30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ジャガイモの種イモと芽出し

2019-02-25 | ジャガイモ


ジャガイモの種イモー男爵、メークイン、キタアカリが各1キロ

この1カ月、これほど脚の痛みに耐えた人生はない。今回の痛みを「これまでに経験したことがないようなが激痛」と書いたが、それがどの程度なのかは本人しかわからない。たまたま朝日新聞・生活欄の20日付「患者を生きる」を読むと、その患者の痛みは「想像を絶する激痛で、死んでしまうかと思ったほど」だったという。それがどれほどの痛みか。今回の激痛を経験したことで、「このまま死んでしまう」ほどの痛みがわかる気がする。でも想像しただけでぞっとする。

安静にしているのがいちばんだとわかる。痛みが消えていくのをただ待つだけである。そうと分かっていながらまたやってしまった。脚の痛みを我慢しながら自転車で遠出してジャガイモの種イモを買ってきた。やっぱりこれがいけなかった。無理したせいで翌日から痛みがかなりひどくなった。やめとけばよかったとなんとも悔いた。

種イモはいつも1月下旬に買い、浴光催芽して2月下旬から3月上旬に植えつけている。ことしは脚の痛みで2月下旬になっても外出できない。さすが焦ったのだろう。一大決心するみたいに自転車で買いに出かけた。この1カ月は運動をしていないから息が切れる。体力が落ちているのを実感する。

種イモはいつものように3種ー男爵、メークイン、キタアカリを各1キロー合わせて3キロ。昨年はこの3キロから54キロの収量があった。豊作といってよい。

3年ぐらい前から2期作をするようになった。年に2回、春作と秋作をする。半年ごとに収穫できるから、新鮮なものを食べらえるようになってきた。

春作は、植えつけ3月上旬、収穫は6月上旬、それから貯蔵する。11月ぐらいなると、芽が出てくる。芽かきをすれば問題なく食べられるのだが、皮に張りがなくなり、たるんでしなびてくる。見た目が悪い。春作のジャガイモの質が悪くなる年末に秋作が収穫できるようになり、年中新鮮ジャガイモが食べられるというわけである。

購入した種イモはすぐに浴光催芽をはじめる。家の中において日光を浴びさせ芽を出させる。芽が出たのを確認して植えつける。ことしは種イモの購入が遅れたから、植えつけもいくぶん遅くなる。

春作ジャガイモは、上記の3種の種イモ3キロで十分の収穫があるのだが、2期作品種のアンデスレッドとデジマも植えつける。この二つの収穫はあてにしない。秋作の種イモを取るために植えつける。この2品種は昨年12月に収穫したものでこの2月から浴光催芽を始めた。他品種に比べて休眠期間が短いとはいえ、それでも芽出しに時間がかかるだろうと思っていたら芽が出てきた。この調子なら3月初めに植えつけられる。

昨年12月に収穫したアンデスレッド(左)とデジマ(右)。種イモとして使うため浴光催芽を始めている。


     
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筑前煮をつくるためゴボウを買いに走る

2019-02-20 | サトイモ

老いの繰り言が続く。脚の痛みに眉間にしわを寄せる毎日。治るんだろうかとかなり弱気になっている。はっと気がついて、登山用のストックを室内で使っている。その姿を見るに、この1カ月で一気に3、4年も年をとってしまった気分になる。いまだに一進一退。快方に向かうとつい動いてしまう。これがいけない。すると翌日に痛みがひどくなる。横になっているほかない。いま本がいちばんの友になっている。

知人で、70歳にして結婚経験なしの独身、わたくしと同じ団塊の世代だから、このさきもたぶん独身で過ごすだろう。たまにメールのやりとりがあり、こんばんは筑前煮を作ったという。それに触発されてわたくしもつくることにした。かなり好物であるが自分でつくったことはない。煮物は全般、あまりに煮込まないでさっぱりと仕上げたのが好きである。

筑前煮には多くの食材を用意しなければならない。鶏もも、干し椎茸、コンニャク、レンコン、ニンジン、サトイモ、ゴボウ。菜園をやっているから自前の野菜でたいがいのおかずはできてしまう。普段買うのはもやしときのこ類ぐらいなもの。

ところが筑前煮をつくるには、菜園でつくっていない野菜が多くあり、買い出しに行かねばならない。レンコン、ゴボウ、干し椎茸、コンニャク。

この4つの中で自分が栽培できるのとすればゴボウになる。ところが30数年菜園をやっているが、とうとう作らないで今日に至っている。それでもゴボウは好きである。香りと食感がいい。要はおかずづくりであまり出番がないのが作らない理由かなと思う。

タイトルはそのときの気分で「ゴボウを買いに走る」としたが、いまの脚の状態でできるはずがない。スーパーまでカメのようにゆっくり歩くことはできないことはないと思うんだが、無理がたたって翌日の反動が怖い。自転車なら行ける。これだって痛みを我慢してのこと。そうした。やっぱり翌日にさらに痛みがひどくなった。

無理はしたものの、筑前煮のほうは思い通りにさっぱりと仕上がった。味だって自画自賛だが上出来である。こんなにうまくできるんだと素直に喜んだ。かなり腕が上がっているのがよくわかる一品となった。


     
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冬野菜を大食いできるレシピのまとめ

2019-02-14 | 冬ネギ

大量の冬ネギをどう食べるか。ポワロービネグレットソースを知って大助かり

脚の具合が思わしくなく、ウオーキングにも出られない。公園の梅は咲いているだろうにと、咲き始めた庭の白梅で我慢するしかない。すっかり引きこもり老人になった。一日も早くこの状態を脱しなければならいのだが。

この冬は、冬野菜を大食いできるレシピをさがしては作ってきた。大食いできるのも菜園をやっているおかげ。たまにスーパーで野菜の値段を見るたびに、大食いするのはお金がかかるもんだと思う。大食いするのは好きでやっているのではなく、作りすぎた野菜を無駄にしないよう、旬のうちにと無理して食べているようなものである、

その野菜を大食いするレシピを記録しておこう。夏野菜だってそうしておけばつぎの夏にはきっと役に立つはずだったのに、いつもながらつい忘れてしまう。レシピといっても定番のものばかりだが、初心者のジジイにはレシピを見ながら懸命に作ったものばかりだ。

料理のセンスがあればいいものだが、それはないと自認している。レシピをあたえられればその通りにつくることができて、気に入れば試行錯誤をしてさらに自分の好みの味に仕上げていくことだってできるまでになった。しかしみずから創作することは、これができない。ネットや料理本で主婦や“料理研究家”のレシピを見るたびに、うまいこと考えるもんだと感心してしまう。

昨年だったか、料理の家政婦の手並みをNHKプロフェッショナルで見た。訪問先の冷蔵庫にあるものでつぎつぎとおかずをつくっていく。さすがプロだなと感心して、口をあんぐりあけるほど見とれてしまった。見事だった。いまのわたくしには、どう逆立ちしても絶対にできない。なんの仕事もそうだが若いときの苦労がものをいう。

野菜を大量消費するには煮物がいちばんだというのがわかってきた。あたりまえよ言われてしまうが、経験していく中でいろいろ習得できるようになった。料理だって経験だなと思う。

ブログに載せてきたこの冬に作った大食いレシピのまとめ。こうして一覧にしてみると、初心者はこんなものだろうが、これからはもっと幅を広げないといけない。

1、ジャガイモ=肉じゃが、ポテサラ
1、ショウガ=酢ショウガ、炊き込みごはん
1、ニンジン=ひじき煮、肉じゃが、きんぴら、筑前煮
1、ブロッコリー=アーリオオーリオ、チーズ焼き
1、ハクサイ=豚バラ肉との重ね煮
1、カブ=みぞれ椀、スパゲティ
1、ダイコン=切り干し大根、豚バラ煮
1、ホウレンソウ=ソティ
1、冬ネギ=ポワロービネグレットソース
1、ジャガイモ=肉じゃが、ポテサラ

このなかで気に入り、常備菜となっているのがポテサラと冬ネギのポワロービネグレットソース。食べてしまうとすぐ大量に作り置きしている。

ポテサラは、ジャガイモの2期作が功を奏し、いまは秋ジャガのアンデスレッドとデジマでつくる。さすがに取れたてはうまい。

ことしの冬ネギは立派だ。太さはポワローに負けていない。これでポワロービネグレットソースをつくる。10本ぐらい抜いてきては一度につくる。酸っぱめに作って毎晩食べている。

冬野菜を無理して大量消費するなんて、なんとももったいないのだがしょうがない。冬野菜は終盤。そろそろ春に向かって腰を上げて準備していくのだが、冒頭述べたような体の具合だから、まったく手を付けていない。それでも来週ぐらいからすこしずつやらないとと考えている。


     
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サトイモは10月の収穫以来ほぼ毎日食べている

2019-02-10 | サトイモ

サトイモの中で一番の好物がこのヤツガシラ

激裂な痛みに襲われて七転八倒した話を前回、前々回と書いた。年をとると堪え性がなくなるというが、よくもあの痛みに耐えられたものである。痛みは軽減したもののいまだに痛みは消えない。まともに歩こうとすると痛みがぴりっと走るから、足を引きずりながら歩くしかなく不自由だ。一進一退。無理して歩くと翌日はひどくなる。安静にしてばかりいるとかえって固まってしまうのではないかと歩くのだが、これがどうもいけない。治るのだろうかと気弱になる。じっくり待つしかないのか。これができないから困る。

このブログを更新しようにも、どこかに痛みを抱えていると、あらたに書こうという意欲が起こらない。けさは調子がいいから1週間ぶりに書いている。

家庭に貯蔵保存している野菜がある。これらも大量にあるから早めに意識して食べないといけない。ぜんかいのショウガに続いてこんかいはサトイモ。

書くのが恥ずかしくなるのだが、サトイモは10月の半ばに収穫して以来ほぼ毎日食べている。冷蔵庫を開けると作り置きのサトイモがいつである。よくもまあ、あきないでよく食べるねと自分でも感心している。毎年こんな状態だ。貯蔵しているものを早く食べようという意識が背中を押していることもあるのだが、それだけでほぼ毎日食べられるものではない。要は好きなのである。サトイモだけでなく同じ根菜類のジャガイモもサツマイモもほぼ同じように毎日のように食べている。

サトイモはこのところ豊作が続き。家庭菜園にしてはつくりすぎもあってかなりの量になる。12月に入ると多くの知人に送って在庫を減らそうと努める。こうしないと、この先無駄にするだけと分かっているからである。

サトイモが大量に市場に出てくるのが12月中旬。おせち用である。年末に近くのスーパーを見るとヤツガシラ、タケノコイモ(京イモ)、小イモの土垂が主なものだ。年末は高い。ヤツガシラの約1キロものは千円を超す。しかし1月に入ると忽然と姿を消して、小イモの土垂だけが店頭に残る。

↓わたくしの十八番、ヤツガシラの煮っころがし


サトイモは正月だけといった印象がますますつよくなるのだが、わが家はそうはいかない。せっせと食べないといけないのである。5品種つくっていても、一番好きなのがヤツガシラ。この煮っころがしを毎日食べているというわけである。おかげで在庫はだいぶ減ってきた。2月中にはあらかた食べることができるのではないか。よくがんばりました。

3月に入ると今年のサトイモづくりがはじまる。種イモは防寒していま畑の地中に埋めてある。この種イモを取り出して芽出しを始める。ことしは植えつける種イモをいつもの三分の二にして収穫量を減らすつもりだ。“サトイモ長者”もこれでだいぶ楽になるだろう。


     
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ショウガは酢ショウガと炊き込みごはんで大量消費

2019-02-04 | ショウガ

前回記事の通り、一時は激烈な痛みに半身不随の状態に陥った。その後、しだいに痛みは和らいだ。それでも脚の付け根の痛みは残り身動きが不自由だ。この2週間は引きこもり老人となった。きのう、やっと自転車に乗れるようになった。それならと近くのスーパーまで歩いた。倍以上の時間がかかった。店内に入るとソファーにどさっと腰を下ろす始末。無理したか。帰りも歩かないといけない。でもいくぶんも痛みがひいた気がする。思い切って1週間ぶりに風呂に入り、軽くストレッチまでしてしまった。痛みがぶり返すかと心配しながらふとんに入った。けさのこと。まだ痛みは残ってはいるがだいぶ軽減して、階段だって登れるようになった。あと少しの辛抱かと期待してしまうほどだ。

今回の激痛にはさすがにまいった。心身ともに疲弊した。これぐらいで弱音を吐いてと自分を叱咤するものの、痛いものは痛いのである。だれだってもうごめんだというはずだ。

本題に入る。
いまが旬の冬野菜。どれも糖度がぐんと上がって甘い。じつに甘い。これらを残さないようにと、大食いのレシピをさがしてはたべてきた。おかげで畑を見渡すとかなり減ってきた。

家に貯蔵保存している野菜だってある。ショウガとサトイモ。これだって徐々に食べていかないと結局は無駄にしてしまうから意識して食べている。

まずはショウガ。昨年は豊作だった。大量に保存してある。寒さにかなり弱いから防寒が必要だ。これを怠ると腐る。発泡スチロールの箱に、湿ったもみ殻を入れ混ぜて保存している。

菜園歴33年にもなるというのに、ショウガの越冬は失敗続きで最後の難関だった。種ショウガを確保するには越冬させることが条件になる。失敗続きでは沽券にかかわるとばかりに、少しばかり本腰を入れた。これがうまくいった。やればできるのであるといいたいが、やる気だけでは成功しない。これまでの失敗があったからこその成功である。

大量に保存していても、ショウガを大量に消費する機会はない。ひとかけらもあれがこと足りる。それではいつまでたっても大量消費できない。そこで1カ月ぶりに酢ショウガをつくることにした。これは唯一知っている大量消費のレシピ。かみさんがたびたびつくっているから、作り方は見て知っている。

発泡スチロールの箱からショウガを取り出す。保存状態はいい。これなら無事に越冬できるなと安心する。腐っているかどうかを確かめるには、折ってみること。ぽきっ、ぽきっと軽快な音がすれば大丈夫だ。これが鈍い音で折れるようなら腐っている。こうなるとどうにもならない。捨てるしかない。

かなりの量を取り出した。もみ殻を洗い流す。次に泥を落とす。これが一番の手間になる。きれいになったショウガをいつもは包丁で細く切っていくのだが、こんかいはスライサーでやる。指先まで切ってしまわないようゴム手袋をはめたが、案の定、親指と人差し指の先っぽに穴をあけた。

さっと茹でて、天日に干す。乾いたら瓶に詰めて酢をドバドバと入れて冷蔵庫に。これで終わり。

酢ショウガはだいぶ長いこと保管できる。ゴールドブレンドの空き瓶に詰めた(冒頭の写真)。左から135㌘入りの瓶、120㌘の瓶はふたつ、右が80グラム入りの瓶。やっぱり作りすぎた。毎晩の燗酒のつまみに、スプーン2杯分を取り出しては食べている。

用意した空き瓶に入りきれなかった。だいぶ残った。これで炊き込みご飯にした。入れすぎたかなと思うくらいの量だ。これがぽかぽかと温まるごはんになった。時季にぴったりのご飯になった。


     
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いままでに経験したことがない激しい痛みに、生きた心地がしなかった

2019-02-01 | その他

地獄のような1週間だった。続けざま、体の2カ所が激しい痛みに襲われた。こんな痛みは生まれてはじめてのことだった。なぜ年をとってまでこんな痛い思いを経験しなければならないのかと耐えに耐えた。精も根も尽き果てた。体力も気力もすっかり萎えた。まるで操り人形が支えを失ったかのように、激痛に耐えかねて両肩を落として、うなだれている自分がいた。

23日の夜。右肩に激痛が走った。鋭いぴりぴりする痛みだ。肩の痛みは過去に何度も経験しているが、これまでにない耐えがたい激痛だった。日中ならすぐに医者に行くのだがあいにく夜中。ふとんの中で体の位置を変えていくらが痛みが軽減できる姿勢をさがすのだがどうにもならない。輾転反側、七転八倒しながら、一睡もできず、うんうんうなりながら夜が明けるのを待った。長かった。翌24日に痛みをこらえながら医者に行った。本音をいえば救急車を呼びたかった。「とにかく一刻も早くこの痛みを消してくれ」

これで終わらなかった。こんどは28日のこと。夕方から右脚の付け根が痛み出した。こちらも前者と同じ鋭い刺すような痛みだ。22日の痛みに劣らない、飛びあがるような痛みだった。ふとんに横になろうにも痛くてむずかしいほどで、少しでも足を動かそうものなら激痛が脳天まで貫く。針のふとんに寝かされているようで、痛みに耐えながら体を動かすことなく棒のようにじっとして耐えるほかなかった。24日に処方してもらった痛み止めの薬を飲むがまったく効かない。この激痛は29日の夕方まで続いた。生きた心地がしなかった。

それから…2月1日現在。
前者のほうは50肩。すっかり痛みが消えた。あの激痛が嘘みたいに。腕も上に真っすぐ伸ばせている。驚くべきV字回復だ。痛みが軽くなってもこれまでの経験からリハビリに時間がかかるものと覚悟していたのだがその心配もないようだ。50肩はこれまですくなからず経験してきたが、それにしてもこんかいの痛みは耐えがたいものだった。こりごりだ。

心配したのはむしろ後者だった。はじめての症状だっただけに、このまま歩けなくなったらとかなり弱気になった。医者は原因は分からないという。痛みはかなり消えたが、いまでも足を引きずるような歩き方となっている。自分では毎日ウオーキングをやりすぎたのが原因かなと。

身動きができずにふとんの中で横たわっていると、困るのはトイレ。ふとんから起きあがりトイレまで行くのがかなりつらい。寝室のドアを開けて7、8歩ぐらいでトイレなのだが、そこまでの歩行が苦痛だった。そこで尾籠な話になるのだが、1Lのペットボトルで尿瓶をつくった。痛いのをこらえながら作っている自分の姿は、なりふり構わずといった状態であったろう。この尿瓶がすぐ近くにあるだけでかなり安心ができた。

それに夜間の尿の量がどれくらいなのかも知ることができた。年寄りならだれもその傾向にあると思うのだが、数年前から頻尿気味で夜間に1、2回は尿意で起きる。就寝から起床までの間の尿の量は500mlから900ml。ふとんに長く寝てたり、寝る前に水分を多くとった日は、こんなにもと尿の量にびっくりする。

気を強く持とうにも、2回も激痛に襲われるとかなり落ち込んで暗澹たる気持ちになる。それでもここにきて痛みが弱くなってくると、気分はだいぶ上向きになってきた。一日も早く日常に戻りたいと願うばかりである。

このブログのテーマは菜園記録、たまに登山記録。年寄りの健康談義は避けてきたが、とうとう割り込んできてしまった。


2019年の読書
橋本治さんが亡くなった。70歳。わたくしと同じ年だ。そのことは50年前から知っていた。くしくも2018年野間文学賞受賞作の最新作「草薙の剣」を読み終えたばかりだった。
2019年1月の読書 
・草薙の剣(橋本治著・新潮社)
・監禁面接(ピエール ルメートル著・橘明美訳・文藝春秋)

⇒2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


     
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