぞれ工夫しているのがわかる。
我が家はいつものように。くっついてしまった梅を引きはがすと皮が破れる。どうするか。そのままにして翌朝まで待つ。朝は梅がしっとりと湿った状態になっているからすんなりと裏返すことができる。これも経験です。やっているうちに身につくもの。
実をやわらかくするため、初日に干した後にまた梅酢に戻すのがいいといわれる。わたくしのような暇な老人はそれをやるのだが・・・。やっぱりやりました。実際のところやわらかくなるのかどうなのか。
初日、梅はすべて破れることなく済んだ。真夏の太陽に当てることで、しだいにやわらかくなっていく。まいどのこと不思議としかいいようがない。
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